はなちゃんのみそ汁 番外篇

亡き妻のブログ「早寝早起き玄米生活」アーカイブから

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三宅伸治さんとハイボールな夜

無茶振りは嫌よ ここは東京・吉祥寺。 三宅伸治さんに会いに行きました。 「いのちのうた」(12/3)で演奏する曲の確認です。 三宅さんと吉祥寺をふらふらと歩く(2022年10月24日) 打ち合わせは、メールでも良いのですが、これがなかなか簡単じゃない。いつ…

あなたの命に寄り添いたい

妻の涙 千恵が「いのちのうた」の舞台で、会場を見渡しながら、涙をポロポロとこぼした。 彼女は人前で涙を見せたことがなかった。 でもそれは、つらくて悲しい涙ではなく、心地よい涙だった。 語りを終えて前奏を弾き始めると、最後まで、しっかりと歌い切…

かっこいい大人たちが集合

高塔山ロックフェス 連日のライブ。 昨日は、「高塔山ロックフェス2022」(北九州市若松区)に行った。 (公式)高塔山ロックフェス 「高塔山でロックがしたい」 2004年、「シーナ&ロケッツ」の故シーナさんの言葉から始まったロックフェス。 今流行のジャ…

あなたの命はあなただけのものではありません

秋は何かと忙しい 昨夜、Public bar Bassic.であった「きばらしナイト」。 ※大阪のASAMIさん親子が主催する音楽イベント。 出演は、ウルフルケイスケさんとザ・ファックゲッツ。 僕はカメラマンとして参加した。 ギター演奏するウルフルケイスケさん(2022年…

親子でほめ合う朝の食卓

プレザーブスタイルのジャム 娘がブルーベリージャムを作ってくれた。 「それなら、明日の朝食はパンがいいね」 僕は、野菜やチーズ、粗挽きソーセージなどを用意して、 昨晩から今日の朝食を楽しみにしていた。 2022年10月21日 パンはいつもより厚く切った…

「ありがとう」しか言えません

ずっと、生きていてほしい 15年前の「いのちのうた」。 hanautaをサポートする予定だった千恵は、 いつの間にか、コンサートの中心人物になっていた。 打ち合わせをしていたわけではないが、 他の出演者たちが、そんな空気をつくってくれた。 僕は最初から最…

25年前にタイムスリップした夜

奇跡のような再会 天国の千恵が企画したのだろうか。 とても、不思議で愉快な夜だった。 昨日、大切な友人が、6年ぶりに訪ねて来てくれた。 韓国人のヨム・ウンジュさん。 今は、カナダ・バンクーバーに移住している。 25年前、福岡教育大に留学中だった彼女…

亡くなった人たちへの贈り物

鮎川誠さんの言葉 3年前の「いのちのうた」には「シーナ&ザ・ロケッツ」の鮎川誠さんに出演してもらった。「ユー・メイ・ドリーム」を歌う直前、鮎川さんが、こんな話をしてくれた。 シーナが天国にいって4年、今年で5年目。 でも、俺たちはシーナと一緒に旅…

がんと向き合う「3つの大切なこと」

「うるとまらん」は助けてくれない 4歳の頃の娘は「ウルトラマン」を「うるとまらん」と言ってました。 「お子様ランチ」は「おこさらまんち」。 「トウモロコシ」は「とうろもこし」。 「色鉛筆」は「エロえんぴつ」。 おっと、失礼。 調子に乗って、本題か…

さくらと吾郎

夫婦のユニット名 妻の闘病生活が新聞連載で紹介されたことは、以前、こちらのブログで書きました。 hanamisosoup.com 妻は、ブログのハンドルネーム「六本松さくら」で連載に登場。 まだ、実名での取材対応には、躊躇しておりました。 僕は今、ブログで実名…

東京でバズる

シリーズ累計100万部を突破 イケイケだったあの頃。 書籍編集者として、東京には何度も上京した。 ジュンク堂書店新宿店の書籍売り場(2007年10月12日) 後に、シリーズ累計100万部を突破した「食卓の向こう側」。 全国の新聞社でつくる出版協議会から講演を…

心が大人になる前に

「目撃者 f」動画配信スタート 昨年の「いのちのうた」で歌った『パパのうた』。 大人への階段を駆け上がる娘、脱サラで新しいステージに足を踏み入れた父。 僕たち父子家庭の「これまで」を歌ったような曲だった。 作詞・作曲は、友人のコヤナギシンジさん…

「喪失」と「悲嘆」を語り合う

吉田さんのおむすび ある出版社の企画で「喪失」と「悲嘆」を語り合う対談に参加した。 お相手は、故・佐藤初女さんの「森のイスキア」の活動を福岡で受け継いでいる吉田俊雄さんと紀美子さん。ご夫妻は、大学生だった次男を亡くされている。 「家庭を顧みな…

みなさんの人生に、幸あれ

助けられているのは僕たち家族です 千恵が亡くなった後、本を書いた。 それがドラマになり、映画化もされた。 全国の人たちから励ましの手紙やメールをいただいた。 千恵が遺した音楽イベント「いのちのうた」は毎年、続けている。 講演会場では、娘を抱きし…

心に残る「父の手料理」

ローストビーフとハヤの甘露煮 亡き妻千恵の両親は、長崎県大村市で精肉業と焼肉店を営んでいた。 義父が、牛肉の塊にじっくりと火を通したローストビーフは絶品だった。 僕の父も凝った料理が得意だった。 毎年夏は、はなを連れて山口県の川に出かけた。 そ…