娘の20歳のお祝いに
千恵が気に入っていたロイヤルコペンハーゲンの皿に盛ってみた。
私って、本当にツイてる♪
そうして、即ゲットされた本は私の物になり。
さっそく、ものつくりの教科書となりました。
なので、それを全部と残りはこれでカバー。
材料全てを愛情込めてこねこね。
レシピには書いていなかったけど、かぼちゃの種、ひまわりの種、松の実などをトッピング。
焼いた結果。
同級生数人が、結婚のお祝いに、お金を出し合って買ってくれたロイヤルコペンハーゲンに飾ってみたり。
びっくりしました。
こんなに高価な物だったんですね。
あらためて、器を見て、みんなにココロの中でお礼を言いました。
実は・・・。
ここに引っ越してきてから、あまりのもったいなさに・・・このロイヤルシリーズは「箱入り娘」だったのです。
遊びにいくたびに、ロイヤルコペンハーゲンの器で私にお茶を出してくれる友人が、「器は使ってあげてこそよ」と教えてくれました。
そういうわけで、2005年3月20日の福岡西方沖地震にも守られた器たち。
先日、ようやく食器棚に納まりました。
今朝も、旦那が「ロイヤルな仕事ができますように」と想いをこめて、ロイヤルにコーヒーを入れてあげて。
ただこねて焼いただけのクッキーでも、
美しいお皿に盛ると、おいしさ度合いが倍増ですね。
私の母の友人に器が好きな方がいらっしゃって。
その方が、母に言ったそうです。
「あなた、あと何年生きる? 1日3回しか食卓につかないでしょう? どうせ食べるなら、生きているうちに美しいお皿を使わなくっちゃ! 物の命は使ってこそよ!」と。
ついつい、大事な器や大切な方からいただいた器は「箱入り娘」にしがちでした。
私も生きているうちに使わなきゃ。
「箱入り娘」は卒業して、大事な器やお祝いなどでいただいた器は、
大切に使っていきたいと思います。