はなちゃんのみそ汁 番外篇

亡き妻のブログ「早寝早起き玄米生活」アーカイブから

                                               仕事の依頼・問い合わせ                                      

2023-01-01から1年間の記事一覧

涙から立ち直る方法

互いの命をたたえ合う 妻千恵の追悼コンサート「いのちのうた 第16章」を終えた。 コンサート翌朝は、起き上がることができなかった。 正直疲れた。事業としては、採算も合わない。 だが、僕にとって、これほど生きていることを実感できるイベントは他にない…

娘の即興ダンスを見て亡き妻を思う

打ち上げでセッション 妻の追悼コンサート「いのちのうた第16章 〜にぎやかな法事〜」の打ち上げには、出演者、スタッフら約30人が集まった。 ほとんどの人が、昼に差し入れのドーナツをつまんだだけ。 空きっ腹で酒を飲んだので、みんな酔いが回るのも早か…

にぎやかな法事

「今年が最後」のつもりで きょうは、妻の追悼コンサートです。 娘が反抗期であっても、親子関係が気まずい状況であっても、仕事がどんなに忙しくても、 この日だけは、何があっても、娘と力を合わせて頑張ります。 昨日は、サックスを練習しすぎて、唇の皮…

娘の彼氏とラーメンで快気祝い

ねすた復活祭 インフルエンザに感染し、寝込んでいた娘の彼氏、ねすたが回復。 hanamisosoup.com 福岡市・天神の焼き鳥店で快気祝いをした。 1週間ぶりに会った2人 うれしそうなねすた 少し痩せたようだが、食欲旺盛で一安心した。 焼き鳥を食べた後は、友人…

悲しみを癒やしてくれた山モミジ

あれから15年 2008年の秋に佐賀の陶芸家、川本太郎さんから譲ってもらった山モミジ。 悲しみを癒やしてくれた山モミジ。 わが家のバルコニーで、紅葉がピークを迎えた。 毎朝、水をあげた。 あれから15年も過ぎたのか。 山モミジ(2023年11月21日) 今日は良…

娘が泣きながら捨てたタバコ

大切な人のために生きる ダイニングテーブルの上にタバコが置かれてあった。 前日、わが家を訪れた友人のものだった。 タバコが置かれたテーブルで、娘が朝ごはんを食べ始めた。 その光景を見つめながら、僕は、15年前のある朝の食卓を思い出した。 わが家の…

妻の追悼コンサートまで、あと4日

みんなの命をたたえよう 三宅伸治さんの「たたえる歌」と「JUMP」を練習中の娘。 2023年11月19日 娘の彼氏、ねすたもコンサートに来てくれるかな(2023年11月19日) 皆様の来場をお待ちしています! ***************************…

ねすた、娘の見舞いを拒否

本当のやさしさとは 先日、娘の彼氏、ねすたがインフルエンザに感染した。 病院で処方してもらった薬を飲んでも熱が下がらず、相当きつそうだった。 娘がみそ汁を作って持って行く予定だったが、ねすたが、それを拒んだ。 娘に感染させてしまってはいけない…

彼氏の母親から届いた玄米をぬかまで無駄なく使い切る

考える時間も人生の一部 娘の彼氏、ねすたの母親から届いた会津産の新米。 それは、ありがたいことに玄米だった。 経緯はこちら↓ hanamisosoup.com コメは生鮮食品だ。 当然ながら、精米済みのコメは長期保存しておくと酸化する。 玄米ならば、その都度、精…

あんたが命懸けで産んだ娘やもんね

一泊二日の短い旅行だったけど 旅行は楽しい。 愛する人と一緒だったら、なおさら楽しい。 先日、思い出づくりに娘と旅した大分県・由布院温泉。 わずか、一泊二日の旅行だったが、「楽しい」「おいしい」「気持ちいい」よりも、 もっと有意義で、尊い時間を…

山の奥にある小さなカフェ

誰にでも寛容な場所 由布市湯布院町の温泉旅館「蔓蕩蒼(まとうそう)」をチェックアウトし、人気カフェなどが並ぶ「湯の坪街道」に車で向かう途中だった。 助手席の娘がつぶやいた。 「やっぱり、あそこがいいや」 「あそこって?」 「小学生のころ、パパが…

今秋、一番楽しかったこと

人生の楽園 親子で行った由布院温泉。 大分県由布市湯布院町に向かう途中、基山PAで(2023年11月9日) 由布岳を眺めながら、朝、温泉に浸かったこと。 由布岳を眺めながら、朝食をいただいたこと。 でも、やっぱり、これが最高やった。 ねすたは留守番。 *…

娘が由布院で撮った写真

ファッション誌のような雰囲気 由布院の温泉旅館で、娘が撮影した写真。 被写体は、チェックアウトする直前、部屋でノートに記帳をしているパパ。 人物にぐっと寄りたいところだが、 画面の半分以上を壁で埋めている。 色味、配置、角度、シャッターチャンス…

疲れた日の簡単レシピ

ごま塩豚うどん 時間がない。 疲れている。 台所に立ちたくない。 そんな日は、娘に教わった簡単レシピが役に立つ。 ごま塩豚うどん レシピはこちら↓ ameblo.jp マジでうまいです。 おそるべし、冷凍うどん。 松原正商店 博多 ごぼう天うどん 2人前 お試しセ…

姿かたちは見えなくても

羅針盤を手にする 生きる意味が分からなくなった独身時代、「もう死のう」と考えていたとき、 会社のK先輩から「お前を必要としている人がいる。人生の羅針盤をしっかり定めて生きろ」と怒られた。 妻が他界した後、「やっぱり無理だ」と自暴自棄になって、…

