10年先を走る料理家
千恵は、念願かなって、ホールフードの提唱者、タカコ ナカムラさんに会えた。
本当にうれしそうだった。
導いてくれたのは、当時、書籍の編集で僕と付き合いのあった「大地といのちの会」の吉田俊道さん。千恵の生まれ故郷長崎県大村市から近い佐世保市で対面した。
野菜作りの達人と10年先を走る料理家が手をつないだ西の果てで、千恵はつぶやいた。
「天気と食は、西から変わるっちゃけんね」
2007年9月16日。この日を境に、千恵の動きは加速度が増した。
吉田俊道&タカコ ナカムラ 〜世界最強の2人〜
長崎の西の街、佐世保に、タカコさんがやってきました。
む~、う、美しい・・・
講演は、ムスメと一緒に聴きました(昆布とめざしとカボチャの種で、何とか1時間持った・・・笑)。
講演の後は、いよいよ料理教室。
定員いっぱいだったので、私は、星飛雄馬の姉のように、珍しく控え目に柱の陰から写真をパチパチ撮るだけの係に。
すぐに、吉田さんに見つかり、
「なんしよると~。いつものよーに、ずうずうしくしときなさい」って言われて、部屋の中に入れてもらいました。
吉田さん、よくご存知で。
ありがとうございます。
これから、タカコさんの手にかかって変身する元気野菜と食材。
牛乳一滴飲まなくても、人は大きくなるのだと、
タカコさんを見てあらためて思うわたくし。
タカコスペシャルの「ベジブロス」。
*ベジブロス・・・タカコさん考案のスープ(出汁)
野菜の切りくず何でも入れて煮ると、みそ汁、煮る炒める、スープ、と大活躍するスペシャルなスープです。
吉田さん、何をそんなに見つめているのですか?
視線の先には・・・
なるほど!
私も、見とれていました。
そうして、アシスタントの一鍬田さんのテキパキとした動きと、タカコさんの言葉で「大地といのちの会」の皆さんが動いて出来上がった料理の数々。
玄米とニンジンのスープ。
白菜と水菜のサラダ。
里芋煮と、あらめの煮物。
タカコ特製甘酒マリネ液につけられ、
オーブンで焼かれて大変身した野菜と揚げとコンニャク。
里芋のコロッケ。
レシピは、タカコ・ナカムラさんに所属しますので、ここでは控えます。
詳しくはこちらをご覧ください。
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そして、
この方こそが、日本の食料自給率を変えていく方のひとりだと思います。
つい、話に熱が入る吉田俊道さん。
そんな吉田さんを、心から愛してやまない「大地といのちの会」メンバーのみなさん。
この中に、タカコさんと吉田さんはもちろんのこと、旦那と私が大好きな編集者のSさんが紛れ込んでいます♪
いや~
予想はしていましたが、やっぱり、
タカコさんに抱きついてしまいました。
4度も。
うれしかったなあ~。
吉田さんにも、「会いたいな~」と思っていたら、会えました。
タカコさんにも、「会いたい、会いたい」と思っていたら、こんなところで会えました。
人は、想い続けていれば、願いはかなうのだと改めて思った次第です。
人の仕事にくっついていっただけなんですが・・・
「それも、運のうち?」と言い聞かせてみた。
タカコさんのナチュラルお菓子コーナーは、また後日。
それと、抱きついた証拠写真は、タカコさんは美しいのですが、
見苦しいのが約1名写っているため、掲載は遠慮させていただきました^^;
最強の野菜作り実践の人と、その野菜を料理するタカコさん。
おふたりが組んで、これからどんな輪ができていくのか。
また、楽しみが増えました。