はなちゃんのみそ汁 番外篇

亡き妻のブログ「早寝早起き玄米生活」アーカイブから

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朝食の効果

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梅醤番茶

「はなちゃんのみそ汁 青春篇」のプロモーション活動で娘と東京に来ている。

2泊3日の滞在で、4月1日のきょうが最終日。

昼夜は、久しぶりに会う仲間たちとの食事会が続いた。

先週も3日間、新潟の知人宅にお邪魔し、海の幸と地酒をたらふくいただいた。

長い間、コロナ禍で身動きがとれなかった反動、そして、あまりにも幸せな時間が続いたため、羽目を外してしまったかもしれない。

胃が少々疲れてきた。

今朝、ホテルでパソコンを開くと、妻のブログに梅醤番茶の効果が書かれてあった。

そういえば、抗がん剤の影響で千恵の食欲が落ちたとき、毎朝、梅醤番茶を作るのが僕の役割だった。

胃腸を休ませるにはこれがいい。

福岡に戻ったら、さっそく試してみよう。

 

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高取保育園の給食は玄米和食。おやつの時間には梅醤番茶も出された

 

以下、千恵のブログ「朝食の効果」(2007年1月7日)

 

今までは、栄養面の指導をしてくれていた先生の考えに沿って、毎朝、ご飯とみそ汁と小魚(焼き魚)と納豆と海苔と漬物など、純和食を食べていた。

先生によれば、「朝、しっかりと和食で栄養を取っておきさえすれば、たとえ昼夜がいい加減な食事になっても、栄養のバランスを保つことができる」とのことだった。その通りで、大抵、昼ごはんは一人で食べるので、いい加減な内容になってしまうことも多かった。けれど、朝食をしっかり食べているので、昼は軽く食べても問題はない。

 

しかし、がん歴6年目ともなれば、さまざまな免疫療法をしている人との出会いもあり、さまざまな食事療法を自分で学ぶことも多くなってくる。そんな中、昨年秋、肝臓の腫瘍が大きくなってきたことと抗がん剤治療に伴って、食欲が減退するというピンチにも見舞われた。

何しろ、口腔内に始まり、食道、胃、腸がただれているため、液体以外を受け付けないという状態が10日間も続いた。断食療法を自然に行っている状態だった。朝だけではなく、昼も夜もまともに食事ができない事態が発生。

そのタイミングに合わせるようにして、先生が都合により、栄養指導を続けるのが難しい状態になった。でも、不思議なことに、すぐに新しい出会いがあった。その先生は、どちらかというと「朝だけ断食」で有名な石原結寛先生の考えに近い人だった。

「朝は腸のお掃除の時間」とのこと。

ピンチはチャンス。朝はイマイチ食欲の出ないツレと話し合った結果、しばらく一緒にその方法を続けてみようということになった。腎臓にトラブルを抱えているツレにとっては、良い話でもある。

 

というわけで、昨年末から、朝食は梅醤番茶と生姜入りの酵素ドリンクを飲んでいる。 

以来、抗がん剤を投与しているというのにもかかわらず、便秘にならない(抗がん剤は、便秘になりやすい副作用あり)。毎朝便意で目が覚めるという快調ぶり。 飲み物だけだというのに、腹持ちが良く、腸がスッキリするのを実感できている。

「朝はお掃除の時間」。どのくらい効果があるのかは体験中だけど、体の反応としては良さを実感。数カ月、続けていくことにした。その代わり、昼と夜はしっかりと栄養をとることにしている。

梅醤番茶・・・手当て法において、万能薬と言われる飲み物。梅干しのクエン酸が血液を綺麗にし、醤油の酵素が内臓を活性化する。特に内臓の強化、下痢、胃腸の不調に効く。

作り方

1.湯のみに種を取った梅干しをひとつ入れ、箸で良く練りつぶす。

2.醤油を小さじ1杯強入れ、生姜汁を適量垂らしてさらに良く練る。

3.それに、熱く煮出した三年番茶を注いでいただく。

☆陽性の飲み物なので、空腹時に飲むようにする。

☆せっかくの手当てが無駄にならないよう、梅干しも醤油も添加物の入っていない本物を選ぶようにする。

☆試したいけど面倒くさい人には、自然食品の店で購入できる「梅醤エキス」がおすすめ。エキスに三年番茶を注ぐだけで、出来上がる。常備薬として置いておくとよい。