はなちゃんのみそ汁 番外篇

亡き妻のブログ「早寝早起き玄米生活」アーカイブから

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妻を乳がんで亡くした清水健さんから受け取った言葉

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何があっても大丈夫。なぜならば・・・

読売テレビアナウンサーの清水健さんと大分市で対談した。

彼も僕と同じく妻を乳がんで亡くしたシングルファーザー。

対談を終えて、大分駅に向かうタクシーの中で、お互いの近況と今後を語り合った。

 

わが家の娘は来春大学を卒業する。就職も決まった。変な話だが、僕もそろそろ子離れをして自立しなければならない。一方、清水さんの長男は小学5年生。仕事と子育ての両立は容易ではない。何よりもまだ40代の清水さんには、もっとキャリアを積むチャンスがある。

 

「立場は違うけど、僕も清水さんもこれからが大変。いろんな選択に迫られる機会が増えそうですね」

 

清水さんは、自分に言い聞かせるようにこう答えた。

「でも、僕たちは、妻のがん闘病、死別という経験をした。これだけのつらい思いをしてきたわけですから、何があっても大丈夫。きっと、乗り越えられますよ」。

 

本当にその通りだと思った。

泣き言を言っていたら、妻たちに笑われる。

 

文化講演会(大分市中央町のソレイユ7階「カトレア」) 主催:大分県労働者福祉協議会

 

 

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