ふぞろいのロウソクたち
今朝、起きたら、紙に包まれたロウソクが居間のテーブルに置いてあった。
昨夜、音楽仲間たちがお祝いしてくれたバースデーケーキのロウソクを僕が持ち帰ったのだ。
よく見ると、色は同じだが、形が微妙に違う。
店のオーナーとの雑談の中で、僕が午前零時に59歳になることを伝えたため、急いで用意してくれたのだろう。
「ふぞろいのロウソク」に込められたオーナーと仲間たちの気持ち。
うるっときた。
誕生日の祝いの場となった店は、ヒートウェイヴの元メンバーでベーシストの渡辺圭一さんが経営する親不幸通りの「public bar Bassic.」。
昨日は、ここで、ウルフルケイスケさんと間慎太郎さんのライブがあった。
ライブ終了後、出演者、スタッフらと酒を飲み、
時計の針が午前零時を回ったところで、ケイスケさんがギターを持って歌い始めた。
モッズの元メンバー梶浦雅弘さんも加わって、祝福の合唱と拍手。
ケイスケさんと慎太郎さんのライブで誕生日サプライズ - YouTube
僕が知っているロックミュージシャンたちは、みんなやさしい。
そして、かっこいい。
いつも、誰かを喜ばせること、楽しんでもらうことを考えている人たちばかりだ。
今日の夕食は、娘がアジフライを作ってくれる。
僕が喜ぶことを知っているからだ。
音楽と食はよく似ている。