はなちゃんのみそ汁 番外篇

亡き妻のブログ「早寝早起き玄米生活」アーカイブから

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2024-01-01から1年間の記事一覧

はなちゃんの絵本、中国で出版

小花的味噌湯 料理を作る喜びを子どもたちに体感してほしい。 9年前、そんな思いから製作した絵本「はなちゃんのみそ汁」(講談社)。 このほど、中国語版が完成し、わが家に届いた。 近く、中国の書店に本が並ぶ。 タイトルは「小花的味噌湯」。 漢字で書く…

有名になっていく娘の彼氏

初対面なのに呼び捨て 娘の彼氏、ねすたがどんどん有名になっていく。飲食店などで、僕の知人に会ったりすると、「おー、ねすた」と声をかけられる。初対面であっても呼び捨てである。 僕がブログやYouTubeで彼を頻繁に取り上げ、いつも「ねすた」と呼んでい…

出張先で見つけた名物料理に感激

千葉県野田市の「ホワイト餃子」 「やばい。やばいよ」 そう言いながら、あっという間に1人で16個平らげた。 千葉県野田市の名物「ホワイト餃子」。 先日、同市で講演をした際、空港に向かう車の中から「ホワイト餃子」の看板を発見。講演会を主催してくれた…

神コスパのエッグマフィン

コストコで衝動買い コストコで、イングリッシュマフィンを見つけた。12個入りで438円。なんと、1個約36円の神コスパ。 衝動買いをしてしまった。 さて、どうやって食べればいいのだろうか。 オーブントースターで焼いてバターやジャムを塗るだけでは芸がな…

娘の彼氏に食べさせたい「牛タン丼」

量は多いが、コスパ良し 若者は肉を食べたがる。 そして食べる量が半端ない。 娘と娘の彼氏に腹いっぱい肉を食わせたあげたい。 そこで、車を飛ばして、コストコホールセール久山倉庫店(福岡県久山町)に出かけた。買ってきたのは、娘たちが大好きな牛タン…

妻の供養に花を手向ける

今夏は十七回忌 講演会で生花をいただくことが多い。 持ち帰ると、いつも、千恵の祭壇に供える。 主催者の「千恵さんの供養に」との思いも込められているはず、と勝手に考えている。 おかげで年中、祭壇の花を欠かしたことがない。 繁忙期は、わが家の花瓶が…

風邪をひかなくなった娘の彼氏

食の力 娘の彼氏、ねすたの体調が良い。手前味噌だが、ほぼ毎日、わが家の手料理を食べていることが関係しているのかもしれない。 きょうの朝食は、タケノコのみそ汁と卵かけご飯と辛子明太子。 ご飯は玄米の七分つきに麦を混ぜたものだ。 「ねすた、最近、…

酔ったパパは財布の紐が緩いことを娘は知っている

締めはラーメン 娘と彼氏に誘ってもらった蔵開きの帰り、博多駅で晩ご飯を食べようってことになった。 hanamisosoup.com ほろ酔い気分のとき、なぜか、炭水化物がほしくなる。 ここは博多。締めはラーメンである。 娘のリクエストで向かった店は、博多デイト…

娘と彼氏のデートにパパも同伴

蔵開きに誘われて 娘と娘の彼氏に誘われた「紅乙女酒造」(久留米市田主丸町)の蔵開き。行きの電車の中で、声をかけてくれた理由が判明した。 「きょうは現金あんまり持ってきてないからね。パパ、よろしく〜」 そういうことだったのか・・・(苦笑)。 電…

食べてくれる人の笑顔を思い浮かべながら作る

いのちをいただく きょうは、娘と娘の彼氏と3人で久留米市田主丸町の酒造会社を訪ねる。 娘に誘われた。珍しいこともあるもんだ。 目的地は、米焼酎で有名な紅乙女酒造。 社長が、娘のアルバイト先の寿司店の常連客で、僕も親しくさせてもらっている。 朝、…

10年ぶりに読んだ娘からのメッセージ

手作りのトートバック 春は断捨離の季節。 クローゼットに何年間も置きっぱなしにしていた段ボール箱を開けてみると、中からトートバックが出てきた。 10年ぐらい前に娘からもらった手作りのトートバック。表と裏にクレヨンでメッセージが書かれていた。父の…

あの頃に戻れるのならば、戻ってもいい

シングルパパのトークライブ 大阪のフリーアナウンサー清水健さんと年に一度、トークライブの配信をやっている。 今年3月、ふらりと清水さんの事務所を訪ねた。 テーマを決めずに語り合った。 あっという間の3時間だった。 清水さんは、がんで妻を亡くしたシ…

亡き妻に出会ったころのメールを見つけて

赤面しそうな言葉 書棚を整理していると見たことのない緑色のファイルが出てきた。 亡き妻千恵のものだった。 ファイルには、昔、僕が彼女に送ったとみられるメールを印字した用紙が30枚ほど入っていた。最初の数枚は彼女のことを「松永さん(旧姓)」、途中…

今やっておけば、一生の財産に

だしを取って、みそ汁を作る 娘は、日常の暮らしで鰹節を使ってもらうための普及活動を行なっている。 そのひとつが、「枕崎鰹節大使」としての仕事。 任期満了(任期2年)となった2024年3月末、枕崎水産加工業協同組合から大使の継続委嘱願いが届いた。大使…

敷布団難民からの脱却へ

早めの購入が結果的には安上がり ドイツ製の三つ折りマットレスを購入した。 エマ・スリープから発売されている「エマ・敷布団・プレミアム」。 2週間使ってみた。 これが、なかなか良い。 マットレスの素材はウレタンフォーム。 硬すぎず、柔らかすぎず、快…

