音楽
若いころは想像できなかった今の自分 先日、元読売テレビアナウンサーの清水健さんと語り合った。 お互いに妻をがんで亡くしたシングルファーザー。 2人のトークを清水さんが約14分間の動画に編集してくれた。※動画のリンクは文末に添付 悲しくて、つらいテ…
サックスの練習 暑いと、ぼーっとなる。 ぼーっとしてたら、すぐに本番がやってくる。 娘は昨日からダンスのレッスンを再開。 さて、そろそろパパも練習始めなきゃ。 急に上手にはならない。 日々の積み重ね。継続が大事。 そう自分に言い聞かせながら。 安…
ホタテの冷製パスタを食べながら 北海道佐呂間町から魚介類が宅配便で届いた。 講演のお礼にもらった目録の品だ。 ホタテの貝柱、ホッケの一夜干し、シジミ、紅鮭・・・。 まずは、ホタテの貝柱をいただくことにした。 刺身でも食べられる新鮮さ。 さて、ど…
木曜日よりの使者 昨夜は、ウクレレ仲間の3人で家飲み。 平日の木曜日だというのに飲みすぎて、今朝はまたもや二日酔い。 勢いあまって、無謀にもライブ配信までやってしまった。 本当は、3人で中洲に繰り出し、スタンドバーで飲んだ後、 福博であい橋で路上…
みんなの命をたたえよう つらくないですか。 悲しみを抱えていませんか。 愛し合っていますか。 ここに来れば、元気が出ます。 出演者と来場者が、ひとつになって。 笑ったり、涙したり、サプライズがあったり。 いつの間にか、前向きになっている自分がいま…
夕方まで家でゴロゴロ Bassic Rock Fes.2023が終わった。 昨夜、自宅に着いたのは午前1時。 深夜のラーメンを食べようかどうか、迷ったが、ぐっとこらえた。 我慢強くなったものだ。 一夜明けた3日朝、撮影した約500枚の写真を整理し、出演者の皆さんに画像…
親不孝通りの夏 「ベーシックロックフェス2023」が開幕した。 今年は、2日間の通し券を購入。 長丁場のオールスタンディングだが、日々のトレーニングで体調は万全である。 靖史と「やっぱりステーキ 親不孝通り店」で腹ごしらえし、 会場入りすると、ふーさ…
今夜はロックンロールだぜ! パパは、靖史と「BRF」(ベーシックロックフェス)。 娘は、ねすたと「THE MUSIC DAY 2023」。 ねすた(左)と娘(2023年7月1日) おそろいのTシャツなんぞ着やがって。 www.bassic.jp www.ntv.co.jp どちらさまも、下のボタン…
もうすぐ命日 一緒にウクレレをやっている女性から、 黄色の胡蝶蘭をいただいた。 彼女は、千恵の友人で料理仲間。 いつも、覚えていてくれて、ありがとう。 2023年6月29日 千恵は黄色が好きだった。 亡くなる前、娘には、ピアノの発表会に着て行く黄色いド…
埃まみれのビデオテープ クラシック音楽のことは、ちっとも分からなかったけど、 千恵との出会いを機に、CDを聴き、コンサートにも行くようになった。 昨年、寝室を片付けていると、 埃まみれのビデオテープが大量に出てきた。 地デジ放送前の古いアナログテ…
変な音楽家 職業柄、いろんな人と付き合ってきたが、 屁に色をつけたり、音符で表現したりする人は、妻だけだった。 ちなみに、彼女はソプラノ歌手。 抗がん剤治療中も歌い続けた(2008年3月3日) 「み」(2008年5月26日) 昨日は久しぶりに吐くことなく一日…
鮎川誠さんの特集番組 今年1月、すい臓がんで亡くなった鮎川誠さん。 4年前の「いのちのうた」には、ゲストとして出演してもらった。 忘れられないのは、「ユー・メイ・ドリーム」の演奏前に鮎川さんが語った言葉。 「大切な人を亡くした後、どう生きるか」…
今は歌えない昭和の名曲 僕らが小学生のころ、社会現象にもなった替え歌がある。 ジャッキー吉川とブルーコメッツの「ブルー・シャトウ」。 子どもたちは、みんな歌っていた。 ちびまる子ちゃんも歌っていた。 森トンカツ 泉ニンニク かコンニャク まれテン…
がけっぷちだった 新型コロナで自宅待機中、娘と一緒に何度も聴いた曲。 [re:]projectの「もう一度」。 2020年5月。 32年間勤めた会社を早期退職した僕は、 想定していた仕事がコロナでなくなり、先の見えない生活に。 娘は、大学受験前なのに、オンライン…
矢野きよ実さんの書展 帰宅の遅い娘を待ちながら、ため息ばかりついていても仕方がない。 人生はそんなに長くない。 よし、東京に行こう。 ふと思い立ち、三宅伸治さんに連絡をとった。 26日の午後は空いている、との返信。 その日は、帝国ホテルプラザ東京…