娘の声が聞こえてきそうな写真

撮影は高校3年生 写真を見て驚いた。 撮影したのは、先日、わが家を訪れた堀田家の長男光空(こうく)。高校3年生。高校では、写真部の部長を務めている。 被写体は、バーベキューコンロの前に立っている娘と彼氏のねすた。 構図、露出はどんぴしゃ。 僕がす…

老後は「子の七光り」で

娘の得意料理 娘から「ブログを投稿したよ」とLINEで連絡があった。 開設直後は「忙しいから、なかなか書けない」なんて言ってたけど、 今のところ、週4回ぐらいのペースだ。 順調、順調。 今日のタイトルは「得意料理」。 いいねえ。 パパは、はなちゃんの…

バーベキューの準備中、パパの大失態

娘にLINEを送ったつもりが・・・ 大失態からスタートしたバーベキューだった。 3日夜、常福寺(北九州市若松区)の住職、堀田顕英さんからLINEが届いた。 堀田さんは、ひと回り年下の友人。僕が4年前に始めたウェイクボードの師匠でもある。 LINEは、家族で…

娘は彼氏に尽くすタイプ

カルボナーラとカップ焼きそば 昨夜、3週連続の下関市での仕事を終え、自宅に戻ると、娘が夕食を作っていた。 献立は、カルボナーラ。娘の得意料理だ。 昼食が遅かったため、娘には事前に「いらんよ」と伝えていた。 当然、パパのカルボナーラはない。 うま…

漫画「処分できなかった亡き妻のメモ紙」

手書きの力 「もー。かっこ悪いやん。そげんところに貼らんでよ」 と、本人は言っているような気もするのだが、捨てられんから、しゃーないやろ。 千恵の服や本などは、ほとんど処分したのだが、このメモ紙だけは、どうしても捨てられない。 手書きの力だろ…

あるもので作る“大学生のお弁当”

残り野菜で、なんとかなる 娘の彼氏のねすたは東京都墨田区育ちの下町っ子。 得意料理は、もんじゃ焼き。 もんじゃの具材は、なんでもいい。 冷蔵庫の中の使いかけの野菜や豚肉、少しの小麦粉と調味料があれば、なんとかなる。 あるもので作る。 できたもの…

わが家の「みそ開き」に娘の彼氏が初参加

「はなちゃんのみそ」2023年版完成 今朝のみそ汁はレンコンたっぷり。 柚子胡椒を入れていただいた。 最高。汗がじわっと出た(2023年11月1日) さて。 11月1日は、毎年恒例の「みそ開き」。 7月末に仕込んで約3カ月。ばっちり発酵しているはず。 ふたを取る…

ダンスの夜、3人で打ち上げ

特大ハンバーガーにかぶりつく 娘が出演したダンス発表会の会場には、彼氏のねすたも駆けつけた。 大学のレポート提出の締め切りに追われていたが、娘の出番にぎりぎり間に合った。 hanamisosoup.com その夜、娘の発案で、3人でご飯を食べよう、ということに…

ダンスをするように生きてほしい

「やりたい」に身を任せて生きる すばらしかった。 娘のダンスに感動した。 親ばかでごめんなさい。 2023年10月29日 youtu.be 小学4年生から始めたダンス。 ジャズからスタートして、ヒップホップ、K-POP、アフリカン、ジャズヒップホップ、時々ロックも踊る…

娘がダンス会場に出かけた後・・・

娘はダンス、彼氏は勉強 本日は、ダンスの発表会。 夕方、久しぶりに娘のステージを見に行く。 娘のチームは、大学生、社会人が中心なので、練習は深夜。 帰宅は午前4時を過ぎることもあった。 2023 RMNTC RECITAL TOP | Romantic Cities Marlu NUMBER JAZZ …

「食う寝る出す」は人生の三大要素

大切なことはユーモアを交えて 闘病中の妻のモットーは「大切なことはユーモアを交えて伝える」ことだった。 亡くなる91歳まで若さを保ち、自身の栄養学を実証した川島四郎先生の名著「食べ物さん、ありがとう」(朝日文庫)。妻は、この本からその極意を学…

娘がパパに作ってくれた今日の弁当

手際よく10分で完成 朝、娘は忙しい。 大学生は身支度に時間がかかる。 化粧と髪のセットで40分。 でも、自分の弁当作りに要する時間は10分。 幼いころから、ママが台所に立たせてくれたおかげやね。 今日は、パパの弁当も作ってくれた。 おいしかった。 ラ…

お手本は父母の生き方

行き着くところは「身土不二」 10月26日は母の誕生日。 仕事を後回しにして、福岡県宮若市の実家に帰った。 夜、祝いの料理を食卓に並べて、ノンアルコールビールで乾杯した。 母は84歳になった。 持病なし。血圧安定。よくしゃべり、よく笑う。 父は89歳。 …

処分できなかった亡き妻のメモ紙

最新機種のインターホンを設置 娘が生まれた年に購入した自宅マンション。 20年も経つと、至るところにガタがくる。 洗面所の電気はついたり消えたり。 蛇口は閉めてもポタポタと水が止まらない。 風呂とトイレも当時は最新式だったが、すっかり古びてしまっ…

彼氏の母親から驚きの贈り物

会津の玄米30キロ びっくりした。 東京から宅配便でコメが30キロも届いたのだ。 娘の彼氏ねすたの母親からだった。 ねすたを通じて、LINEで母親からのメッセージも送られてきた。 どうやら最近、わが子が交際をしていることを知ったらしい。 ねすた(左)と…