はなちゃんのみそ汁 番外篇

亡き妻のブログ「早寝早起き玄米生活」アーカイブから

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2022-07-01から1ヶ月間の記事一覧

昔ながらの「普通のたまご」

鶏のエサに“着色料”を混ぜない 本来の卵の黄身は「濃いオレンジ」ではなく「レモンイエロー」。 15年前、そのことを教えてくれたのは、佐賀県の養鶏家、小野寺睦さんだった。 小野寺さんの卵の黄身は「レモンイエロー」。 くさみがなく、さらっとしていて、…

子離れできない親

僕が娘にしてあげられること いつも暮らしの真ん中に娘がいた。 魚釣りやアイガモの解体、シュノーケリングやスキーなど。 それらは、自分がやりたいというよりも、 娘の反応が見たかったのだ。 楽しんだり、驚いたりする娘の姿が見たかったのだ。 娘が成長…

今日まで遊んで、明日から頑張る!

遊びほーけております 昨日は、常福寺の堀田さんのプレジャーボートでウェイクボード。 ヨットハーバー芦屋で、今シーズン初滑りです。 ひゃっほー!!!! 今シーズン初滑り。気持ちいい〜(2022年7月28日) 遊びほーけております。 夏だからね!! 友人の…

やりたいと思ったら、即行動

講師として招かれることも 体調が良いときの妻は、料理の研究に熱心だった。 高取保育園など数カ所で学んだ。 玄米を中心とした自然食ばかりではない。 僕の友人で、フランス料理店を経営する福山剛シェフの料理講座にも通っていた。 やりたいと思ったら、即…

「おっぱい、ちょきんって切られたの? 」

親の心を見つめている 妻を亡くした後、幼かった娘に何度救われたことか。 自分を取り戻さなければ、と思った。 妻も幾度となく、娘の言動に力をもらった、とブログにつづっている。 子どもは、いつも、親の心を見つめている。 そして、やさしい。 そんなこ…

妻、熊本の名医に会いに行く

菊池養生園診療所 2007年7月10日、菊池養生園診療所(熊本県菊池市)の竹熊宜孝先生に会いに行った。 竹熊先生は、1975年から同診療所長を務め、医療と食と農を結ぶ「土からの医療」を推進してきた。「百姓医師」を自称し、医師として診療所で働きながら近く…

「絵本とスケッチブックがあればいい」

いつの間にか、字が書けるように 読み書きを学べるアップル製のパソコンソフトを娘に買ったことがあった。 烈火のごとく、妻に叱られた。 「はなには絵本とスケッチブックがあればいい。そういうものは目が悪くなるし、今は必要ない」 普段、何を言っても「…

浮気しちゃって、ごめんなさい

二日酔いの朝 昨夜、同郷の友人たちと飲んだ。 「結婚に興味がない男」と「息子を勘当した男」と「妻を亡くした男」の3人。 声をかければ、だいたい1時間以内に集合できるのが、俺たちの強みだ。 メニューは、広島お好み焼きで一致した。 それならば、鉄板焼…

目に浮かぶ 作り手の顔

何げない日常を記録 娘には感性豊かな人になってほしい。 食べ物の向こう側に思いを馳せられる人に。 「家の光」取材で(2012年10月14日) 以下、本日紹介する千恵のブログ。 幼い娘を真ん中に、笑いが絶えない食卓の風景が目に浮かぶ。 忘れてしまいがちな…

時代を先取り 料理を工夫

夏は枝豆しか勝たん 枝豆が旬を迎えた。 わが家の枝豆の食べ方はシンプルな塩ゆで。 口の中で広がる甘みと香り。 毎日食べても飽きない。 まずは、スーパーで枝つきの枝豆を買ってくる(←鮮度が重要)。 枝豆を枝から落とす。 このとき、さやの両端を切り落…

「お笑い」は病と向き合う意思表示

「負けてたまるか」 本日紹介する千恵のブログは、乳がん治療の話。 自分自身の備忘録。加えて、がん患者、その家族に向けた発信だったに違いない。 締めくくりは、お約束の笑いネタ。 ふざけているように感じる人もいるだろうが、 僕には、「負けてたまるか…

妻が託した夢かなわず

「ダンスがじょうずになりたい」 娘の趣味はダンス。 料理を作りながらダンスを踊り、試験勉強の息抜きにダンスを踊る。 日常がダンス。 「目の前に何万人いようが(そんな経験はないけど)緊張せずに踊れる」らしい。 福岡市役所前のイベントで飛び入り即興…

元気を分かち合えるブログに

家族で「目マン」 昨春の断捨離で、どうしても処分できなかった千恵のフード付きパーカー。 暇だったので、着てみた。 カメラめまん(パパ) ギターめまん(ママ) むすめまん(はな) 昨今のSNSは、誹謗中傷の雨あられ。 でも、このような使い方ならば、誰…

苦しいときこそ、ご飯とみそ汁

14年間の「子育て報告書」 残り少ない寿命を覚悟した千恵にとって、 幼い娘に、みそ汁作りを教えることは重要だった。 妻の墓前で祈る娘(2022年7月11日)※放送は7月13日 自分がいなくなった後、残された家族がどう生きるか、ということも、千恵にとっては重…

わたし、もう、疲れました・・・

わが家のラーメンどんぶり 福岡では知らない人がいないほど有名なラーメン店「元祖長浜屋」。 長浜ラーメン系ではもっとも古い。※「長浜家」は後発組 予備校「水城学園」に通っていた時代、随分お世話になった。 朝から、バリカタで替玉2回。青春の味だ。 ww…

