はなちゃんのみそ汁 番外篇

亡き妻のブログ「早寝早起き玄米生活」アーカイブから

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自生するヨモギと抜けるまつげ

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休みの日はデパ地下ぶらぶら

千恵はデパ地下が好きだった。

日曜日は、天神大丸の地下2階を歩き回っていた。

幼い娘を連れて、試食をしていた。

娘には、「いただきます」「ごちそうさま」をきちんと言わせていた(笑)

2人でもぐもぐ、もぐもぐ‥。

デパ地下が好きというより、試食愛が強かったのかもしれない。

 

娘はデパ地下よりもファッションが好き。性格は母親に似ているが、趣味嗜好は正反対

野山に出かけても、千恵の行動は同じだった。

以下、千恵のブログ。

 

京のおばんざい。高そうだけど無料(2007年4月8日)

 

収穫に夢中になりすぎて、生えているところを撮り忘れたため、

茹でている最中の写真。

070407_182305.jpg

皆さんご存知、ツワブキです。

茎の調理方法は、様々ありますが。

葉っぱも食べられるって、知ってましたか?

 

今まで捨てていたそこのあなた!

必見ですよ。

 

先日、家族で糸島市前原の公園に行きました。

山全体が公園なので、わき道を歩いていると、ヨモギツワブキ、野イチゴ・・・食べ物満載。いろんなものが、わんさか生えているではありませんか。

いつでも何でも収穫できるように、バッグの中には常にビニール袋を常備している私です。

早速、娘そっちのけで(毎度のことながら、ごめん)収穫開始。

野イチゴは、残念ながら実が熟すまでまだ後1カ月はかかりそうな感じでした。

だから今回は、ヨモギツワブキを収穫しました。

ヨモギは、最高の血液浄化剤。

がんは、血液が汚れきって、自分の体内浄化できなくなったときに発生する病。 私にとっても、大事な家族にとっても、最高の薬です。

だから、ベランダに植えるために根っこごと大量に収穫。根がつきますように。

ツワブキは、新葉が多かったため、茎はまだまだ細いです。

細い茎は、調理に手間がかかりすぎるので、今回は、葉っぱだけを調理します。

できるかぎり大き目の葉っぱを収穫し、きれいに洗います。

鍋に沸騰したお湯の中に、葉っぱを入れて茹でた後(茹ですぎない程度に)、水に20分ほどさらします。これであく抜き完了。

ぎゅっと絞った後、細かく刻んで、鰹節と醤油だけでいただいても、ほろ苦くておいしい。

佃煮にする場合は、しょうゆ、酒、みりんを同量合わせ、中火で鍋にかけます。

調味料が沸騰したら、ちりめんとツワブキを入れ、ぱらぱらになるまで炒ります。

これで出来上がり。とても簡単で、おいしい。

 

しかも、無料です。

無料、大好き。

 

本来は、京都のおばあちゃんが生ごみを出さないように考案されたレシピだとか。

れっきとした「おばんざい」です。

デパートに出したら、グラム400円はくだらないでしょうね。

ヨモギツワブキは、至るところに生えてます。

特にヨモギは、雑草並みの生命力。アスファルトの間からも顔を出してます。

天ぷらにして食べたら最高です。

みなさん、タダですよ!タダ!

是非とも摘んで料理しましょう!

070407_192158.jpg 

こんな感じ。ほろ苦くて、本当においしかった。

実はこのツワブキ、家のマンション前の植栽にも自生してるんですよね・・・

一応、共用部分に生えているので、自粛してますけど。

夜中にこっそり抜きに行こうかな・・・なんてね。

もし、夜中にほっかむりで、ハサミとビニール袋を手にした怪しいヤツを見かけたら、温かい目で見守ってやってください。

泥棒と私の区別は、まつげがあるかないか、です(笑)

ちなみに・・・現在の私の右目。

恐るべし、抗がん剤。 

とうとう、最後の1本になってしまいました。

大事に育てた最後の1本。

「葉っぱのフレディ」みたいです。

左目は、残り8本です。

眉毛は書けるけど、抜けたまつげはどうしようもできない。

元がないので、まつげを増やすエクステも無理。

身体に不必要なものなど何もないと、体感します(足毛とわき毛はいらんけど)。

まつげがないと、ゴミが大量に目に入るわ、悲しくもないのに涙あふれるわ、散々です。コンタクトができないので、メガネ生活に戻ってます。

メガネにマスク・・・最強のコンビに、強盗スタイルですね。

でも、2、3カ月後には、ふさふさまつげに生え変わる予定です。

 

乞うご期待。