生き抜く力
15年前(2007年)、乳がんを発症したタレントの山田邦子さん。
いつの時代も、テレビタレントのがん告白は、衝撃的にニュースに取り上げられるものだが、邦ちゃんは、2020年には芸能人生活40年を迎え、今もYouTubeなどで元気な姿を見せてくれている。
手術、治療と経過観察を含めて15年。もちろん、油断はできないが、現代医療の進歩を考えると、セーフティーゾーンに入っているのではないかと思う。
医療関係者によると、20年以上前では一度転移再発した乳がんは助からないのが現実だったが、最近では治療法さえ合えば転移再発しても10年以上、さらには、それ以上の生存が可能になったという。
白血病や子宮頸がんのほとんどが治る病気になったことを考えれば、乳がんも治る。
乳がんで家族を亡くした遺族の1人として、そんな時代が近いうちに訪れることを切に願う。
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邦ちゃんは、昨年、著書「生き抜く力」を出版した。
バッシング、闘病、コロナ禍‥。すべてを力に変える抱腹絶倒の人生指南書。
「つらい時こそ、笑いましょう」の帯文が、闘病中だった千恵の思いと重なる。
山田邦子さんが乳がんに罹患 〜コメントに笑う〜(2007年6月25日)
タレントの山田邦子さん
が、先日、乳がんだったことを告白した。
とある番組中に、「乳がんの早期発見方法」なるものを学び、自宅に帰って習った通りにおっぱいを触ってみたら、しこりがいくつかあった。
すぐに病院に行き、検査をしたら乳がんだったから、即手術した、とのこと。
どうも、がん患者には、同じ病気(特に同じ部位のがん)になると、親近感がますます強くなってしまう、というのがあるような気がする。
彼女のことは、昔、好きだったのですが、最近あんまり見かけないな~、とも思っていました。同じ病気を抱える身としては、ますます応援したくなります。
その邦子さん。
先日、インタビューに答えていました。
一回り年上のご主人が、今年の4月に彼女が乳がんだとわかってからの2カ月間、つきっきりで看病して心労が重なり、かなり憔悴しきっていたらしい。
「では、病気になって、一番の支えになったのは、やっぱり、ご主人ですか?」とインタビュアーが聞くと、
「いえ、医者です」と、キッパリ真顔で答えていた(笑)
しこりは、わきの近くと乳輪の近くにいくつかあったらしく。
手術時には、「どうせ切るんだったら、乳輪を小さくしてください」と医者に注文するなど、芸人としての心意気もなかなか・・・。
「自分の体験が、乳がん患者さんの役に立つなら、何でもします! 本を出版しちゃうかも!」とのことだったので、今後の活動も楽しみです。
放射線やホルモン治療も、つらいもの。
彼女の明るさで、乗り越えてもらいたい。
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