はなちゃんのみそ汁 番外篇

亡き妻のブログ「早寝早起き玄米生活」アーカイブから

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食-レシピ

妻が遺した漬物石

白菜漬けを作ってみた 台所を片付けていると、妻が使っていた漬物の重しが出てきた。 4.5キロの漬物石。 そういえば、これでいつも白菜を漬けていたなあ、と思い出し、 あの味を再現したくなって挑戦してみた。 2023年3月18日 材料は、白菜一株、塩(下漬け…

時を超え、娘も食の仕事を経験

料理番組に出演 2年前、娘は福岡の某テレビ局で「はなちゃんのレシピ」という料理番組に出演していた。 トークは苦手と言いながらも、一生懸命頑張った。 番組では、母親から受け継いだ天然っぷりを遺憾なく発揮。 タレントさんとの掛け合いが、面白かった。…

うもちゃんのケーキ

娘の20歳のお祝いに 箱から出した途端、いろんなことを思い出し、涙があふれ出た。 娘の20歳の誕生日(2/20)のお祝いに届いた手作りケーキ。 送り主は、料理家の一鍬田朋子(ひとくわだ・ともこ)さん。 愛称は「うもちゃん」。千恵の料理の先生で、年下の…

「私、絶対負けんばい」

神様がくれた宝物 「麹菌は、高温多湿の日本だからこそ存在する、神様がくれた宝物。だから、地元の麹菌でつくった発酵食品を食べることこそが、最も日本人の体に合っとる」 種麹屋「椛島商店』(福岡県みやま市)の故・椛島千枝子さんの言葉だ。 僕たちは、…

時代を先取り 料理を工夫

夏は枝豆しか勝たん 枝豆が旬を迎えた。 わが家の枝豆の食べ方はシンプルな塩ゆで。 口の中で広がる甘みと香り。 毎日食べても飽きない。 まずは、スーパーで枝つきの枝豆を買ってくる(←鮮度が重要)。 枝豆を枝から落とす。 このとき、さやの両端を切り落…

わが家のベランダ農園

朝のルーティン 午前5時半起床。 週の始まり月曜日は「弁当の日」。 1週間、がんばろ〜 夏だ〜 娘の玄米弁当作って〜 最近、雲仙ハムにハマって肉多め。酸性過多弁当。 ゆで卵に塩少々のひと手間が愛。 みそ汁盛りすぎ〜 昆布といりこの出汁。ナスとジャガイ…

「やっぱ、食事だね」

原点回帰 新しく開設したブログを書き始めて、まもなく4カ月がたつ。 毎朝、亡き妻千恵の過去ブログ(早寝早起き玄米生活)を読みながら書いているのだが、最近、わが家の食生活が変わり始めたことに気づいた。 原点回帰と言うべきか。 妻がブログに残したレ…

人生最後の仕事

しっかり、生きよう 今朝、千恵のブログを読みながら思った。 2007年の夏が、彼女にとって、人生最後の梅干し作りだったんだなあ、と。 この14年間、考えたこともなかった。 人生、何が起こるかなんて、誰にも分からない。 ひょっとしたら、今年の夏が人生最…

亡き妻の梅仕事

命日に一粒 千恵は毎年6月に梅仕事をしていた。 梅酒、梅みそ、梅干し‥。 彼女が作った梅干しは、今もまだ、びんの中に残っている。 もったいなくて、食べられない。 年に一度。 7月11日の命日に、娘と一粒ずつ食べようと思う。 梅干しは長期間、保存できる…

ヨムさんのチヂミ

姉妹のような2人 千恵に出会う数年前、友達になったヨム・ウンジュさん。 福岡教育大学の留学生だった。 当時、ヨムさんは20代。 僕は、30代前半だった。 いろいろと悩みを相談し合った。 なぜか、思い出すのは、夜、海沿いのコンビニで買ったソフトクリーム…

ママが遺した命のレシピ

丸ごといただく「全体食」 ※本日の「はなみそ番外篇」は娘が担当します。 私が小学生の頃、父が仕事で遠方に出張する際には、福岡県宮若市に住む祖母が手料理持参で泊まりに来てくれました。 「千恵さんも好きやったとよ。ばあばが作り方を教えたっちゃけん…

何がなんでも玄米っちゅうわけじゃありません

ファストフードも好きだけど 僕と娘は、時々、ハンバーガーやホットドッグなども食べる。 自宅でも、「パパ特製のチリドッグ」を作り、友人らに振る舞う。 自分で言うのも何だけど、これが最高にうまい。 だが、2日続けると飽きてしまう。 娘は高校生のとき…

母娘競演、カルボナーラとイカ墨パスタ

イタリア産チーズの濃厚な味 パスタ料理のカルボナーラに目がない私。 幼いころから父と行きつけのイタリア料理店「テシマ」(福岡市南区)のマダム、手嶋法子さんが「簡単だから作ってごらん」と、イタリア産の高級チーズと乾麺をプレゼントしてくれました…

休日は娘とお菓子作り

幸福感も味わえた 大学で「フード・マネジメント」を学ぶ娘は、お菓子作りにはまっている。 先日は、パンナコッタを作っていた。 今夜のデザートかな?と楽しみにしていたら、違っていた。 ダンス教室の先生に渡す誕生日プレゼントだった。 すごく喜んでくれ…

子どものおやつにぴったり

映画「はなちゃんのみそ汁」で紹介 千恵といえば「炒り玄米」。「炒り玄米」といえば千恵。 親しい仲間の間では、千恵が作る「炒り玄米」は有名だった。 娘が大好きだったおやつ。 炒り玄米はそこそこの歯ごたえがある。よく噛んで食べないといけない。 幼い…

わが家のイベント、餃子作り

今日のコラムは娘が担当 小さな子どもと一緒に作る料理の代表格といえば餃子。 妻も娘と一緒に作っていました。 本日の前振りコラムは、娘が担当。 妻が教えた具とは、ちょっと違いますが、当時を思い出しながら書いてくれました。 経験が台所に立つ原動力 …

料理には人を幸せにする力がある

妻の夢「レシピ本」娘が出版 亡き妻千恵の夢は、料理の本を出版することだった。 その夢は、娘のはなが引き継ぎ、実現させた。本のタイトルは「はなちゃん12歳の台所」。映画「はなちゃんのみそ汁」で千恵役の広末涼子さんが幼い娘に言い聞かせた「ちゃんと…

「中庸」を意識しながら玄米を炊く

マクロビオティックの思想 僕はマクロビオティックを実践しているわけではないが、千恵の影響で、その考え方は少しだけ理解している。 重要なキーワードは3つ。 身土不二 その土地で収穫された食材や旬のものを食べること。地産地消とほぼ同義語だ。 一物全…