はなちゃんのみそ汁 番外篇

亡き妻のブログ「早寝早起き玄米生活」アーカイブから

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音楽

亡き妻を見ているようだった娘のウクレレ演奏

90分で3曲マスター 人生初のウクレレ講師を務めた音楽イベントは、亡き妻が「絶対音感」の持ち主だったことを思い出させてくれるイベントでもあった。 hanamisosoup.com こくみん共済coop大分推進本部の社会貢献活動として大分市で開催。70組(約140人)の親…

野外ロックフェスを企画したお坊さん

熱意が人の心を動かす 妻の追悼コンサート「いのちのうた」を毎年続けてきた。 今年で17回目(2024年10月14日の予定)。 そのコンサートに数年前から家族で参加してくれているお坊さんがいる。 常福寺の堀田顕英さん。 2020年3月末、新聞社を早期退職した後…

【緊急告知】参加者にウクレレをプレゼント!

趣味が仕事に 昨年、趣味で始めたウクレレ。 まだまだ、初心者なのですが、このたび、講師を務めることになりました。 イベント名は「家族でウクレレを楽しもう!」(主催:こくみん共済coop大分推進本部、大分県労働者総合生活協同組合)。主催団体とは、前…

娘が輝く瞬間

踊っているとき ダンス歴15年の娘。 本当にダンスが好きなんだろうな。 2023年11月23日 2023年11月23日 2023年11月23日 2023年11月23日 2023年11月23日 Photo by chiyori 親子でプリキュアのダンスを練習した15年前が懐かしい。 プリキュアオールスターズ ス…

娘の即興ダンスを見て亡き妻を思う

打ち上げでセッション 妻千恵の追悼コンサート「いのちのうた第16章 〜にぎやかな法事〜」の打ち上げには、出演者、スタッフら約30人が集まった。 ほとんどの人が、昼に差し入れのドーナツをつまんだだけ。 空きっ腹で酒を飲んだので、みんな酔いが回るのも…

あこがれのサックス奏者との再会

観客と対話をするように 変幻自在、奇跡のような化学反応。 ときには、オーディエンスと語り合うように。 笑っちゃうほど、ものすごい演奏だった。 あこがれのサックス奏者、梅津和時さんが率いるKIKI BANDのライブ。 会場は、親不孝通りのPublic bar Bassic…

涙から立ち直る方法

互いの命をたたえ合う 妻千恵の追悼コンサート「いのちのうた 第16章」を終えた。 コンサート翌朝は、起き上がることができなかった。 正直疲れた。事業としては、採算も合わない。 だが、僕にとって、これほど生きていることを実感できるイベントは他にない…

娘の即興ダンスを見て亡き妻を思う

打ち上げでセッション 妻の追悼コンサート「いのちのうた第16章 〜にぎやかな法事〜」の打ち上げには、出演者、スタッフら約30人が集まった。 ほとんどの人が、昼に差し入れのドーナツをつまんだだけ。 空きっ腹で酒を飲んだので、みんな酔いが回るのも早か…

にぎやかな法事

「今年が最後」のつもりで きょうは、妻の追悼コンサートです。 娘が反抗期であっても、親子関係が気まずい状況であっても、仕事がどんなに忙しくても、 この日だけは、何があっても、娘と力を合わせて頑張ります。 昨日は、サックスを練習しすぎて、唇の皮…

悲しみを癒やしてくれた山モミジ

あれから15年 2008年の秋に佐賀の陶芸家、川本太郎さんから譲ってもらった山モミジ。 悲しみを癒やしてくれた山モミジ。 わが家のバルコニーで、紅葉がピークを迎えた。 毎朝、水をあげた。 あれから15年も過ぎたのか。 山モミジ(2023年11月21日) 今日は良…

妻の追悼コンサートまで、あと4日

みんなの命をたたえよう 三宅伸治さんの「たたえる歌」と「JUMP」を練習中の娘。 2023年11月19日 娘の彼氏、ねすたもコンサートに来てくれるかな(2023年11月19日) 皆様の来場をお待ちしています! ***************************…

パパはミュージシャン

ワインまつりでウクレレ演奏 昨年、ウクレレを購入した。 どこにでも持ち運べて、コードも簡単。 ギターに比べてお手軽なのが良い。 消防士の富武さんとウクレレユニット「トミー&ヤス」を結成し、 ライブ配信を楽しんだり、福岡の繁華街・中洲での路上ライ…

人生は還暦からがおもしろい

若いころは想像できなかった今の自分 先日、元読売テレビアナウンサーの清水健さんと語り合った。 お互いに妻をがんで亡くしたシングルファーザー。 2人のトークを清水さんが約14分間の動画に編集してくれた。※動画のリンクは文末に添付 悲しくて、つらいテ…

本番まであと4カ月

サックスの練習 暑いと、ぼーっとなる。 ぼーっとしてたら、すぐに本番がやってくる。 娘は昨日からダンスのレッスンを再開。 さて、そろそろパパも練習始めなきゃ。 急に上手にはならない。 日々の積み重ね。継続が大事。 そう自分に言い聞かせながら。 安…

娘と彼氏と3人でママの思い出を語り合った夜

ホタテの冷製パスタを食べながら 北海道佐呂間町から魚介類が宅配便で届いた。 講演のお礼にもらった目録の品だ。 ホタテの貝柱、ホッケの一夜干し、シジミ、紅鮭・・・。 まずは、ホタテの貝柱をいただくことにした。 刺身でも食べられる新鮮さ。 さて、ど…

