はなちゃんのみそ汁 番外篇

亡き妻のブログ「早寝早起き玄米生活」アーカイブから

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食-料理

寝たきりの日に娘と彼氏が用意してくれた晩ご飯

心とお腹が満たされた夜 腰が痛くて、寝たきりの日が続いていた。 ライブの動画撮影で2日間、中腰のままだったことと長時間の編集作業が原因かもしれない。夕食の支度をする時間だったが、何もしたくなかった。腰の痛みは気力も奪った。 ベッドに横になって…

料理のリクエストに即座に応じる実家の母

お盆の食卓 「ばあばの唐揚げが食べたい」 妻の墓参りの帰り道、娘の発案で福岡県宮若市の実家に向かった。 高速道路を西から東に走って約1時間。 実家に到着すると、僕と娘の好物が食卓に並んでいた。 「あんたたちがお盆の間に来て食べるやろうと思って、…

娘の彼氏のリクエストで人気のファミレスに行ってみた

見える世界が変わる 「今夜、何が食べたい?」 僕の問いに娘の彼氏ねすたは、こう答えた。 「久しぶりに、サイゼの辛味チキンが食べたいです」 「サイゼ」とは、圧倒的安値とコスパの良さで知られるファミリーレストラン「サイゼリヤ」のこと。幅広い世代に…

娘の彼氏がパスタ料理を作る理由

台所に立つことは尊い 娘の彼氏ねすたが、僕に手料理を作ってくれた。以前、わが家でカップ焼きそばを調理したことはあったが、ちゃんとした料理は初めてだった。 その日のメニューは「ホウレンソウとベーコンのペペロンチーノ」。 驚いた。カップ焼きそばの…

娘の彼氏が作った陶器の評判、右肩上がり

才能あるのか 娘の彼氏、ねすたが作った陶器の評判が良い。 彼の陶器について綴った7月3日のブログには、多くのコメントが寄せられている。 その中には「裏にサインを入れて売ってほしい」との要望も。驚くばかりである。 hanamisosoup.com 「検討します」と…

ガラケーに保存されたままの亡き妻のメール

3日間かけて1人前のカモを完食 「昔使っていた携帯電話に保存したままだよ。見る?」 イタリア料理店「テシマ」(福岡市南区大橋)のシェフの妻、法子さんが、そう言って僕に見せてくれたもの。 それは、16年前、亡き妻千恵が法子さんに送ったメールだった。…

遠方の友人を連れて行きたい福岡の個性的なうどん店

つゆの表面には脂の膜 5時起床。妻の遺影に手を合わせて、掃除、洗濯、メールのチェック。 ふだんは、6時半ごろから朝食の支度をするのだが、きょうは早朝、車を運転し、以前から行きたかった場所に向かった。 目的地は、福岡市東区箱崎の「うどん箱太郎」。…

パパが喜ぶ味を熟知している娘

夜更けに食べた娘の手料理 「今夜、ちょっと帰宅が遅くなるけど、起きててね。パパに食べさせたいものがあるから」 ハイボールを飲むと、すぐに眠くなる。 だが、娘に「起きてて」と言われれば、待つしかない。 何を食べさせてくれるのだろうか。 眠い目をこ…

有名になっていく娘の彼氏

初対面なのに呼び捨て 娘の彼氏、ねすたがどんどん有名になっていく。飲食店などで、僕の知人に会ったりすると、「おー、ねすた」と声をかけられる。初対面であっても呼び捨てである。 僕がブログやYouTubeで彼を頻繁に取り上げ、いつも「ねすた」と呼んでい…

出張先で見つけた名物料理に感激

千葉県野田市の「ホワイト餃子」 「やばい。やばいよ」 そう言いながら、あっという間に1人で16個平らげた。 千葉県野田市の名物「ホワイト餃子」。 先日、同市で講演をした際、空港に向かう車の中から「ホワイト餃子」の看板を発見。講演会を主催してくれた…

神コスパのエッグマフィン

コストコで衝動買い コストコで、イングリッシュマフィンを見つけた。12個入りで438円。なんと、1個約36円の神コスパ。 衝動買いをしてしまった。 さて、どうやって食べればいいのだろうか。 オーブントースターで焼いてバターやジャムを塗るだけでは芸がな…

娘の彼氏に食べさせたい「和風チャンポン」

胃に優しい昭和の味 パパは麺料理が得意である。パスタ、ラーメン、チャンポン、うどん、そば。 誰かに食べさせたい麺料理の筆頭は、チャンポンだ。 長崎名物の白濁スープではなく、幼いころ、生まれ故郷の筑豊で食べた和風味。 豚肉入りの野菜炒めをうどん…

娘のピンチはパパのチャンス

アルバイトの最終日に 大学生の娘は飲食店と衣料品店でアルバイトをしている。 その勤め先のひとつがGU。大学1年生の秋から働き始めたGUでの仕事は、きょうが最終日だった。最初は「もう辞めたい」と弱音を吐くことも多かったが、同じ時期に入ったアルバイト…

病みつきになりそうな大阪の味

セイロンカツ 先日の大阪旅行で衝撃的な味に出合った。 2泊3日の最終日は、当初の予定がキャンセルになった。 帰りの新幹線は午後3時すぎ。ホテルで時間を持て余し、スマホを触っていたところ、ウルフルケイスケさんのSNSの投稿を見て、その日の行き先が決ま…

帰りが遅くなった日の夕食メニュー

タイムセールを利用 出張帰りで遅くなった夜は、自宅近くのスーパーに駆け込み、タイムセールを賢く利用。 刺身の盛り合わせ。半額がうれしい。 そして、こうなる。 わが家の定番メニュー。 深夜にどんぶり飯2杯。 漬け丼最高! いくらでも食べられる。 フン…

