はなちゃんのみそ汁 番外篇

亡き妻のブログ「早寝早起き玄米生活」アーカイブから

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食-料理

誰が、ペ・ヨンジュンやねん

耳くそに埋もれる リビングで耳かきをしていたら、すごく気持ちよくて。 なぜか、 どんどんどんどんどんどん、 耳くそが出てきて。 アルバイトから帰ってきた娘が「パパ、どうしちゃったの」と驚いて。 隠しても隠しても、隠し切れないほど、 出てきて。 最…

あれから一度も食べてない

白魚の踊り食い 毎春、家族3人で白魚(しろうお)を出してくれる飲食店に行った。 白魚を食べない千恵が、なぜか、いつも注文していた。 白魚の踊り食いは、福岡の春の訪れを告げる料理だ。 寒さは、がんの大敵。 家族で白魚を見つめながら、これから暖かく…

駅前から、ちょっと離れた店がいい

穴場を見つける法則 20日は新潟で講演(JA新潟県女性組織協議会主催)。 前日入りし、主催者から指定されていたホテルの地下一階の和食ダイニングに向かった。 店内は、真っ暗だった。 フロントに尋ねると、「本日は定休日です」。 やっちまった。 一日間違…

食は人をつなぎ、幸せにする

親子3世代でタケノコ掘り 久しぶりに、僕も娘も何も予定がない土曜日。 ならば、「ばあばと一緒にタケノコ掘りに行こう」ということになった。 こうして、親子3世代でタケノコ掘りをするなんて、この先何度もできることではない。 東京生まれ、東京育ちのネ…

やっと、春がきた。

ツクシの卵とじ 母が冷凍庫に取り置きしてくれていたツクシ。 解凍して、卵とじにして食べた。 ほろ苦うまかった。 やっと、春がきた。 2023年 下処理をしたツクシをゆでる。 あく抜きをしたツクシをごま油で炒める。 だし汁、砂糖、みりん、日本酒、しょう…

妻との暮らしを語ることができる喜び

返礼は和風チャンポン ある青年が彼岸のお参りに来てくれた。 お供えの菓子を持参で。 彼は19歳。 時々、わが家を訪れる。 このブログを毎日欠かさず読んでくれているそうだ。 供え物のお菓子(2023年3月22日) 青年は千恵とは会ったことがない。 でも、彼は…

忘れることやらできるもんかい

ぼたもち きょうは、彼岸の中日。 年に一度しか作らんけん、なかなか上手にならん。 見かけは悪いけど、うまいはず。 2023年3月21日 あんた、ぼたもちが好きやったもんね。 たくさん、食べておくれ。 2023年3月21日 忘れとらんばい。 忘れることやらできるも…

何もないけど、乾杯。

親子でハイボールが飲める幸せ 「乾杯って、いいよね」 「毎日、乾杯できるといいね」 娘と2人の夕食。一緒に飲んだハイボール。 アラビアータもうまかった(自画自賛)。 2023年3月18日 昨日、新しい動画がYouTubeにアップされました。 日本テレビ「NNNドキ…

娘の逆サプライズ

チューリップと手紙 まさかの逆サプライズだった。 娘の20歳のバースデーは、恒例のイタリア料理店「テシマ」。 僕は、娘に内緒でウクレレを持参し、お祝いの曲をプレゼントするつもりだった。 演奏する直前だった。 娘が袋を持って、僕の目の前に歩み寄って…

あんこ玉をそのまま食べる人

経験って大事 春のお彼岸は、ぼたもちを作ろう。 ぼたもちは、春に咲く花である「牡丹」が由来。 「牡丹餅」と書いて「ぼたもち」と読む。 秋のお彼岸は「おはぎ」。 こちらは、秋に咲く花である「萩」が由来。 こしあん(春)、つぶあん(秋)、大きさ、形…

ちゃんとしたパンツ

娘の成人のお祝いに イタリア料理店「テシマ」(福岡市南区大橋)のマダム、のりりんが、娘の成人のお祝いに下着を買ってくれた。 「ちゃんとした下着」らしい。 男親にはわからない。 僕が「そんなん、何でもよかやろうもん」とつぶやいたら、娘に言い返さ…

3人で過ごす節分の夜

パパのものまね 今年の恵方巻きは、卵焼きと穴子。 焼き餃子とポテトサラダも作った。 「すし宗」の恵方巻き(2023年2月3日) お腹いっぱい食べて、落ち着いたところで、ネスタ(娘の彼氏)がひと言。 「あ〜食いすぎた〜」 娘が噴き出して笑った。 意味がよ…

ひとりの夜は、卵かけご飯

オリーブオイルでおいしさ倍増 ひとりの夜は、卵かけご飯。 常温に戻した卵を割り、中さじ2杯のしょうゆを入れて溶く。 これを炊き立ての熱々のご飯にかけて、手早くかき混ぜる。 そこに、オリーブオイルをほんの少し垂らすと、生卵独特のにおいが和らぐ。 …

新年会に誘われて

明日から走ろう 昨夜は、焼き肉店「アンジュ」で新年会。 娘のアルバイト先(すし宗)の集まりだったが、大将から「お父さんも来ませんか」とお誘いを受け、関係ないのに参加した。 絶妙なタイミング。 実は、前日からホルモンが食べたくて仕方がなかったの…

居心地の良い店

今度は娘と・・・ 通夜に参列した帰り道。 ちょっと飲みたい気分になり、隣にいた友人を誘ってみた。 「せっかくだから、一杯行こうか」 何が「せっかく」なのかわからないが、このまま家には帰りたくなかった。 タクシーの運転手に「美野島のサニーの前まで…

