男も座って用を足す
昨日14時から、わが家でスタートした春の宴。
途中で合流する友人もいたため、お開きは22時。
8時間ノンストップ。
あまりにも楽しかったため、調子に乗って飲み過ぎた。
50代後半のおじさんにはこたえる。
深く反省。
先日も、わが家に高校の同級生たちが集まり、夜遅くまで飲んだ。
解散後、洋式トイレの床とスリッパは、おしっこでびしょびしょ。
「いい大人たちが何やってんの」と、娘はあきれ顔だった。
今回は宴会の前に、「ちゃんと座って用を足すように」と参加者に釘を刺していたため、そのような事態は免れた。
そういえば、以前、妻から「信ちゃん、おしっこは座ってしてくれない?」と頼まれたことがあった。そのとき僕は「男ってのはなあ。立ったままするもんや。座ってなんかできるか」と答えたような気がする。
なんで、あんなひどいこと言っちゃったんだろう。
トイレ掃除はいつも妻がしてくれていた。
あの頃の僕は、人の立場に自分を置き替えて物事を考えることができない大バカ者だった。
自分がトイレ掃除をやり始めてようやく気づいた。
今となってはどうしようもないが、悔やまれる。
妻の遺影に謝っておこう。
以下、千恵のブログ。
掃除力(2007年4月22日)
朝起きて、トイレのドアを開けたら、ムスメがおしっこを床にこぼしていました。
証拠隠滅を計ろうとしたのか、拭いたような後も残っています。
トイレから続く床には、おしっこがついたであろう足跡がぺたぺたと・・・
「うおおおおっ」
と怒りたい気持ちを抑え、その辺をうろうろしていたムスメを風呂に直行させ、足と手を洗った後、拭き掃除開始。
わたし、自他共に認める掃除へたくそ人ですが。
トイレ掃除だけは、手を抜いたことがありません。
東京の友達や、本から掃除方法を学び、トイレには神様がいると信じ、続けています。
トイレには、お金の神様がいるそうで。
多分、家のトイレは、舐めても大丈夫です。
普段からトイレ掃除の際は、「旦那によか仕事がきますように。いい仕事できますように。稼げますように」と、ぶつぶつ呪文を唱えるように言ってます。
これは、まつい棒のまついさんが、トイレ掃除の際に「夫に仕事の依頼が来ますように~サスペンスサスペンス~」と唱えながら掃除をしている、と知ってからのこと。
あやかれるものには、何にでも。
「掃除のときは、にこにこ笑顔で掃除してください。『何で私がしないといけないの!!』などと、怒って掃除したら効果半減です」と言われたので、良い気分でできるようにしています。
だから今朝は、正直、お漏らしを見てへこみましたが、便器は磨いてても床掃除を数日怠っていた私のためにムスメがおしっこを漏らしてくれたと考えを途中で切り替えて、ルンルンで磨きました。
他の部屋の掃除ができなかった日でも、トイレ、玄関、水回りの掃除は欠かさないようにしています。水周りは磨く。玄関も雑巾で拭く。家族の人数以上の靴を玄関のたたきには出しません。
トイレの蓋カバーも外して、全体をピカピカに磨きます。
便器の中は、スポンジでごしごし。縁の裏まで磨きます。
実際、そういう掃除を始めて数年。
どれだけ治療費がかさんでも、破産したことはありません。
年間、一体どんだけ家計に負担をかけているかといいますと・・・
ここには書けないくらいです。
お金の管理をしている旦那に聞くと、出て行った分、ちゃんと埋め合わせがあっているようです。私の財布も、すっからかんになったことはありません(請求してますし^^;)。
ありがたいことです。
掃除力、確実にあるようです。