掛け合いが心地よい
一昨日(8/2)は、鹿児島市で講演会。
暑かった。
主催のグリーンコープかごしま生協(福祉委員会)のスタッフも熱かった。
「若いころ、深夜残業が多く、食生活もめちゃくちゃで体を壊した。2008年に妻千恵をがんで亡くし、14年間、父子家庭。家事と仕事の両立に疲れ果て、体調不良もあって、2年前に新聞社を早期退社。毎朝4キロ走り、体調はすこぶる良くなったけど、想定外のコロナで収入が激減。そこで、本を執筆したり、ドキュメンタリー映画を製作するなど、好きな仕事を続けながら、支出の少ない暮らしを実践。苦しいときこそ、ご飯とみそ汁。それは、亡き妻が遺してくれた人生哲学だった」
ざっくりと講演内容を説明すると、前半は自己紹介を含め、そんな感じ。
後半は、全国の小中学校で実践されている「弁当の日」と監督を務めた映画「弁当の日」を紹介した。
弁当の日とは、香川県の元校長、竹下和男さんが発案した食育の取り組み。
子どもが料理を作れるようになるだけではない。
家族が変わり、学校が変わり、地域が変わる。
つまり、子どもを取り巻く環境が変わっていくのだ。
食育の枠には収まりきれない世直しの具体策である。
いつもながら、グリーンコープ主催の講演会は、手ごたえをびんびん感じる。
熱心にメモをとる。なんでも吸収しようという姿勢。
持参した本「はなちゃんのみそ汁 青春篇」「子どもが作る弁当の日」は、ほとんどの人が購入してくれた(感謝)。
そして、とてもいい空気をつくってくれる。
会場の反応に、僕が反応する。
用意してなかった言葉が次々に引き出される。
「今週末、鹿児島で映画弁当の日の自主上映会をやります。来てください!」などと、講演の途中で、参加者からの情報提供が飛び出す。
掛け合いが心地よい。
コールアンドレスポンス。
脱線も多いが、話し手、聞き手、双方の満足度は高い。
「ロックンロールいくよ〜!!!」と叫びたくなる。
やっぱり、顔と顔が見えるライブは最高だ。
午前6時に自宅を出て、午後4時に帰宅した。
ちょっと前までは、鹿児島の日帰り出張なんて考えられなかった。
鹿児島といえば、枕崎の鰹節。
次回は、はなちゃん先生の鰹節削り講座をしましょうね。
グリーンコープかごしま生協の皆さん、ありがとうございました。
本日、千恵のブログ紹介はお休みします。
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