幼い頃から慣れ親しむ
あれは10年前、娘が小学6年の夏だった。
韓国にホームステイをすることになったので、カメラを買ってあげた。
フジフィルムのコンデジ。
娘はカメラのデザインが気に入って、今も大切に使ってくれている。
先日、彼氏と大濠公園に出かける際に「パパのミラーレス一眼カメラを使ってみたい」と言うので、まだ、買って間もないパナソニックの「LUMIX S9」を貸した。
娘が撮影したポートレートを見て驚いた。
構図、シャッターチャンス、露出、ピント、背景のボケ感、逆光の使い方・・・。
カメラそのものも優秀なのだが、教えることは何もないような気がした。
亡き妻は4歳の娘に包丁を持たせた。
娘は台所に立つことを嫌がらずに楽しんだ。
料理は遊びの延長だった。
娘は料理が得意になった。大学ではフードマネジメントを学び、今は子どもたちに、みそ汁作りを教える立場になった。
写真などの芸術分野やスポーツの世界も料理と同じような気がする。
親が無理にさせても身につかない。
感性豊かな幼い頃から慣れ親しめるような環境と、遊び心が大事なんだと思う。
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