今日のコラムは娘が担当
小さな子どもと一緒に作る料理の代表格といえば餃子。
妻も娘と一緒に作っていました。
本日の前振りコラムは、娘が担当。
妻が教えた具とは、ちょっと違いますが、当時を思い出しながら書いてくれました。
経験が台所に立つ原動力
食を通じて子育てをしたいのですが、包丁を使わせるのが怖い。どんな料理を教えればいいのでしょうか―。4歳の子を持つお母さんから、こんな相談をいただきました。格好の料理があります。私が幼い頃、親子3人で作った羽根つき餃子です。
わが家の餃子の具は、豚ひき肉とキャベツ、ニラの組み合わせ。これに調味料を加え、手で練ります。母が作ってくれた具を皮で包むのが私の役目。団子になったり、皮が破れたりの連続でしたが、「自分で包んだ」という達成感は今も忘れられません。
「焼き」は父が担当。フライパンに水を入れて蒸し焼きにすると、生地が水蒸気で加熱されてモチッと、中の具はジューシーになります。仕上げに水で溶いた小麦粉を回し入れ、強火で水分を飛ばせば、パリッとおいしい羽根つき餃子の完成です。
まずは、お子さんに包み方から教えてみてください。失敗しても最後までやり遂げることが大切です。私もそうでしたが、形の悪い餃子を大人たちが全部食べてくれたときの感激はひとしお。その経験はきっと、台所に立つ原動力になるはずです。(安武はな)
以下、千恵のブログ。4歳の娘と一緒に餃子を作りました。
厚揚げのベジ餃子(2007年4月21日)
タカコナカムラさんの本を読んでいたら、久しぶりに餃子が作りたくなりました。
タカコさんのレシピ名は「ロースト厚揚げのベジ餃子」
野菜だけなのに、コクもあり、本当においしかったので紹介します。
冷蔵庫を見たら、レシピ通りの材料がなかったので、私のアレンジバージョンです。
タカコさん、すみません。
餃子 30個分
厚揚げ 2枚
タマネギ 4分の1個
長ネギ 4分の1本
ニンジン 3分の1本
シイタケ 3枚(石づきも)
春菊 ひとつかみ(タカコさんのレシピは、セロリ4分の1本と白菜2枚が入ります。それがなかったので、春菊で代用)。
厚揚げをフライパンで軽く焦げ目がつくまで焼きます。
厚揚げを焼き終わったら、同じフライパンで春菊を蒸し煮に。小さじ1杯分の水を入れ、蓋をします。1分待てば、しんなりとなります。
春菊を冷ましてぎゅうっと絞り、細かく刻む。
タマネギ、シイタケ、ニンジン、長ネギもみじん切りに。
シイタケの石づき、長ネギのヒゲ根、ニンジンの頭も入れてます。マクロビは、無駄がなく、生ごみも出ないところが好き。「大地といのちの会」の吉田俊道さんいわく、「ヒゲ根、皮などの生長点が栄養の山。そこを食べずして、どこを食べる」。ネギ類のひげ根は、かき揚げや素揚げにしてもおいしいです。
そうして、全てをみじん切りにしたものを混ぜます。
手でこね合わせる。
そこに、醤油大さじ2分の1、ごま油大さじ1、料理酒大さじ2分の1、塩小さじ1、先日のジャージャー麺のときに作ったS0Y味噌大さじ1を加え、よく混ぜます。
そうして、餃子の皮に包むと。
形が違うのは、ムスメ作。
もちろん、タネが残りますので、残りのタネは翌日のハンバーグに(これもムスメ作)。
ハンバーグにするには、ちょっとゆるいので、つなぎに高野豆腐を一枚砕いて入れました。
パン粉や小麦粉を代用してもいいと思います。
喜んで作ってくれます。粘土と同じ感覚なんでしょうね。
そうして、できあがったのが。
わが家のベジ餃子。
私が一口50回かんで食べている間に、ムスメ9個も完食。
3個しか食べられんかった(; ;)
「肉使わなくても、こんなにおいしいんだね」
旦那は感激。
タカコさんに感謝。