大事にしたい 子どもの目線

けんぶち絵本の里大賞 2017年2月18日。 ここは、北海道の旭山動物園。 旭山動物園の白樺を背景に(2017年2月18日) 娘は幼い頃から、ペンギンが大好き。 旭山動物園で対面することができました。 旭山動物園の冬の風物詩「ペンギンの散歩」(2017年2月18日)…

娘の目に焼き付けたかった「自分が歌う姿」

「いのちのうた」に向けて練習再開 2007年春、闘病中の千恵が「私、歌いたい」と言った。 「食」と同じくらい大切にした「音楽」。 千恵は、自分が舞台で歌う姿を娘の目に焼き付けておきたかったのだ。 僕は、会場を押さえた。 第2回「いのちのうた」(2007…

「台所から社会を変えたい」

父と娘14年の歩み 昨日は、FBS福岡放送の番組「めんたいワイド」を見た人たちから、たくさんの感想やメッセージをいただきました。ありがとうございました。 ゆっくり、全てのメッセージに目を通します。 必ず返信しますので、少々お待ちください。 FBSの公…

ドキュメンタリー番組「はなちゃん大学生に 今亡き母と父との思い」

本日17時20分ごろ福岡放送で 約1カ月間の取材、撮影が終わった。 朝刊(7/13)テレビ欄に「はなちゃん大学生に 今亡き母と父との思い」。 本日、FBS福岡放送の情報番組「めんたいワイド」で放送される。 以下の画像は、撮影の風景。 枕崎水産加工業協同組合…

妻の命日にハイボールを飲みながら猛暑対策を考えてみた

「熱々の鉄板」のような墓石 昨日(7月11日)は、千恵の命日。 娘と墓参りに行ってきた。 例年ならば、梅雨の時期だが、千恵が眠る糸島市の墓地は真夏日の暑さ。 じっとしていても、汗が噴き出す。 墓石に水をかけると、あっという間に蒸発した。 まるで、「…

わが家のベランダ農園

朝のルーティン 午前5時半起床。 週の始まり月曜日は「弁当の日」。 1週間、がんばろ〜 夏だ〜 娘の玄米弁当作って〜 最近、雲仙ハムにハマって肉多め。酸性過多弁当。 ゆで卵に塩少々のひと手間が愛。 みそ汁盛りすぎ〜 昆布といりこの出汁。ナスとジャガイ…

「やっぱ、食事だね」

原点回帰 新しく開設したブログを書き始めて、まもなく4カ月がたつ。 毎朝、亡き妻千恵の過去ブログ(早寝早起き玄米生活)を読みながら書いているのだが、最近、わが家の食生活が変わり始めたことに気づいた。 原点回帰と言うべきか。 妻がブログに残したレ…

元総理との唯一の接点

明日は選挙、心に留めておきたいこと 長年勤めた会社を早期退職してまで製作に打ち込んだドキュメンタリー映画「弁当の日」。 その映画の製作費を広く集める仕組み「クラウドファンディング」で、安部元総理の妻昭恵さんが寄付をしてくれた。 同姓同名の別人…

はな先生の「かつお節削り」ワークショップ

「やってよかったね」 はな先生の『かつお節削り』ワークショップが、長崎県佐世保市の広田地区コミュニティセンターで開かれました。地元の市民グループ「たねまきこびと」の母親たちが、ドキュメンタリー映画「弁当の日」の自主上映会を企画。メンバーには…

つらい時こそ、笑いましょう

生き抜く力 15年前(2007年)、乳がんを発症したタレントの山田邦子さん。 いつの時代も、テレビタレントのがん告白は、衝撃的にニュースに取り上げられるものだが、邦ちゃんは、2020年には芸能人生活40年を迎え、今もYouTubeなどで元気な姿を見せてくれてい…

「目マン」大募集

遊び心のある大人 7月4日のブログ「ミッちゃんからの贈り物」を読んだ人たちから、たくさんのコメントをいただいた。その中で、1人だけ「目マン」に変身した人がいた。 届いた自撮りの画像を見て、噴き出してしまった。 フードの紐が涙のように見えるから「…

「じゃあ、おっぱいやめます」

食を通じた「生教育」を語る助産師 亡き妻千恵が大切にした「食べることは生きること」。 この言葉の意味を教えてくれたのは、福岡県行橋市の内田美智子先生だ。 食を通じた「生教育」の語り手でもある。 千恵は、内田先生を姉のように慕い、母のように頼り…

ミッちゃんからの贈り物(昨日の続き)

お笑いで免疫力アップ 昨日の続き。 千恵がパーカーを着てやってみたかったこと。 それは‥ 目マン(めまん) 清水ミチコさんが発表したパフォーマンス、というか瞬間芸のようなもの。 以下のような手順で、誰でもできる。 パーカーを着る ファスナーを閉じ、…

いとしのミッちゃん

スウェットのパーカー めったにモノを欲しがらない千恵が、すごく欲しがっていたモノがあった。 スウェットのパーカー(フード付きトレーナー)。 わかる人には、わかる。 ヒントはこの人(右から2人目)。 いのちのうたin熊本(2019年12月29日) 本日紹介す…

リンパ浮腫の腕を公開

ジャーナリストの本に影響 千恵は、千葉敦子さん(1940年ー1987年)の本を何冊も読んでいた。 千葉さんは、元新聞記者でジャーナリスト、ノンフィクションライター。 1981年に乳がん手術と乳房再建手術を受け、その後、再発。 死に至るまで、自らのがん闘病…