命日に一粒
千恵は毎年6月に梅仕事をしていた。
梅酒、梅みそ、梅干し‥。
彼女が作った梅干しは、今もまだ、びんの中に残っている。
もったいなくて、食べられない。
年に一度。
7月11日の命日に、娘と一粒ずつ食べようと思う。
梅干しは長期間、保存できるからありがたい。
以下は本日紹介する妻のブログ。
高取保育園との出合いが、僕たち家族の暮らしを変えてくれた。
西福江園長(当時)、保育士のみなさんに、あらためて感謝。
梅みそ 〜写真つきレシピ公開〜(2007年6月8日)
高取保育園に、とある農家さんからぴっかぴかの無農薬青梅が届きました。
1キロ600円でしたので、即、3キロ購入。
私は、術側のわきのリンパを取っているので、左手が不自由。重い物が持てません。
手が不自由じゃなかったら、もっと買いたかったけど、ぐっと我慢。
それではレシピにまいります。
青梅1キロ
米みそ1キロ。
(他のみそでもよいのですが、出来上がりがごわごわになるため、出来上がった際にすり潰さなければいけなくなるので、比較的口触りの良い米みそがベスト、だそうです。
自家製みそは合わせみそなので、断念。今年は基本に従って米みそを購入しました)
グラニュー糖600~800グラム。
(砂糖がだめな方は、てんさい糖、パウダーのメープルシロップ、黒砂糖に変更しても可)
使ったみそとてんさい糖は、これ。
警固交差点そばの、中央区赤坂にある自然食品の店「ファーム」さんで購入。
「コア21」というパチンコ屋さんが目印。その前に出る屋台「けいじ」は、旦那のお気に入り(思いっきり余談)。
玄米みそがあったので、チョイスしてみました。1キロ819円なり。
ムソーのてんさい糖。500グラム入りで360円。
北海道のてん菜を糖分に変えたもの。
ネットショップでは、367円でした。
まず、熱湯で広口のびんを消毒し、中をよく乾燥させます。
次に、青梅は丁寧に水洗いし、布巾で水分を拭き取ってからへたを取り除きます。
そうして、乾燥したびんの一番下に青梅を投入。
次に、青梅は丁寧に水洗いし、布巾で水分を拭き取ってからへたを取り除きます。
そうして、乾燥したびんの一番下に青梅を投入。
次に、米みそを重ねて入れます。
一番上に、グラニュー糖を入れます。
(私はてんさい糖500グラムときび砂糖100グラムをブレンドして入れました)
まずは、これだけ。
洗って詰めただけ~、のお手軽さ。
瓶は、ホームセンターで売っている果実酒用の瓶(600~800円ほど)。
昨日作ったので、今朝、わくわくしながらびんの中をのぞいたら、梅からほんのちょっと梅酢が出てきていました。
半月ほどこのまま熟成させた後、梅を取り出したら出来上がり。
取り出した梅の味見とみその仕上がりが、これから楽しみでなりません。
ムスメを取り合いしながら食べてみることにします(旦那の分はあるかどうか・・・笑)。
糖分を使ったレシピなので、日々の、ちょっとずつの楽しみにしたいと思います。
梅みそにしろ、滅多に作らないけど、お菓子にしろ。
いろんな物を自分で作ってみてわかったことは、市販の物には、とんでもない量の砂糖が入っている、ということでした。
今流の言葉で言えば、
「どんだけえええええ!」です。
市販のジュースとケーキとお菓子を飲食する際は、白い砂糖をじゃりじゃり食べている自分を想像してみてくださいね^^
ちょっとだけ、セーブがかかるはずです。
体の小さな子どもには、簡単に与えられない量です。
500ミリリットルの清涼飲料水(フルーツジュース、野菜ジュース、ジュースという名のつく物全般)には、コーヒーに入れるスティックシュガーが20~30本。
スポーツ飲料は、その半分くらい。
ケーキは、そうだな~。種類にもよりますが、あま~い物だと一切れ5~6本くらいかな。
ある飲料メーカーに勤めている知り合いが、数年前に言っていました。
「大体の飲み物は、水と砂糖でどんだけでも味が調整できるけんね。後は、着色料で色をつけるだけや」
100%と書かれているジュースも、それはほとんど同じです。
濃縮還元ジュースの作り方、ご存知でしょうか?
興味のある方は、ネットで調べられたらいいと思います。
原価は、15円~30円程度とか。
(これに、輸送費、人件費、缶代、広告費その他もろもろ入ってきますので、ジュース自体は、一体いくらだろう?)
むかしむかしのその昔、それに、120円も払っていた自分に、NGコーーーール。
ちなみに、本物の100%ジュースは、約1リットルで600~900円はします。198円では絶対に買えません。
「ストレート」「果汁100パーセント」「ジュース」「有機栽培」で、ググってみてください。
値段に驚かれることと思います。
けれど、まっとうに作られたジュースは、このくらいするんです。
わが家では、水筒と湧かした番茶が外出時の必需品となっています。
さて、梅干しを作り始めて3年目。
今まであんまり好きではなかった梅雨の6月が、大好きになりました。
梅の季節ですもの。
梅を触って、香りを楽しんでいるだけで、元気になるような気がするのは、気のせいでもないような気がしています。
梅には、クエン酸がたっぷり。
体にたまった乳酸などで体が凝るのも、梅のクエン酸の力で吹き飛びます。
次回は、梅干しにトライ^^
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わが家で使っている果実酒のびん↑↓
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「はなちゃん12歳の台所」には梅干しの作り方も収録
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