神様がくれた宝物
「麹菌は、高温多湿の日本だからこそ存在する、神様がくれた宝物。だから、地元の麹菌でつくった発酵食品を食べることこそが、最も日本人の体に合っとる」
僕たちは、2004年から毎年、椛島さん家族の指導で、自家製みそを仕込んでいる。
完成した自家製みそをポリ袋に小分けし、常温で置いていると爆発する。
防腐剤入り、アルコールで発酵を止めた市販のみそと違って、生きた麹菌が詰まった「命ある」みそ、だからだ。
人間の体内で消化を助け、食物をエネルギーに変える働きを支える酵素の塊でもある。
2005年秋、近辺でとれた旬の野菜をたっぷりと入れた自家製みそ汁と、井原山で収穫した無農薬の玄米ご飯が、わが家の朝の食卓に並んだ。
玄米は、僕たち家族が初めて自給した無農薬の農作物だった。
井原山は自宅から車で西へ30分ほどのところにある中山間地。
米づくりの予定がない田んぼを農家から借りて、この年の春から田植え、草取り、稲刈りなど一連の農作業を経験した。
「信ちゃん、『身土不二』って、こういうことなんやね。私、絶対負けんばい」
千恵は、自分の手で作った「命ある食べ物」を、何度も何度も噛みしめていた。
以下、千恵の過去ブログ。
以前は、16キロ仕込んでおりました。
今は知人に分けるので、40キロでも足りません。
2007年度みそ仕込み 〜マクロビオティックチャーハン〜
今年もやってまいりました。
わが家のみそは、夏仕込みです。
合わせ(米、麦、麹)に、煮大豆をよく混ぜ込みます。
けっこうな力作業。
全てをよく混ぜ合わせます。
ほぼ、粘土遊びと化しており、毎年良く手伝ってくれます。
この後、大豆の煮汁を加え、ビニール袋をかぶせた足で、よ~く踏んでもみ込み、
みそ玉を作って、瓶に放り込みます。
後は、涼しい部屋に瓶を放置。
11月頭には、出来上がることでしょう。
そんな力作業の後のランチは、玄米チャーハンで。
1円玉大のごま油で、ひとかけのみじん切りのニンニクの香りを出し、
小松菜、ズッキーニをごま油で香りよくじゃじゃっと炒めます。
そこに、玄米ご飯と粒トウモロコシを投入。
じゃっじゃっと、手早く炒め合わせ、塩、コショウを適量。
最後に、鍋肌にしょうゆをたらして出来上がり。
小松菜は、この場合、下ゆでせずにそのまま使えるから便利です。
ミニトマトなどを飾っても、きれいに見えるかもしれませんね^^
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浅利妙峰さんの手作り味噌セット。
こちらも安心安全。おいしいです。
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やってみそ。作ってみそ。