妻の遺言
2025年3月31日。
僕にとって、特別な意味を持つ日。
明日、娘は新社会人になる。
きょうは、子育て最終日なのだ。
娘が、おぎゃあと生まれて22年。
そのうち、17年間が父子家庭だった。
妻は天国に旅立つ直前まで心配していただろう。
こんな男に娘を任せられるのか、と。
妻は亡くなる5カ月前、子育てについてブログに綴っていた。
僕はその言葉を妻の遺言と受け止め、娘と暮らしてきた。
天から私たちのところにやってきてくれた宝物だから、10数年後にきちんと社会にお返しできるようにこころを込めて育てなければ。
その“宝物”を社会にお返しするときがきた。
感慨深い。だが、絶対に忘れてはいけないことがある。
自分ひとりで娘を育てたわけではないということだ。
親のように娘に接してくれた友人、中学・高校の同級生、入学や卒業など人生の節目にいつも贈り物を届けてくれた人、行きつけの飲食店、食育活動を通じて知り合った人、実家の両親と弟家族、「親戚のおばちゃん」を名乗るブログ読者も大勢いる。
多くの仲間に支えられた17年間だった。
僕ら親子を支えてくれた全国のみなさまに感謝申し上げます。
しっかり者の娘は大丈夫。
今後は、老いていくパパをどうぞよろしくお願いいたします。
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