友と酒とウクレレと

木曜日よりの使者 昨夜は、ウクレレ仲間の3人で家飲み。 平日の木曜日だというのに飲みすぎて、今朝はまたもや二日酔い。 勢いあまって、無謀にもライブ配信までやってしまった。 本当は、3人で中洲に繰り出し、スタンドバーで飲んだ後、 福博であい橋で路上…

いのちのうた11月23日に開催決定

みんなの命をたたえよう つらくないですか。 悲しみを抱えていませんか。 愛し合っていますか。 ここに来れば、元気が出ます。 出演者と来場者が、ひとつになって。 笑ったり、涙したり、サプライズがあったり。 いつの間にか、前向きになっている自分がいま…

自由業万歳

夕方まで家でゴロゴロ Bassic Rock Fes.2023が終わった。 昨夜、自宅に着いたのは午前1時。 深夜のラーメンを食べようかどうか、迷ったが、ぐっとこらえた。 我慢強くなったものだ。 一夜明けた3日朝、撮影した約500枚の写真を整理し、出演者の皆さんに画像…

「Bassic Rock Fes.2023」開幕

親不孝通りの夏 「ベーシックロックフェス2023」が開幕した。 今年は、2日間の通し券を購入。 長丁場のオールスタンディングだが、日々のトレーニングで体調は万全である。 靖史と「やっぱりステーキ 親不孝通り店」で腹ごしらえし、 会場入りすると、ふーさ…

音楽の日

今夜はロックンロールだぜ! パパは、靖史と「BRF」(ベーシックロックフェス)。 娘は、ねすたと「THE MUSIC DAY 2023」。 ねすた(左)と娘(2023年7月1日) おそろいのTシャツなんぞ着やがって。 www.bassic.jp www.ntv.co.jp どちらさまも、下のボタン…

黄色が好きだったね

もうすぐ命日 一緒にウクレレをやっている女性から、 黄色の胡蝶蘭をいただいた。 彼女は、千恵の友人で料理仲間。 いつも、覚えていてくれて、ありがとう。 2023年6月29日 千恵は黄色が好きだった。 亡くなる前、娘には、ピアノの発表会に着て行く黄色いド…

音楽こそが人生だった

埃まみれのビデオテープ クラシック音楽のことは、ちっとも分からなかったけど、 千恵との出会いを機に、CDを聴き、コンサートにも行くようになった。 昨年、寝室を片付けていると、 埃まみれのビデオテープが大量に出てきた。 地デジ放送前の古いアナログテ…

屁を色や音符で表現する女

変な音楽家 職業柄、いろんな人と付き合ってきたが、 屁に色をつけたり、音符で表現したりする人は、妻だけだった。 ちなみに、彼女はソプラノ歌手。 抗がん剤治療中も歌い続けた(2008年3月3日) 「み」(2008年5月26日) 昨日は久しぶりに吐くことなく一日…

喪失からの再生

鮎川誠さんの特集番組 今年1月、すい臓がんで亡くなった鮎川誠さん。 4年前の「いのちのうた」には、ゲストとして出演してもらった。 忘れられないのは、「ユー・メイ・ドリーム」の演奏前に鮎川さんが語った言葉。 「大切な人を亡くした後、どう生きるか」…

娘が好きだった替え歌

今は歌えない昭和の名曲 僕らが小学生のころ、社会現象にもなった替え歌がある。 ジャッキー吉川とブルーコメッツの「ブルー・シャトウ」。 子どもたちは、みんな歌っていた。 ちびまる子ちゃんも歌っていた。 森トンカツ 泉ニンニク かコンニャク まれテン…

いろんな思いを込めて「もう一度」

がけっぷちだった 新型コロナで自宅待機中、娘と一緒に何度も聴いた曲。 [re:]projectの「もう一度」。 2020年5月。 32年間勤めた会社を早期退職した僕は、 想定していた仕事がコロナでなくなり、先の見えない生活に。 娘は、大学受験前なのに、オンライン…

三宅さんの案内で東京巡り①

矢野きよ実さんの書展 帰宅の遅い娘を待ちながら、ため息ばかりついていても仕方がない。 人生はそんなに長くない。 よし、東京に行こう。 ふと思い立ち、三宅伸治さんに連絡をとった。 26日の午後は空いている、との返信。 その日は、帝国ホテルプラザ東京…

14年ぶりに中洲で路上ライブ

リベンジは果たせたか 今月、まだ1週間しか経ってないのに3度目の「焼酎Lab.紅乙女」。 トミーと2人で飲んだ後、中洲のネオン街をふらふらと歩き、 たどり着いた場所は「福博であい橋」。 2009年10月16日、栗原靖史とギターで路上ライブをやった場所である。…

人生最後のステージ

一期一会 〜いのちのハーモニー〜 抗がん剤の影響で顔はむくみ、声も出しにくそうだった。 でも、歌った。 声をかけてくれたのは、小学校のPTA役員の女性。 彼女も同じ病だった。 千恵は「ハナミズキ」を歌った。ピアノ演奏は大学の先輩、新貝真理さん(2008…

生まれてくれてありがとう

今後の人生は、おまけ 15年前、僕は自暴自棄になった。 心を病み、死んでもいいと思っていた。 生きていたけど、死んでいた。 だが、一杯のみそ汁が救ってくれた。 娘のおかげで、自分を取り戻すことができた。 これまでの15年と、これから先の人生はおまけ…