娘の彼氏に食べさせたい「和風チャンポン」

胃に優しい昭和の味 パパは麺料理が得意である。パスタ、ラーメン、チャンポン、うどん、そば。 誰かに食べさせたい麺料理の筆頭は、チャンポンだ。 長崎名物の白濁スープではなく、幼いころ、生まれ故郷の筑豊で食べた和風味。 豚肉入りの野菜炒めをうどん…

大学の納付金を振り込み、考えたこと

「子育て最終章」残り数ページ 娘の大学の納付金(前期)を振り込んだ。 8日から大学4年生。学生生活も残り1年となった。納付金の振り込みも、あと1回で終わる。 大学から届いた振り込み用紙を持って、銀行の案内係の女性から口座引き落としの手ほどきを受け…

食後のデザートに焼き芋を食べる娘の彼氏

亡き妻の喜ぶ声が聞こえる 夜10時過ぎ、娘の彼氏ねすたが、わが家の台所に立っていた。 オーブンで特大のサツマイモを焼いていた。 部活帰りにスーパーで買ってきたそうだ。 夕食として用意していたアジフライはすでに全部平らげていた。 食後のデザートに焼…

月に1日だけオープンする「やまちゃんうどん」

腹を満たすことだけが役割ではない 仕事仲間であり、友人の山口覚さんが福津市津屋崎の古民家で始めた「やまちゃんうどん」。第一火曜日の昼は、山口さんが月に一度、うどん職人になる日。日時が限定されているため、昨秋の開業以来、なかなか行けなかったが…

亡き妻を見ているようだった娘のウクレレ演奏

90分で3曲マスター 人生初のウクレレ講師を務めた音楽イベントは、亡き妻が「絶対音感」の持ち主だったことを思い出させてくれるイベントでもあった。 hanamisosoup.com こくみん共済coop大分推進本部の社会貢献活動として大分市で開催。70組(約140人)の親…

娘の彼氏の運転はやっぱり不安だ

またもやスタートでつまずく 娘から「車を貸してほしい」と相談された。 彼氏のねすたの運転で、福岡県新宮町のIKEAに家具を見に行くというのだ。 ねすたは免許を取得して3カ月。 本人は「もう随分、慣れてきました。任せてください」と胸を張るが、心配だっ…

娘のピンチはパパのチャンス

アルバイトの最終日に 大学生の娘は飲食店と衣料品店でアルバイトをしている。 その勤め先のひとつがGU。大学1年生の秋から働き始めたGUでの仕事は、きょうが最終日だった。最初は「もう辞めたい」と弱音を吐くことも多かったが、同じ時期に入ったアルバイト…

病みつきになりそうな大阪の味

セイロンカツ 先日の大阪旅行で衝撃的な味に出合った。 2泊3日の最終日は、当初の予定がキャンセルになった。 帰りの新幹線は午後3時すぎ。ホテルで時間を持て余し、スマホを触っていたところ、ウルフルケイスケさんのSNSの投稿を見て、その日の行き先が決ま…

帰りが遅くなった日の夕食メニュー

タイムセールを利用 出張帰りで遅くなった夜は、自宅近くのスーパーに駆け込み、タイムセールを賢く利用。 刺身の盛り合わせ。半額がうれしい。 そして、こうなる。 わが家の定番メニュー。 深夜にどんぶり飯2杯。 漬け丼最高! いくらでも食べられる。 フン…

両親のダイヤモンド婚式

初めて見た父の表情 両親のダイヤモンド婚を祝った。 結婚60周年。すごいことだと思う。 2人とも農家の生まれ。 結婚後、福岡県宮若市の福丸商店街で写真館を開業した。 保証人を頼まれた相手に夜逃げされ、多額の借金を背負ったこともあった。 ちょうど、そ…

16年ぶりに娘と食べた糸島のうどん

思い出の産直市場 妻の墓参りに行く途中、娘と一緒にうどんを食べた。 そこは、福岡県糸島市の産直市場「伊都菜彩」にある食堂。 妻が生きていたころ、家族で何度も通った場所だ。 だが、娘は、まったく覚えてなかった。 うどんを食べた後、「何か思い出した…

亡き妻が好きだったリンゴ

春の彼岸 娘がリンゴをむいてくれた。 先日、娘が作ったアップルパイの残りのリンゴ。 幼いころ、病気で寝込んだときに母がリンゴをむいてくれた。 娘が熱を出したとき、僕もリンゴをむいた。 病床の妻には、すりおろしたリンゴを食べさせた。 亡き妻が好き…

心が弱っているとき、会いたくなる人

「112日間のママ」×「はなちゃんのみそ汁 心が弱っているとき、会いたくなる人。 大阪在住、フリーアナウンサーの清水健さん。小学3年生の男の子を育てているシングルファーザーだ。 清水さんは、9年前、妻の奈緒さんを乳がんで亡くした。奈緒さんは、妊娠…

娘の彼氏が残した粉末スープに救われた話

日韓合作の塩ラーメン 食育講師だって即席麺を食べたくなるときがある。 学生時代は、随分、お世話になった。 今日、なぜか無性に食べたくなって、台所で即席麺を探した。 だが、見つからない。 夜な夜な、娘の彼氏のねすたが食っているので、在庫が切れたの…

娘の彼氏はやさしかった

パパは同じ話を何度もする 娘とねすた(娘の彼氏)とご飯を食べていた夜。ねすたが観葉植物を探している、という話になった。わが家にも、観葉植物がある。はなが生まれたころから、ずっと窓辺にパキラを置いている。 「16年前、ママがパキラの枝を全部切っ…