遺伝子を受け継ぐ
以前、勤めていた会社の先輩から、「あの資料は、どげんなっとーとや」と尋ねられ。
失念したまま15年。
今朝、段ボール箱をひっくり返し、資料を探していたら、
亡き妻千恵の幼少期の写真が出てきた。
5歳ぐらいだろうか。はなにそっくり。
この子が、20年後に乳がんになる。
はなは千恵の遺伝子を受け継いでいる。
ぼちぼち、乳がん検診を受けてもいい年齢になった。
そんなことを気づかせてくれたビキニ姿の妻の写真。
ねーねとばーば(2008年4月9日)
私には、年子の姉がいます。
双子のように育ちましたが、幼少期から、全く違う生き方をしていました。
母は、私に「あなたは手がかからなかったのよー」と言います。
なぜ、私に手がかからなかったかっちゅーと、床にどちーんと座り、動かなかったからです。
床に座り、もくもくと何かを食べていたそうな。
食べているか、寝てるかどっちかだったそうな。
ある意味、今でもそうだな(笑)
姉は、そんな私とは正反対で、ちょこまかちょこまか動き回り、すばしっこい。
母は、床に根を張り動かなかった私に安心し、すばしっこい姉を追い掛け回す日々。
運動会では、毎回ドンケツな私と違い、姉は、かけっこは一番。
リレーの選手に選ばれ、マラソン大会では常にトップ5には入賞。
中学校から、姉だけ寮のある学校に通っていましたから、中学、高校、大学と、離れ離れな私たちでしたが、大人になった今でも仲良しです。
そんな姉から、先日電話がありました。
姉が雑貨屋に行ったときの話。
自分の隣に、5歳くらいの女の子が1人でいたそうな。
その女の子が、一緒に来ていたであろう人を「ねーね!ちょっと来てー!ねーね!」と呼んだげな。
そうしたら、奥の方から、「はーい!」と返事が返ってきたげな。
姉は、私のムスメから「ねーね」と呼ばれていることもあり、一体どんな「ねーね」が出てくるのか、ちょっと興味を抱いて、声のする方を見てみたげな。
そうしたら。
「あんたは、どー見てもばーばやろ!」っちゅー人が、
「はぁい」と返事しながら出てきたげな。
笑ったー。
そんな明るい話題を、いつも提供してくれるねーねが、私は大好きです。
私の母はユニークですが、姉もユニークです。
・・・
「お前が一番ユニークだろ!」とツッコミ入りそうなんで、ここらへんで失礼します。
ちなみに、私も小さい子どもから「おばさん」言われたら、年甲斐もなく憤慨します(笑)
甥と姪には、いつまでも「ねーね」と言わせたいだに。
競艇選手の日高逸子さんみたいに、素晴らしいバディをキープして若くいられるように。
40歳までは頑張るだに。
写真は、いずれ「ねーね」と呼ばせられる予定の、甥の一丸君なり。
カメラを向けましたら、「けっ!ねーねとか呼ばねーよ」と、不機嫌極まりない感じ。
せちがらいですな。
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