リベンジは果たせたか 今月、まだ1週間しか経ってないのに3度目の「焼酎Lab.紅乙女」。 トミーと2人で飲んだ後、中洲のネオン街をふらふらと歩き、 たどり着いた場所は「福博であい橋」。 2009年10月16日、栗原靖史とギターで路上ライブをやった場所である。…
一期一会 〜いのちのハーモニー〜 抗がん剤の影響で顔はむくみ、声も出しにくそうだった。 でも、歌った。 声をかけてくれたのは、小学校のPTA役員の女性。 彼女も同じ病だった。 千恵は「ハナミズキ」を歌った。ピアノ演奏は大学の先輩、新貝真理さん(2008…
今後の人生は、おまけ 15年前、僕は自暴自棄になった。 心を病み、死んでもいいと思っていた。 生きていたけど、死んでいた。 だが、一杯のみそ汁が救ってくれた。 娘のおかげで、自分を取り戻すことができた。 これまでの15年と、これから先の人生はおまけ…
「ママが、かわいそうすぎるやん」 娘が小学5年生の頃だった。 車の後部座席に置いていた本『はなちゃんのみそ汁』を手にする娘の姿が運転席のミラーに映った。出版からすでに1年半が経っていた。 しばらくして、娘は「やっぱり、無理」と言って、本を閉じた…
三宅伸治さんと語り合った3日間 この3日間、三宅伸治さんと一緒に夜を過ごした。 「なかなか、うまくいきませんなあ」などと、互いにつぶやきながら、毎晩ハイボールを飲んだ。 2007年、三宅さんの詩集「月のメロディー」の編集に携わった。 以来、16年の付…
故人を語ることとは・・・ 妻が他界して今夏で15年。 ブログを書いたり、書籍を出版したり。 毎年の追悼コンサートも辛気臭い。 いつまで、悲しみを引きずっているんだ。 そんなふうに、お感じの方もいると思う。 一方で「悲しみを抱えながらどう生きるかを…
音楽と食がなければ生きられない 悲しいことがあったら、ウクレレを弾く。 millarのウクレレ(2023年2月2日) 月に一度のレッスン。4つのコードで弾ける「Stand by me」を練習中(2023年1月30日) 柔道とバイクとゴルフが趣味の友人が初めて手にしたウクレレ…
俺たちは年をとった あれは、昨年9月の「いのちのうた 第15章」の打ち上げの席だった。 出演者全員がBassic.に集まり、僕は三宅伸治さんの隣に座った。 乾杯後、三宅さんが、珍しく僕に仕事のことを聞いてきた。 数年前から、三宅さんに相談していた、あるプ…
「生きる」が愉快に 悲しみを抱えたまま、生きていくにはどうすればいいのか。 喪失の後に訪れる悲嘆から抜け出そうと。 14年前、僕は妻が遺してくれた音楽を始めた。 悲嘆から抜け出すことはできなかったけど、 生きることが愉快になった。 ギター、三線、…
「お前、何とかしちゃれ」 ある人に、「いのちのうた」の打ち上げの写真を送った。 すぐに返信があった。 「24日の夜は、クリぼっちなんか?」 打ち上げの夜、その人にクリスマスイブは娘が家にいないことを話した記憶がある。 気にしてくれていたんだ。 そ…
ぼーっとしてます 昨日、娘が僕に言った。 「毎年、いのちのうたの翌日は何も予定を入れないようにしてる」 それがいい。 実際、僕は寝てばかりだった。 朝は、コンビニおにぎりを食べた。 夜は、トマト鍋を頑張って作ってはみたものの、食べる気力もなかっ…
にぎやかな法事 長い期間、準備を進めてきた妻の追悼コンサート「いのちのうた」が終了した。 幸せな時間は、あっという間だった。 今朝、目が覚めると、いくつかのメッセージが届いていた。 北の地から福岡の会場に駆けつけてくれた友人は、「めちゃくちゃ…
シンゴ100% 僕は素っ裸に蝶ネクタイでステージに立っていた。 そして、股間を銀のお盆で隠していた。 後ろで梶浦さんがドラムを「ダダダダダ」と叩いている。 「ジャーン」とシンバルの音がした瞬間、僕はお盆をひっくり返した。 MCの大ちゃんが会場に向かっ…
心がひとつになったとき サッカーとロックは似ている。 選手とサポーターの一体感。 ミュージシャンと観客の一体感。 心がひとつになったとき、最高の結果と満足感が得られる。 撮影:chiyori 昨年の「いのちのうた」の打ち上げ(2021年11月20日) いよいよ…
「ここ」販促委員長の妻 「きょうね、私の顔を見て、急に泣き出したお母さんがいたのよ」 2007年12月13日に千恵が書いたブログを読んで、彼女が笑いながら、そう言っていた日のことを思い出した。 千恵が、そのお母さんと出会ったのは、内田美智子先生の講演…