「やってよかったね」
はな先生の『かつお節削り』ワークショップが、長崎県佐世保市の広田地区コミュニティセンターで開かれました。地元の市民グループ「たねまきこびと」の母親たちが、ドキュメンタリー映画「弁当の日」の自主上映会を企画。メンバーには、映画に登場する「のぶくん」のお母さんもいます。「かつお節削り」は、上映会の付帯イベントとして行われ、「枕崎鰹節大使」のはなが講師を務めました。
本来は、昨年6月に開催の予定でしたが、新型コロナの影響で2度延期。その都度、主催者の母親たちは、会場をキャンセル。申し込んだ人たちにもお詫びを伝えなければなりません。度重なるアクシデントに心が折れそうになったことと思いますが、何度も話し合いを重ね、1年後にようやく実現しました。お母さんたちの信念と根気強さには、本当に頭が下がります。
大ホールで映画を見た後、1階の調理室に親子15組、約30人が集合。
「はな先生」が、子どもたちにかつお節の削り方を指導しました。
「たねまきこびと」のメンバー、谷口さんが作った水引細工に娘は感激。「してもらって、うれしかったことを誰かにすることが“弁当の日”。だから、それと一緒だね」。心のこもったお礼をいただき、パパが取り組む「弁当の日」の意味も、より深く理解できたようです。
翌日、のぶくんのお母さんから、お礼のメールが届きました。
参加した小学生の女の子が「はなちゃんのみそ汁 青春篇」をその日のうちに読破し、夜、お母さんと一緒に料理を作った、との内容。僕たち親子は、またもや大感激です。食卓では、女の子を中心に家族の会話が弾んだことと思います。
「パパ、やってよかったね」と娘。午前から夕方までの長時間にわたるイベントでしたが、佐世保からのうれしい便りに疲れも忘れてしまいました。
追記(お礼のメールの文末に書かれていました。原文のまま抜粋)
上映会や講演会を企画するのは、素人集団の私たちには確かに大変な仕事でしたが、安武さんが最初に「楽しんでやってください」とおっしゃってくださったので、本当にそのように、毎回の打ち合わせで会うのが待ち遠しいくらい、楽しんでやってきました。40代になっても、まだ、かけがえのない仲間に出会えるんですね~。母になって、なかなかなかった「夜」打ち上げに「近々いこうねー!」と話しています。
本当にやってよかった。
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