喪失と悲嘆を語り合うワークショップ
昨夜、以前勤めていた会社の同僚と飲みました。
お店は、福岡市博多区住吉3丁目の「酒場 それなり」。
初めての訪問だったのですが、驚きました。
女将さんの料理が何を食べても絶品なのです。
料理はすべて小ぶり。手作り焼売は小籠包のような味わい。揚げ手羽は山椒がとても良い仕事をしていました。珍しい「サメ軟骨の梅肉和え」は、ハイボールが何杯でもいける。
どの料理もひと手間かけてあって、いちいち、唸りながらいただきました。
「酒場 それなり」という屋号も素敵です。
料理の写真を撮り忘れたことが残念です。
最後は、人気の「あんかけ卵かけご飯」で締めたかったのですが、
近くのラーメン店「博多だるま総本店」にどうしても寄りたくて我慢。
「卵かけ」の欲望には負けず、なんとか乗り越えられました。
しかし、「だるま」の野生的な豚骨スープには理性を抑えることができず、勢い余って替え玉を注文したため、明朝4時すぎ、苦しい目に遭ってしまいました。
羽目を外すと、やっぱりいけません。
さて。
今日は、語り合いイベントへのお誘いです。
ある女性から、拙著「はなちゃんのみそ汁 青春篇」の感想文をいただきました。
以下、その内容の一部です。
死んでしまった人と、どんなふうに生きるか。
みんなそれぞれですが、この本にはそのしあわせが描かれています。
わたしは、夫の残した着物端切れを自分で帯にしてみたら、それが面白かったです。
身に着けることで、生まれる効果もありました。
悲しみは悲しみのままで、頭も変なままですが、それでも生きていくのだから、と改めて思いました。
ふと、ひらめきました。
「喪失からの再生」をテーマに語り合いのワークショップができないだろうか。悲しみを吐露することで、そこから明るい未来の暮らしが描けないだろうか、と。
2011年から4年間、僕は「ニュースカフェ」という場づくりに取り込んだことがありました。そのときの語り合いを主としたワークショップを思い出したのです。
さっそく、当時、「ニュースカフェ」でファシリテーターを務めてくれた津屋崎ブランチの山口覚さんに進行役を依頼。山口さんから快諾をいただいたので、自宅近くの六本松蔦屋書店にイベント開催を打診したという流れです。
図々しくも、持ち込み企画なのです(笑)
前置きが長くなりました。
イベント概要は、以下の通りです。
語り合いの場「大切な人を亡くした後、あなたはどう生きますか」を開催します。
「ニュースカフェ」にかかわってくれた人たちとの再会も果たせるかもしれませんね。もし、懐かしい顔ぶれが集まったときには、ニュースカフェ同窓会をやりましょう。
締めは「だるま」のラーメンで(笑)
本日、千恵のブログ紹介はお休みします。