つゆの表面には脂の膜
5時起床。妻の遺影に手を合わせて、掃除、洗濯、メールのチェック。
ふだんは、6時半ごろから朝食の支度をするのだが、きょうは早朝、車を運転し、以前から行きたかった場所に向かった。
目的地は、福岡市東区箱崎の「うどん箱太郎」。YouTubeでその店を知って、ずっと気になっていたのだ。
営業時間は午前7時から同11時。看板はない。入り口に「営業中」の札がかかっているだけ。なかなか、個性的である。
午前9時、店内に入ると、すでに、7席のカウンターは埋まっていた。
15分ほどで席が空き、店主おすすめの「月見うどん」を注文。味もなかなか、個性的だった。いや、革新的と言った方がいい。そんな気がした。
麺はやや細めのもっちり系。
やわらかく煮込まれた牛ほほ肉と生卵。そして、たっぷりのネギ。
つゆの表面には、牛の脂が膜を張っている。レンゲでつゆをすすると、脂のうまみをダイレクトに感じる。かなり熱い。でも、うまい。
それでいて、後味はすっきり。
これは、やばい。
なんと表現したらいいのか。
もう一回食べて確かめたくなる。
病みつきになるうまさだった。
次回は、遠方から訪ねてきた友人を連れて行こう。絶対、驚く。感激する。
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