はなちゃんのみそ汁 番外篇

亡き妻のブログ「早寝早起き玄米生活」アーカイブから

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本物のみそ

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作り出したらやめられない

2004年7月、娘が通っていた高取保育園で、初めてのみそ作りを体験した。

今年も作る。18年目になる。

手作りのみそはうまい。

一度、みそ作りを体験したら、やめられなくなってしまう。

長崎県波佐見町の窯元で、はなが描いたイラストを絵付けしたみそがめまで作ってしまった。

保育園でも毎年作るが、2018年からは山形県白鷹町の「すずき味噌店」で、

大量のみそを仕込むようになった。

60キロ、100キロ‥と年々、その量は増え続けている。

自分たちだけではとても消費できる量ではない。

そこで、専用のみそ容器を手配し、知り合いに分けることにした。

喜んでくれるのがうれしい。

みそ汁のある食卓が増え、みんなが健康になってくれたら、もっとうれしい。

 

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長崎県波佐見町の「工房紫明」で作ったみそがめ(左側の白2つ)

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遊び心たっぷりのみそ容器。イラストは漫画家の魚戸おさむさん作

 

以下、千恵の日記です。

 

本物のみそ(2006年12月11日)

 

今年もみそをかめいっぱいに仕込んだ。

7月末に仕込んで3カ月。出来は上々。
毎日みそ汁となり、わが家の食卓に登場している。

家はマンションだけど、北側の部屋に丸3カ月間押し込んだまま。
放ったらかしで出来上がるなんて、なんておりこうさんなんだろう。

みそは、昔から日本人が食べてきた発酵食品の代表だ。
みそを食べていれば、ヨーグルトなんて食べなくても、お腹の中は善玉菌でいっぱいになる。

でも今は、本物のみそを探す方が難しい。
様々な添加物が大量に加えられた偽物のみその方がスーパーの棚に数多く並んでいるからだ。
いや、みそに限らない。しょうゆ、酢、塩にまで、添加物は入っている。
添加物が入っていない「本物」を探すのは、一苦労。

そんな理由もあり、2年ほど前からみそを作り始めた。

家族3人で麹と大豆の塊をもみ、丸めてだんご状にする。
かめに、その麹だんごを放り込んで蓋を閉める。そして3カ月待つだけ。
たったそれだけで、体と心においしい調味料が完成するのだ。


食材が新鮮で有機の物だったとしても、調味料が偽物だったら、台無しだ。
やはり、食材も調味料も、体に入るものは「本物」を選ぶ。

それが、今からの私たちに必要な「生きる力」ではないだろうか。
 

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高取保育園でみそ作りを初めて体験した千恵とはな(2004年7月)

矢野きよ実さんの上出来ラジオに親子で出演しました。3月20日放送(1回目)。

 

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