墓参りの回数は減ったけど
2009年夏、福岡県糸島市に墓を建てた。
墓石には、はなが4歳のときに描いた家族の絵が刻まれている。
千恵はこの絵が大好きだった。
左に僕の顔、右に千恵の顔。2人の間で、はなが両手を広げて笑っている。
頭から出ている芽は命。
無限大のデザインは、永遠の絆を意味する。
4歳児は天才だと思う。
気づけば、精神安定剤はもう必要なかった。
月命日に必ず行っていた墓参りの回数が減った。
でも、それは千恵のことを忘れているわけではなかった。
忘れてたまるか、だ。
形式的なものにとらわれなくなっただけで、むしろ、千恵の存在は、僕の心の中で強く、大きくなっていた。
以下、本日紹介する千恵のブログ。
いざ、墓参りへ(2007年5月12日)
今日もいい天気!
うちのひだまりさんたちも、ルンルンで首を左右にゆらしてます。
玄関の招き猫さんたちも、福を招くのに忙しそうです。
犬としての自覚がない人たちも、股広げて寝ています。
さて。
今日はこれから、ムスメと一緒に、とーさんの墓参りに行ってきます。
更新できたらしますけど、食料探しに夢中になった場合は、できませんのであしからず。
みなさまも、良い週末を!
はなちゃん5点セット。