はなちゃんのみそ汁 番外篇

亡き妻のブログ「早寝早起き玄米生活」アーカイブから

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その命、いらないのなら私にください

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妻のつぶやき

人を殺めて、罪を償うことなく、自分の命を自ら絶つ。

そのような自殺報道に直面したときの千恵のつぶやき。

覚悟を決めているかのように、僕には聞こえた。

「その命、いらないのなら私にください」

千恵の通夜。展示された母娘の写真(2008年7月13日)

自分で自分を殺めてはいけない(2007年12月16日)

 

この国のトップ!

頼みます。

年金問題に関して「解決するって言った・・・かなあ?」

 

かなあ?て。

公約違反ですがな。

 
さて。
私が生まれ育った街に近いところで、恐ろしい、不可解な事件が起こった。

www.christiantoday.co.jp


カトリック船越教会の敷地内で、容疑者が自殺するという形で幕を閉じたこの事件。
動機は?
なぜ?
謎は深まるばかり。

宗教が絡むと、様々な憶測が飛び交うのだが。

容疑者は、この宗教のことを、よくわかっていなかったはずだ。
何故なら、カトリックは自殺をタブー視しているから。
自殺が、この世の罪の中で最も重い罪だと、私は小さい頃から聞かされてきた。
自殺をすると、人を殺すよりも重い罪となり、その後もずっと苦しい時間をすごすのだと。
 
7年前に、手術を断ったとき、
私の父は「許されん」と言った。

それは、私が告知後、ヤケを起こして、
自分の命を投げやりにしていたこと。
 
自分で自分の命を軽視していたことに気がついて、
怒りを覚えての発言だった、と振り返ることができる。

ヤケを起こしていたつもりはないけれど、
今、思い返せば、そうだったのかもしれない。
 
25歳の私にとっては、目の前に突きつけられた問題が、
あまりに大きすぎてパニックになっていたのだろう。
 
どうやって、この問題を解決したらよいのか。
この後、どのように前に進んでいったらよいのか。
さっぱりわからなかった。
 
でも、いかなる理由があったとしても殺めてはいけないし、
自分で自分を殺めてもいけない。

自分が行ったことに対しての償いをしなければ。
 
巻き込まれたインストラクターや子どもたちを含む人々。
目の前で、大好きな先生が撃たれて死んでしまった。
子どもたちのココロには、一生残る残像だ。
 
被害者の家族の思い。
残された容疑者のお母さん、家族の思い。
 
この、何とも言えない怒りや思いは、今後どうなるのだろうか。
 
 

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