はなちゃんのみそ汁 番外篇

亡き妻のブログ「早寝早起き玄米生活」アーカイブから

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四日市の主婦に気づかされた今後の生き方

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「生きる力」を子どもたちに

三重県四日市市での「弁当の日」上映会と講演を終えた翌朝、僕はホテルを出て帰路についた。新幹線に揺られながら、これからの生き方を考えた。 あと5年ぐらいしたら、趣味のカメラとウクレレを楽しみながらのんびり暮らそう。実はそう決めていたのだが、「まだ、自分も人に必要とされているのかもしれない。もうちょっと、頑張ってみようか」との思いが強くなった。そして、ある企画を思い立った。

 

そのきっかけを与えてくれたのは、僕を講師として呼んでくれた四日市の主婦ら主催者のメンバー。みんな一生懸命だった。熱い心を持っていた。

来場者の中には、がん患者がいた。主催者が呼びかけたのだろう。ひとり親家庭、死別の悲しみを抱えながらも踏ん張って生きている人たちの姿も。夜の懇親会では、主催者の彼女たちと遅い時間まで語り合った。誰もが「食を通じて、子どもたちに生きる力を身につけさせたい。困難を乗り越える力を」と口にした。「弁当の日」の本質をきちんと理解した上での言葉だと感じた。

上映会と講演会を主催した四日市実行委員会のメンバー(2024年6月15日)

帰りの新幹線の中で、過去、「弁当の日」を普及させるための講演やシンポジウムなどで日本中を駆け回ったことを思い出していた。いつもそこには、福岡、宮崎、長崎、大分、鹿児島、東京、岐阜、大阪、山口など全国の仲間たちが一緒にいた。あれから20年近くの時が流れた。当時、行動を共にした仲間たちは、子どもの成長とともにPTA活動を終えた。当然ながら「弁当の日」とのかかわりも薄くなった。

かつて食育活動を共にした加藤さん(右)。多治見市から駆けつけてくれた(2024年6月15日)

でも、今回、四日市の主婦らと交流を深め、「弁当の日」には食育のカテゴリーには収まりきれない奥深さがあること、その取り組みを今も社会が必要としていることにあらためて気づかされた。きっと、また、あのころの勢いを取り戻すことができるはず。そのためには、以前のように、一人一人の力を結集させる必要があると感じた。

 

そこでひらめいた企画が 、全国「弁当の日」サミット。

 

対象は、学校で「弁当の日」をやりたい人、上映会を主催したい人、そして、これまで「弁当の日」に取り組んできた“先輩”たち。こうした人たちが、全国から一堂に集まる語り合いの場である。そこでまた、新しい「何か」が生まれるかもしれない。いずれ、「全国サミット」で知り合った仲間たちと「弁当の日」発祥の地である香川県を訪ね、「聖地巡礼」の旅をする。ついでに、讃岐うどんツアーも楽しみたい。

 

出会いがあったからこそのワクワク感。

夢は膨らむ。そんな気持ちにさせてくれた四日市のお母さんたちには、感謝しかない。

「老け込むのはまだ早いよ」と僕の背中を押してくれた四日市の主婦たち(2024年6月15日)

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