はなちゃんのみそ汁 番外篇

亡き妻のブログ「早寝早起き玄米生活」アーカイブから

                                               仕事の依頼・問い合わせ                                      

「やっぱ、食事だね」

1日1クリックでブログランキングに反映されます。
下のボタンをポチッとね。
にほんブログ村 家族ブログ 死別へ


原点回帰

新しく開設したブログを書き始めて、まもなく4カ月がたつ。
毎朝、亡き妻千恵の過去ブログ(早寝早起き玄米生活)を読みながら書いているのだが、最近、わが家の食生活が変わり始めたことに気づいた。
原点回帰と言うべきか。
妻がブログに残したレシピがそうさせた。
 
主食は玄米。具沢山のみそ汁を朝夕作り、糠床を1日2回かき回す。
弁当作りも復活した。

弁当作りは趣味。苦にならない。勢い余って、娘の友達の分まで作ってしまう
夜のアルバイトやダンスの練習、大学の授業に忙しい娘も「今年の夏は暑いし、毎日へとへとだけど、なんとか乗り切れそう。やっぱ、食事だね」と話す。
 
思えば、随分と手を抜いていた。
会社員時代は、週の半分近くは外食。
朝はシリアルと牛乳だけでパパッと済ませたり。
今は親子ともども体調が良すぎて、あの頃には戻れない。
 
子どもに何を遺すか。何が大切で、何が不必要なのか。
そんなことをあらためて考える4カ月でもあった。
 
明日11日は、妻の命日。
14年間の「子育て報告書」(はなみそ青春篇)を持って、墓参りに行く。
妻は、どう評価してくれるだろうか。
 
「優」はもらえないだろう。
「良」も難しいと思う。でも「可」は欲しい。
 
以下、千恵さんのブログ。モロッコいんげん、うまかったなあ。
 
おっぱいの味? 〜はと麦の優しいスープ〜(2007年6月26日)
 
P1000667.jpg
 
じゃじゃ麺作って、「元祖長浜屋」のどんぶりにて食す。
今回は、麺を蕎麦にしてみた。蕎麦には、ルチンがたっぷり。
毛細血管を丈夫にし、老化防止に役立ちます。
 
こんな贅沢、おそらく、福岡で。
いや、日本で、いや、世界で家だけだと・・・。
 
だって、長浜屋のどんぶり持っている人が、九州で10人以下しかいないから。
 
しかも、何があったか知らないけれど、元祖長浜屋、現在休業中。
どうしちゃったんだろう・・・。おばあちゃん、元気かな。
どんぶりは、家宝になりそうです。
 
さて、今日のレシピは、辰巳さんいわくおっぱいの味?
はと麦のスープ。辰巳芳子さんのレシピを参考にしました。
 
おっぱいの味かどうかはわからないけれど、なるほど、ムスメの食いつきがよいわ。
こどもは、本物の味を良く知っている。
 
ところで、おっぱい=血液って、知っていましたか?
 
おっぱいの皮一枚向こう側では赤い血液なのに、乳首を通っただけで、それが白い液体に変わる。
 
嗚呼、人体の不思議よ。
 
だから、乳児を抱えるお母さんは、和食を食べた方がいいのだ。
 
脂肪たっぷりの甘いお菓子や動物性脂肪たっぷりの洋食を食べ続けていると、てきめんにおっぱいが詰まる。あかちゃんも、そんな甘く濁ったおっぱいは、飲まない。結果、おっぱいが詰まり、お母さんも苦しむ。
 
和食を食べ、緑の野菜を食べ、葉緑素でさらさら流れる血液になった優しい味のおっぱい(血液)は、ごくごく飲んでくれるんだ。
 
はと麦は、毒出し。
 
漢方で「ヨクイニン」と呼ばれ、薬として健康保険でも処方されているから、効果のほどは実証済みだ。
 
イボなどを取る妙薬として、有名。
美容、美肌のお薬、といったところか。
がんに効果のある漢方薬としての別名も持つので、積極的に取り入れたい食材の一つ。
玄米に入れて一緒に炊くと、ぼそぼそした感じになるので、私はスープに入れて活用しています。
優しい味なので、病気療養中の滋養強壮などの食事にも良いとされています。
 
白米と比較すると、ビタミン、ミネラル、タンパク質が豊富。
 
この時期に出回るおいしいタマネギをたくさんいただいたので、作ってみる。
(ありがとうございます~♪)
 
P1000696.jpg
 
作り方は、簡単。
八つ切りに切ったタマネギを、オリーブオイル(菜種油でも可)で軽く炒めて。
 
そこに、昆布の出汁を注ぎ、梅干しを一つか二つぽとん。
(原田さんのレシピでは、梅干しの種三つって書いてあったけど、もったいないから梅干し丸ごと入れて、鍋の中で潰しました。紫蘇もちょっと入っちゃった。ご愛嬌)
昆布も、2〜3枚、一口大に手で小さく割って一緒に鍋の中へ。
はと麦も、洗って鍋の中へ入れる。
 
後は、鍋のお仕事。
 
ことことことこと、ひたすら煮る。
 
はと麦が柔らかくなって、スープがぽったりしてきたら、味見。
梅干しの塩分があるから、塩加減は好みに応じてつける。
 
物足りない人は、鶏ガラスープとか、好みのスープを使うといいかも。
 
仕上げは、パセリとか、緑の葉っぱがあると、キレイです。
 
今回は、お庭でわんさかしげっているニンジンの葉っぱを少々ちょうだいしました。
 
P1000698.jpg
 
生で食べても甘くておいしい、中村さんの無農薬ニンジン。
もろみで食べる。大根の葉っぱのおひたしに、ひじきの煮物。
 
P1000695.jpg
 
もう時期が終わるけど、モロッコいんげんは、山の友達から習ったレシピが一番好き。
 
オリーブオイルを熱し、小さく切ったニンニクを香りが出るまで軽く焦がし(すぐに焦げるから、注意)、モロッコいんげん投入。水をほんの少々注ぎ、蓋をして蒸す。
 
水分が飛んだら、しょうゆをたらっと、まわしかけるだけ。
おいしいんだ~。
 
P1000699.jpg
 
ごちそうさまでした。
 
 

どちらさまも、うっかりクリック。
にほんブログ村 家族ブログ 死別へ
にほんブログ村

食生活・食育ランキング
いつも、応援ありがとうございます。

 

これ、杉の香りがします。