寒い日の夕食は常夜鍋
23日の福岡は、今季一番の寒気が流れ込み、断続的に雪が降った。それでも、ヤツはくじけなかった。極寒の中、娘の彼氏ねすたは自転車に乗って晩ご飯を食べにやって来た。
ねすたは、重要な定期テストの直前。ここ数日、授業が終わった後、大学の図書館で遅くまで勉強している。昨夜は、少し早めに切り上げて、図書館からわが家に直行。玄関で泣きそうな顔をして立っていたので、理由を尋ねた。強い向かい風に加え、途中で自転車のチェーンが外れたらしく、到着までに、いつもの倍の1時間かかったというのだ。バスや地下鉄を使えばいいのに、と思ったりもしたが、自転車でやってくる彼の根性をたたえてあげたい。
というわけで、献立は、豚肉とホウレンソウの常夜鍋。
寒い日は鍋に限る。
ホウレンソウは今が旬。夏採りのホウレンソウに比べ、冬採りはビタミンCが約3倍含まれている。β-カロテンや鉄、ビタミンB群も豊富で、貧血予防や美肌効果も期待できる。
「根っこは栄養の宝庫。捨てたらいかんよ」（亡き妻の教え）。
「あったまる〜」
デザートはシュークリーム。
「ごちそうさま」の後、当たり前のように食器を洗い始める。
育ってきた環境が垣間見える。
博多名物はこれ↓締めはチャンポンと雑炊。無駄がない。
どちらさまも、下のボタンをうっかりクリック。
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