娘の彼氏が残した粉末スープに救われた話

日韓合作の塩ラーメン 食育講師だって即席麺を食べたくなるときがある。 学生時代は、随分、お世話になった。 今日、なぜか無性に食べたくなって、台所で即席麺を探した。 だが、見つからない。 夜な夜な、娘の彼氏のねすたが食っているので、在庫が切れたの…

娘の変な癖

真夜中のお菓子作 娘には変な癖がある。 真夜中にお菓子を作るのだ。 でも、そのクオリティーは高い。 昨日は、深夜2時に台所でごそごそ。 完成したアップルパイ。 パパの分も残してくれていた。 今日のお昼に食べた。 甘酸っぱくて、サックサク。 リンゴの…

名古屋の夜はこれ一択

しあわせな夜 新幹線で名古屋に到着。ホテルで担当者との打ち合わせを終え、夜の街を1人うろうろ。 ネオン街を歩いていると、良いにおいが漂ってきた。 腹が、ぐーーーっと鳴った。 入る店は決めていた。伏見駅から徒歩6分。納屋橋を渡ってすぐのところにあ…

タイから帰国し、すぐに食べたかったもの

それはタイです 福岡空港に到着後、福岡県糸島市の産直市場「伊都菜彩(いとさいさい)」に向かった。お目当ては、糸島の鮮魚。しばらく日本食から遠ざかっていたため、帰りの飛行機の中で、タイの刺身が食べたくなったのだ。 空港から都市高速に乗って「伊…

切ない気分も感じたタイ旅行

滞在中は花粉症が改善 3泊4日のタイ旅行。遺跡巡りから市場の散策、アクティビティやナイトスポットも楽しんだ。物価は安く、治安もいい。滞在中は、日本で悩まされていた花粉症も改善。充実の4日間だった。 古都アユタヤでゾウに乗って、ラジャダムナンスタ…

花粉症からの逃避旅行

微笑みの国へ 花粉がつらい。 つらすぎる。 海外に逃避するしかない。 そんな思いつきでタイに向かった。 福岡空港からスワンナプーム国際空港まで、直行便で約6時間(時差2時間)。午前11時40分に離陸し、日の高いうちにバンコクのホテルに到着した。 最初…

へそくりを見つけ出したような気分

冷凍庫の奥から板のりを発見 午前中は、愛車のメンテナンス。 朝食をぱぱっと済ませて出かけなければならない。 台所で食材を確認。 冷凍庫の奥の方から密封状態の板のりが出てきた。以前、友人からお土産にもらったものだった。炊飯器には、2人分のご飯。粗…

人生最大の仕事を引き受けた娘

1日限定カフェをオープン 「はなちゃん、うちの店で1日だけ飲食をやってみらんね」 昨年末、福岡市で飲食店を経営するPublic bar Bassic.の渡辺圭一さんが娘に声をかけてくれた。娘は、ためらうことなく承諾した。 明日、2月7日午後7時に1日限定カフェ「Hana…

冬こそ食べてほしい「最強の朝ごはん」

根菜類たっぷりのみそ汁で冷え性改善 みそ汁は具材を選ばない。 海のもの、山のもの、何を入れてもいい。 根菜類たっぷりのみそ汁は、体を内側から温めてくれる。 冷え性の人に、おすすめしたい一品。 前の晩から、いりこを水(3人分600cc)につけておく。 …

極寒の中でも自転車に乗って晩ご飯を食べに来る娘の彼氏

寒い日の夕食は常夜鍋 23日の福岡は、今季一番の寒気が流れ込み、断続的に雪が降った。それでも、ヤツはくじけなかった。極寒の中、娘の彼氏ねすたは自転車に乗って晩ご飯を食べにやって来た。 ねすたは、重要な定期テストの直前。ここ数日、授業が終わった…

娘の友人をパパの手料理でおもてなし

「しおりちゃんの日」 待ちに待った“彼女”がやってくる日。 彼女とは、娘の友人しおりちゃん。 娘の高校時代の同級生だ。 月に一度、3人でわが家の食卓を囲む「しおりちゃんの日」。 昨夜は、その日だったのだ。 娘たちが高校を卒業して以来、ずっと続いてい…

豪華な朝ごはん

単純な男 豪華な朝ごはんを作ってみた。 2024年1月9日の朝ごはん ズワイガニのみそ汁に感動。 なんだか、やる気が出てきた。 どんなもんなのか。試してみたい↓ もへじ KALDI カルディ 贅沢セット かにのみそ汁と南蛮海老のみそ汁の素200ml×2本(各1本) ノー…

忙しい年末の救世主おでん

晩酌のお供にも 年末はあわただしい。 カレンダーは連夜の忘年会。 娘も何かと忙しく、食事もおろそかになりがちだ。 そんなときの救世主。 おでんの作り置きがあれば、なんとかなる。 夕食の主菜、朝ごはんの「あと一品」、晩酌のお供に大活躍。 大量に作っ…

東北のかっこいい大人たち

十和田市での講演前夜 約50年ぶりの青森県十和田市に到着。 その夜、十和田のソウルフード「バラ焼き」で有名な大衆食堂「司」で懇親会があった。 ここで、主催の十和田市「弁当の日」応援団の皆さんと初対面した。 料理とメッセージにハートを撃ち抜かれた…

“給食の母”から届いた大地の恵み

寒い夜はポトフで温まる 今年も、あの人からジャガイモと玉ねぎが送られてきた。 あの人とは、北海道置戸町の佐々木十美さん。十美さんは“給食の母”として知られる管理栄養士。彼女の生き方と「日本一」と評判の給食は、NHKのドキュメンタリー番組「プロフェ…