丸刈りに近い短髪
2000年夏から冬にかけて、千恵は、抗がん剤の副作用に苦しんだ。
吐き気、味覚障害、発熱、下痢‥。
髪の毛も全部抜けた。
2001年春、職場に復帰。
かつらは必需品だった。
同年8月5日、古賀カトリック教会で、僕たちは結婚式を挙げた。
そのころから「暑い」と言って、かつらを着けなくなった。
丸刈りに近い短髪だった。
でも、よく似合っていた。
頭髪以外の毛が抜けた時期も長かった。
まつ毛、鼻毛などが抜けると健康に害を及ぼす。
千恵は、経験上、そのことを知っていた。
まつ毛や鼻毛が生え始めると、安心してしていた。
人間は本来、口を閉じ、鼻で呼吸する生き物だが、「最近、口呼吸の子どもが増えている」という医療関係者の話を耳にした。
鼻毛と口の奥にあるリンパ組織は、外部から侵入した細菌などから身体を守るためのフィルター効果をはっきする大事な器官。口呼吸をしているとダイレクトに細菌を体内に取り込んでしまい、本来のフィルター機能がうまく働かず、さまざまな病気を引き起こすきっかけとなってしまう。
鼻呼吸に改善するだけで、インフルエンザ罹患率が大幅に下がったり、難病とされていた病状が治った例もあるという。
わが家では、鼻呼吸を促すため、就寝時に「口閉じテープ」を使用している。
すぐに始められる簡単な予防医療。
僕も娘も風邪をひかなくなった。
以下、本日紹介する千恵のブログ。
「鼻毛でゅーん」というふざけたタイトルだが、鼻毛の役割についても、ほんのちょっとだけ触れている。
鼻毛でゅーん(2007年6月6日)
最近、排気ガスまみれの中に行っても、咳込んだり、気分が悪くなったりしなくなってきた・・・と思っていたところ。
どうやら、鼻毛が生えてきたようです。
(鼻毛って、公害予防に非常に役立っているんですよ!)
でも、これからの季節、気がついたら「鼻毛でゅーん!」になっていないように、気をつけなくては!
100年の恋も冷めますからね。
夫婦親子なら平気でつっこみ可能ですけれど。
友達だと遠慮したりなんかして、
「ねえ、鼻毛、出てるよ」とはなかなか言い出せないものです。
そうそう。
「人は見た目が9割」って書きましたよね。
自分としては、お気に入りのお洋服を着ていたはずの私に向かって、
先日、旦那がぽろっとひとこと。
「よーし!任せとけ!今度、天神(福岡の繁華街)で上から下まで、ちゃーんとした服そろえちゃーけん、待っとけ!」
「え、これ気に入ってるし。別に、いらないんだけど・・・」
「じゃあ、せめてプーマのジャージば買っちゃーけん。待っとけ」
「え。ジャージは、いいよ。」
「なしかー」
どうせ、わたしがオシャレなジャージを着たところで、近所のおっちゃんからこう声をかけられるに決まっています。
「よっ!今日も新聞配達、ご苦労さん!」
(新聞配達をしてくださっている方たちには、心から感謝しています。毎朝、本当にありがとうございます)
髪が生えてきたら、本格的に身なりを整えることにいたしましょうかね。
天神には、こんな遊び場もあります。
絶対に買ってはあげないけど、遊ぶのは「ただ」です(笑)
ムスメは、私が絶対に買ってくれない、と理解しているため、このような場所に来るたびに、「ばあばか、けんちゃん(おじ)に買ってもらうっちゃんね♪」と言っています。
地団駄など、踏んだことはございません。
完璧にあきらめモードです。
教育が行き届いております(笑)
ムスメではなく、おいっ子を撮影~。
甥っ子も、遊ばせるだけ~♪
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