はなちゃんのみそ汁 番外篇

亡き妻のブログ「早寝早起き玄米生活」アーカイブから

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病状が重くなるサインに気づかず

悔やんでも悔やみきれない 自分の体力のなさを笑い飛ばしているけれど、 恐らく、千恵の体から病状が重くなるサインが出ていたのではないだろうか。 それなのに、俺ってやつは。 残業や仕事の付き合いばかりで、彼女につきっきりではなかったように思う。 今…

8年間のがん闘病で、妻がどのように治療と向き合ったか

「中庸」を大切にした 今も、がん患者さんやその家族から「このまま抗がん剤を続けていいのか」「どうしたらいいのか分からない。教えてほしい」などの質問が届く。 藁をもつかむ思いなのだろう。 僕たち夫婦もそうだった。 ネット上では「自然療法に洗脳さ…

「母の日」の夜に

娘とねすたの料理 2人が夕食を作ってくれた。 「何もしなくていいからね」と言われたので、16時ごろからハイボールを飲んでいた。 料理が出来上がったころには、もう酔っ払い。 ママのことを話しながら、3人で食べた。 どれもこれも、全部うまかった。 2023…

「魔女の宅急便」を見た後の娘の行動

パパの力で解決できないときは・・・ きょう、元気がない娘。 食欲もなさそうで、とても心配。 何かあったの? と、聞いても答えてくれない。 パパが、どんなに頑張っても解決するような問題ではないらしい。 そんなときは、ママのブログ。 これを読んで、元…

幼い娘は死の意味を理解していたのか

郡山サロン 菊池医院(福島県郡山市)での講演は、持ち時間を20分もオーバーしてしまった。 講師としては失格。 だが、食い入るようにスクリーンを見つめ、一言も聞き逃すまいとする聴講者の姿勢が、僕をそうさせた。 最後に1人の女性から質問をいただいた。…

子どもの心のケアに取り組む小児科医

郡山市の菊池信太郎先生 ここは、福島県郡山市。 福岡から東京経由で東北新幹線に乗り、今、ホテルに到着。 今から、知り合いが院長をする病院で講演なのだ。 ※写真と文は関係ありません。 持ってきたのはパソコンと飲みかけのウイスキー ※講演前は飲んでま…

喪失からの再生

鮎川誠さんの特集番組 今年1月、すい臓がんで亡くなった鮎川誠さん。 4年前の「いのちのうた」には、ゲストとして出演してもらった。 忘れられないのは、「ユー・メイ・ドリーム」の演奏前に鮎川さんが語った言葉。 「大切な人を亡くした後、どう生きるか」…

弁当好きは、母親譲り

いつの間にやら、家事歴15年 「パパ、きょうは弁当2つ、よろしくね」 今朝は、ねすたの弁当も作った。 自分の分も含め、合計3つ。 あり合わせのものばかりだけど、卵焼きを作れば、なんとかなるところが素晴らしい。 残りのおかずは朝ごはんに。 朝の弁当作…

いつか娘が独り立ちしたときのために

許しておくれ 妻は娘に厳しかった。 お金の無駄遣いはさせなかったし、食べ物も厳選した。 パパと一緒にいたら、娘は遊具に乗り放題、飴もアイスも食べ放題。 妻の口癖は「信ちゃんばっかり、ずるい」。 バランス、バランス。 許しておくれ。 2007年3月9日 2…

娘が闘病中の妻に伝えた一言

「おっぱい、ちょきん」ってならないように しっかり食べて、しっかり寝て、いっぱい笑うこと。 体温が低くなったら要注意。 「おっぱい、ちょきん」ってならないように、ママとの約束、忘れないでね。 昨日、娘が「髪切ったよ〜」と送ってきてくれた写真。 …

娘が好きだった替え歌

今は歌えない昭和の名曲 僕らが小学生のころ、社会現象にもなった替え歌がある。 ジャッキー吉川とブルーコメッツの「ブルー・シャトウ」。 子どもたちは、みんな歌っていた。 ちびまる子ちゃんも歌っていた。 森トンカツ 泉ニンニク かコンニャク まれテン…

今夜は胃を休ませる

ピザと貝汁 中学の3年間、学校嫌いだった娘は、高校時代の親友に助けられた。 そのおかげで今がある。 パパがよく知っている娘の親友は4人。 そのうちの1人、ゆなちゃんが昨日、泊まりに来た。 料理を作る余裕がなく、夕食はウーバーイーツでピザを配達して…

「写真カフェ」のような場所に

大型連休に3組15人来店 ゴールデンウィークは、両親が営む古びた写真館が大賑わいだった。 5月3日午後、宮崎、福岡、愛知、神奈川から3組のご家族が来店。 計15人のお客様の撮影をさせてもらった。 父は89歳。高齢なので「ライティングの設定だけでいいよ」…

免疫力上げたい皆さまへ

B型自分の説明書 トイレの中で、妻の笑い声が聞こえてきて、不気味だった。 この本を読んでいたんだな。 古い本だが、今、読み返しても面白い。 現在は、文庫化されています。 先見の明 〜K野さんの予想当たり〜(2008年4月21日) 今年のホワイトデーに、K野…

妻が娘に遺してくれたもの

繊細な味覚 3歳までに培われた味覚が、人の一生の味覚傾向を左右すると言われている。 妻は、それが分かっていたのだろう。 娘が幼いころの食事には、気をつかっていた。 ケチャップやマヨネーズは素材本来の味を隠してしまうので封印。 茹でただけの野菜や…