「金七商店」で工場見学
娘は「枕崎鰹節大使」だが、工場見学は9年ぶり。
再訪の目的は、みそ汁講座などで、鰹節の現状と魅力をきちんと伝えるため。
「クラシック節」で知られる「金七商店」の瀨崎祐介さんに工場を案内してもらった。
鰹節工場では次のような工程で鰹節が作られる。
生切り(なまぎり)
煮熟(しゃじゅく)
骨抜き(ほねぬき)
修繕(しゅうぜん)
焙乾(ばいかん)
整形(せいけい)
カビ付け(かびつけ)
「生切り」で鰹をさばき、「煮熟」で鰹を煮あげ、「骨抜き」で鰹の骨を取り、「修繕」で鰹のミンチを割れ目などに塗り込み、形を整える。「焙乾」で乾燥させた鰹(荒節)を機械のやすりで節の表面をなめらかにした裸節にカビを付ける。「カビ付け」と「天日干し」を繰り返し、芯の水分まで乾燥させれば、世界一堅い食材と言われる鰹節(本枯れ節)が完成する。
瀨崎さんは、僕たちのために2時間みっちり案内してくれた。
本来の業務を終えた直後だったので、疲れもあったと思うが、
40度近い工場で、熱を持って接してくれた。
僕らも熱を持って、鰹節の魅力を伝えていきたい。
瀨崎さん、ありがとうございました。
※本日、妻の過去ブログ紹介はお休みします。