はなちゃんのみそ汁 番外篇

亡き妻のブログ「早寝早起き玄米生活」アーカイブから

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心と体がきついときに

そんなときは、一緒にご飯 やっと、ご飯がのどを通るようになった娘。 随分、痩せて、みんなから心配されていたが、元気を取り戻したようだ。 ちょっと、頑張りすぎたのかな。 そんなときは、一緒にご飯。 なぜか、ねすたもついてくる。 ねすた(左)とはな…

食べてくれる人が、そばにいてくれる幸せ

娘の弁当 「きょうも、よろしくね」 2日連続で、娘から弁当のリクエスト。 ついでに自分の弁当も作った。 もし、僕が死別の独り暮らしだったら、 食べることも、いい加減になっただろうなあ。 食べてくれる人が、そばにいてくれる幸せ。 ゆで卵に少しの塩。…

ココロの中で生きている

MLで知り合った3人 乳がん患者が交流するメーリングリスト「テディベア」で知り合った3人。 テディベア | 乳がん患者グループ 妻の千恵、ゆめみんさん、ぎこさん。 2004年、わが家でオフ会をやったとき、 僕も2人に会うことができた。 闘病中とは思えないほ…

神に願いは届かなかったけど・・・

使える薬が減っていく 再発・ 転移したがんの治療で目指すのは、多くの場合、初回の治療とは異なる。 治療の目標には「がんを治す(根治)」「がんの進行を抑える」「がんによる症状を和らげる(緩和)」ことがあげられる。 初回の治療では、多くはがんが臓…

それでも笑いを届けたい

6月がやってくる 明日から6月。 「もって、今月いっぱい」 と主治医に告げられた、あの6月。 15年目も、やっぱり、しんどい。 乗り切れるのか。 夏よ、来い。 オクラ、黒豆、7分づき玄米、ナスのみそ汁。乗り切るために食べる(2023年5月25日) 以下、妻が体…

ぼろぼろになった絵本だけど

まだ見ぬ孫に 娘は絵本が大好きだった。 妻が他界した後も、毎晩、毎晩、読み聞かせ。 僕が読み終わると、必ず「もう一回」とリクエスト。 夜は、へとへとだったから。 こっちが寝落ちしてしまうことは、しょっちゅう。 中でも、娘が好きだった絵本は、谷川…

あんたは、らっきょ

らっきょうの甘酢漬け 昨日は、福岡県飯塚市の眞福寺で講演。 その後、宮若市の実家に寄り、両親と久しぶりに食事をした。 帰り際、母から、らっきょうの甘酢漬けをもらった。 実家のらっきょうは、鷹の爪を多めに使うのでピリリと辛い。 酒のつまみに最高だ…

それでも伝え続けたい

肺に水をためながら講演 2008年5月中旬。 目に見えて、妻の体調が悪くなり始めたころ。 肺には水がたまっていた。 それでも、精力的に活動。 イムズ(福岡市中央区天神)に開設された農産物直売所に通い、 「食」と「いのち」を伝え続けた。 妻が手伝ってい…

もう、いいよね

親友の訪問とパパからのプレゼント ここ最近、元気がない娘。 そんなときに最高の友人が訪ねてきてくれた。 はなの高校時代の友人、しおりちゃん。 娘の表情が一気に和らいだ。 彼女には、いつも助けてもらっている。 感謝しかない。 しおりちゃん(左)と娘…

妻が娘を産んで気づいたこと

胸が締め付けられたメッセージ 最近、娘の日常では、さまざまな悩ましい問題が起きているようだ。 朝の表情を見ていれば、パパは分かる。 生きていれば、いろいろある。 楽しいことよりも、つらいことのほうが、多いかもしれない。 何があったのか聞きたいと…

妻、3億円を手にできず(昨日の続き)

困難を乗り越える競艇選手の姿に共感 還暦を過ぎてもトップアスリートとして活躍する競艇選手が、ご近所さんにいる。 「ボートレース界の女王」「グレートマザー」と呼ばれる日高逸子さんだ。 僕が逸子さんの書籍出版の編集に携わった縁で、家族ぐるみで付き…

妻が3億円を手にしたら

あのときの胸毛はどこに 15年前のゴールデンウィーク、家族3人で福岡競艇場に行った。 特設会場では、お笑いタレントのイベントが行われていた。 妻は、神無月さんが演じるフレディーマーキュリーのモノマネに大興奮。彼が観客に向かって投げた胸毛(素材は…

近所に「大阪王将」がある幸せ

飲んで食って、勝利の気分に あー忙しかった。 こんなにバタバタしたのはいつ以来だっただろうか。 昨年3月から1日も欠かさず書いていたブログも、とうとう途切れてしまった。 枕崎で2日間、計4講演を終えた後、 5月20日は、某テレビ局の某番組の撮影。 昨夜…

家族の時間

時が過ぎ、ようやく気づく そういえば、家族3人で朝の散歩を続けていた時期があった。 妻の体力づくりと朝の時間を家族で共有することが目的だった。 2匹の犬も一緒に。 思いのほか、楽しかった。 ありふれた日常だったけど、もう2度と戻ってこない幸せな時…

ゆっくりでいいんだよ

天国の妻から娘に 急がなくていい。 あわてんでいい。 昨日、いっぱい、いっぱいな娘に、ちょうど、そんな話をしたところだった。 絶妙のタイミングで、良い本を紹介してくれた。 さすが、千恵さん。 わたしたちは、何を急いで生きているんだろう(2008年4月…