パパの同級生(昨日のブログ「娘の彼氏」の続き)

僕が誘い出されたもうひとつの理由 まずは前置き。娘の彼氏。 hanamisosoup.com ネスタのアルバイト先での食事を言い出したのは、僕ではない。 高校の同級生、靖史の誘いだった。 靖史とネスタは、わが家で一度会っていた。 「内緒で店に行ってみようや。あ…

ネタ探しの夜

娘のアルバイト先「すし宗」 昨年末から映画「弁当の日」に出演した子どもたちの3年後を取材している。 年が明けると、今度は動画の整理と編集作業。 ここ数日間、ずっと、パソコンの前に座りっぱなしだったから、ブログのネタがない。 ネタ探しに、昨夜は娘…

あの人に会えた忘年会

気さくで男前な松井アナ 年の瀬と言うには、ちょっと早い12月10日。 高校の同級生、先輩らで忘年会を計画し、鉄板焼き「童童(わらべ)」で飲んだ。 このメンバーはいかん。 羽目を外すのは容易に想像できたが、やっぱり痛飲してしまった。 お好み焼きを食べ…

みそ汁との組み合わせが最強の食材

冬は根菜をたっぷり 7月末に仕込んだみそが出来上がった。 甕のふたを開けると、みその香りが部屋中に漂う。 冬は根菜類をたっぷり。 レンコン、ゴボウは、体を温める効果の高い食材。 みそ汁との組み合わせは最強だ。 これに少しの豚肉を加えれば、旨みと栄…

三宅伸治さんとハイボールな夜

無茶振りは嫌よ ここは東京・吉祥寺。 三宅伸治さんに会いに行きました。 「いのちのうた」(12/3)で演奏する曲の確認です。 三宅さんと吉祥寺をふらふらと歩く(2022年10月24日) 打ち合わせは、メールでも良いのですが、これがなかなか簡単じゃない。いつ…

かっこいい大人たちが集合

高塔山ロックフェス 連日のライブ。 昨日は、「高塔山ロックフェス2022」(北九州市若松区)に行った。 (公式)高塔山ロックフェス 「高塔山でロックがしたい」 2004年、「シーナ&ロケッツ」の故シーナさんの言葉から始まったロックフェス。 今流行のジャ…

心に残る「父の手料理」

ローストビーフとハヤの甘露煮 亡き妻千恵の両親は、長崎県大村市で精肉業と焼肉店を営んでいた。 義父が、牛肉の塊にじっくりと火を通したローストビーフは絶品だった。 僕の父も凝った料理が得意だった。 毎年夏は、はなを連れて山口県の川に出かけた。 そ…

天気と食は西から変わる

10年先を走る料理家 千恵は、念願かなって、ホールフードの提唱者、タカコ ナカムラさんに会えた。 本当にうれしそうだった。 導いてくれたのは、当時、書籍の編集で僕と付き合いのあった「大地といのちの会」の吉田俊道さん。千恵の生まれ故郷長崎県大村市…

はなちゃんのアジフライ定食

おいしい顔ってどんな顔? 昔、そんなCMソングがあった。 1980年代、雪印のネオソフト。 大きなパンにかぶりつく子どもの笑顔がかわいかった。 さて、 今回は、おじさんの「おいしい顔」。 見苦しいので、遠慮なくスルーしてください。 はなパパの「おいしい…

夏の終わりの「お寺キャンプ」

最後はサプライズ 台風11号の影響で、1泊2日のウェイクボード合宿が中止になった。 娘が誘った友人は、アルバイトを休んで空けた2日間。 「夏の終わりを別の形で楽しみたいね」 あきらめきれない僕たちは、宿泊する予定だった常福寺(北九州市若松区)に向か…

寿司屋で働く娘に会いに行く

六本松の「すし宗」 昨夜は、娘のアルバイト先で食事をした。 福岡市中央区六本松の「すし宗」。 妻が亡くなった後、5歳の娘を連れて、ふらっと入った近所の店。 以来、大将の宗さんとは、ずっと付き合いが続く。 今春、「和食の店で接客を勉強したい」とい…

里芋に秋の足音

山形で「みそ汁教室」 コロナの前は年に一度、親子で山形県白鷹町を訪問した。 娘は、小学生たちにみそ汁の作り方を教えた。 子どもたちに豆腐の切り方を教える(2018年7月22日) はなちゃんのみそ汁教室。 かつお節を削る(2018年7月22日) 「みそ汁教室」…

おにぎりいろいろ

レシピ本の妄想膨らむ 娘が小学生の頃、「何が食べたい?」と聞くと、いつも返事は「おにぎり」。 おかげで、パパは冷蔵庫の残り物で幾種ものアレンジおにぎりを作れるようになった。 ボリューム満点。娘作「肉巻きおにぎり」(2015年2月27日) 娘も、自分で…

妻の執念、娘の“財産”

継続は力なり どんなに些細なことであっても、 継続したこと、行動したことが結果につながると達成感がある。 お金では買えない価値がある。 もし、それが誰かに喜んでもらえたり、世の中のためになるなら、これほどの幸せはない。 気持ちいい。楽しい。 そ…

やりたいと思ったら、即行動

講師として招かれることも 体調が良いときの妻は、料理の研究に熱心だった。 高取保育園など数カ所で学んだ。 玄米を中心とした自然食ばかりではない。 僕の友人で、フランス料理店を経営する福山剛シェフの料理講座にも通っていた。 やりたいと思ったら、即…