はなちゃんのみそ汁 番外篇

亡き妻のブログ「早寝早起き玄米生活」アーカイブから

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ないものは作ればいい

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ママが伝えようとした生き方

※「はなちゃんのみそ汁 青春篇」から抜粋。

パパは、2020年3月末で32年間勤めた西日本新聞社を早期退職しました。

その直後、新型コロナによる緊急事態宣言が発令され、私たちは自宅での自粛生活を余儀なくされました。

収入が減ったわが家は、支出の少ない暮らしに切り替えました。

苦しい時こそ、みそと玄米があれば、だいたい生きていけるのです。

1食分の食材を200円以内で収めたり、断捨離をしたり、水筒にお茶を入れたり。

キュウリやミョウガなどの野菜を自家栽培し、マスクが不足すれば自分で作りました。

物質的な豊かさよりも心の豊かさが大切であること。

過剰な消費に疑問を投げかけ、便利なものに頼らず、自分でつくる。

その姿勢が、食だけでなく、すべてに通じる「生活防衛術」であること。

ママが私に伝えようとした生き方をあらためて確認し合いました。(はな)

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ママが生きていたころ、私たち家族は、週末になると佐賀県の山に行きました。

目指したのは、陶芸家、川本太郎さんの自宅。

ママは、太郎さん家族の生き方をお手本にしたのだと思います。

 

川本太郎氏(2021年4月27日)

太郎さんの作品(2021年4月27日)

庭で食べる料理が最高においしい(2021年4月27日)

パパは飲んだら帰れなくなるので我慢。それでも、太郎さんは1人で飲む(2021年4月27日)

工房に飾ってあった写真パネル(2019年5月12日)

 

 
以下、本日紹介するブログ。
何でも作る太郎さん。
ママの骨壷も作ってくれました。
 
三線を作る人(2007年6月16日)

それは、とある山に住む、陶芸家、工務業、建築業、料理と、何でもこなす九州男児


数年前に、石垣島に行った彼。

日常の生活をおくる町から、自然に流れ出る三線の音色を聴き、いつかやってみたいと思いを高めていた。
 
 
「作ってみた」

って、本当に作っちゃったの?!
 
P1010036.jpg
 
おお~。
 
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この技がスバラシイ。
 
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胴は、風月堂のゴーフル。
 
チューニングもせず、本一冊だけ買って自主練していたんだって。
 
どうやって弾いていたのかなあ?
 
 
とりあえず、チューニングだけしてあげて、2曲ほど弾いて、帰ってきた。
 
 
手作りの楽器は、優しい音がしましたよ。
 
 
「ないものは、作ればいい」
 
 
その精神が、大好き。
 
 
でも、自分の住むお家も、材料かき集めて、基礎から自分で作っちゃったのには驚きましたけどね^^;