「いのちのうた」に向けて練習再開
2007年春、闘病中の千恵が「私、歌いたい」と言った。
「食」と同じくらい大切にした「音楽」。
千恵は、自分が舞台で歌う姿を娘の目に焼き付けておきたかったのだ。
僕は、会場を押さえた。
千恵は本番に向けて、ピアノと歌の練習を再開した。
千恵の隣には、いつも、はながいた。
「ママみたいに歌う人になりたい」と、はなが言い始めたのは、この頃だった。
千恵の書棚を整理していると、矢野顕子さんの曲「PRAYER」の楽譜があった。
きっと、この曲を練習していたのだろう。
矢野顕子様(2007年6月30日)
秋くらいに、ある方と一緒に歌うチャンスがあるので、
それに向けてリハビリも兼ねて、春くらいから練習を開始しています。
その方から、矢野顕子さんの楽譜が送ってきており、それも練習しています。
あっこさん、ピアノ、難しすぎ。
でも、弾き歌いしていると、つい、声が顕子調になってしまうのは、なぜ?
リンク
リンク