はなちゃんのみそ汁 番外篇

亡き妻のブログ「早寝早起き玄米生活」アーカイブから

                                               仕事の依頼・問い合わせ                                      

食-弁当

独立宣言弁当〜失敗にくじけないたくましさを育てる

それは「大人になりたい」という子どもの本能 「弁当の日」の提唱者、竹下和男先生の著書「『ごちそうさま』もらったのは“命”のバトン」(自然食通信社)には、弁当作りを経験した子どもたちのさまざまなエピソードが収録されている。 僕が講演で毎回紹介す…

お金では買えないものの大切さ

弁当箱に詰め込んだメッセージ 今年、娘はサンタさんへの手紙を書かなかった。 10代最後のクリスマスだったのに。 hanamisosoup.com クリスマスは、贈り物の形をした愛情や思いやりを交わす日でもある。 そして、何よりも、娘の喜ぶ顔が見たい。 実は、3カ月…

ゆるゆるがいいね

「台所に立つ子どもたち」のその後 忙しくなってきた。 映画「弁当の日」自主上映会が全国で増えてきたのだ。 上映に併せて、アフタートークを依頼されることも多い。 先月は北陸、今月は沖縄、来月は大分で上映後のトークイベント。 今、大分上映会(2023年…

沖縄で映画上映と親子トーク

思い出いっぱいの島 沖縄には毎年、親子で出かけています。 亡き妻も大好きだった日本最南端の県。 その沖縄で、仲間たちと一緒に製作したドキュメンタリー映画「弁当の日 『めんどくさい』は幸せへの近道」の上映会が開かれます。 12月17日(土)午後2時半…

娘が弁当を作り始めた理由

「を」と「で」の違い 娘はアルバイトを経験し、お金を稼ぐ大変さに気づいた。 「お昼の外食は、バイト代が惜しいな。弁当ひとり分の食材費って150円ぐらいだよね」 亡き妻の教えを覚えていてくれたのだ。 わが家は、月曜、火曜、木曜の週3日が「弁当の日」…

妻に見せたい、19歳の娘

「ああ、これが親なのか」 保育園児の娘が運動会で走っている姿を初めて見たとき、涙が出た。 横では、妻が「はなちゃーん!」と絶叫していた。 僕は、動画撮影しながら「ああ、これが親なのか」と思った。 娘は2月生まれで、他の子どもたちに比べて体が小さ…

わが家のベランダ農園

朝のルーティン 午前5時半起床。 週の始まり月曜日は「弁当の日」。 1週間、がんばろ〜 夏だ〜 娘の玄米弁当作って〜 最近、雲仙ハムにハマって肉多め。酸性過多弁当。 ゆで卵に塩少々のひと手間が愛。 みそ汁盛りすぎ〜 昆布といりこの出汁。ナスとジャガイ…

妻が怒った理由(最終話)

想像力のある人に 結婚前の千恵の印象は、天然で鈍感でのんびり。 天然でのんびりは当たっていたが、鈍感ではなかった。 鈍感どころか、物事をいろんな角度から見ることができる豊かな感性を持っていた。 注:鈍感が悪いわけではない。鈍感であることが良い…

「毛が3本」の歌とブーメラン

ディープな飲み会の翌朝 週の始まり月曜日。娘の弁当を作る日だ。 昨日の飲み会があまりにもディープだったので、今朝は寝坊してしまった。 卵焼きとセセリを焼いて、昨日、のりちゃんにもらったトウモロコシご飯を詰め込んだら完成。うっかり、ブロッコリー…

病気を忘れるほど幸せを感じた場所

あるもので作る。できたものを食べる 毎週末、僕たち家族3人は佐賀の山奥に向かった。 目指す場所は、陶芸家川本太郎さんの自宅だった。 ここは、自然がいっぱい。空気もうまい。 太郎さんは、庭で火を起こし、僕たちを待ってくれた。 あるもので作る。でき…