「ありがとう」しか言えません - はなちゃんのみそ汁番外篇

ずっと、生きていてほしい

15年前の「いのちのうた」。

hanautaをサポートする予定だった千恵は、

いつの間にか、コンサートの中心人物になっていた。

打ち合わせをしていたわけではないが、

他の出演者たちが、そんな空気をつくってくれた。

僕は最初から最後まで舞台の下手に立っていた。

千恵は歌だけでなく、語りでも命の尊さを伝えようとした。

生きてほしい。

ずっと、生きていてほしい。

そう願いながら、僕は千恵を見つめていた。

撮影：横田敦子

（左から）こやまよしこさん、三宅伸治さん、海童さん、千恵、Masahaさん（2007年10月20日）

内田美智子先生のスライドショーに合わせて歌う千恵とよしこさん（2007年10月20日）

ありがとう〜ごめんなさい（2007年10月20日）

「ありがとう」

日本に生まれて、よかったです。

こんなに綺麗な言葉は、他にないような気がします。

今日は、「ありがとう」しか言えません。

「ありがとう」の一言で、全てが完結してしまいそう。

後から聞いたら、
ご挨拶できなかった方がたくさんいらっしゃいました。

本当に、失礼して、すみません。

醜態さらしましたが、でも、あの場所に、皆様と一緒にいることができたことを、心から幸せに思います。

皆様の上に、幸せがたくさんありますように。

本当に、ありがとうございました。

夜は夜で、内田美智子先生と佐藤剛史先生の共著「ここ」の出版記念パーティーに呼ばれ、グランドハイアットで、hanautaさんと一緒に「たね」を歌ってきました。

良いことは、重なるものですね。

グランドハイアット！
こんな機会でもないと行けないところです。

ラウンジで、1,000円のカモミールティーを飲んできました。

たまたま、隣に座っていた社長が犠牲になりました。

ごちになりまーす！（笑）

その後、「感無量」てな感じの旦那が、

酔っぱらって夜の中州の街へ消えました。

今日一日、放置しっぱなしで一緒にもいられなかったし、相手もできなかった天使が1匹。

グランドハイアットのラウンジのソファで「たれぱんだ」になっていた私の上で、眠りにつきました。なので、22時には一緒に帰宅いたしました。

その後、山のようにあったいただきものを両手に抱えきれる限界まで抱えて部屋へ戻り、ひとつひとつ、開けてみました。

やっぱり、私の顔には、書いてあったんですね。

「なんかちょーだい」って。

鈍い私も、さすがに気がつかないと。

ちょっと自覚しました（ちょっとかい）。

でも、お父さんとお母さんからいただいた顔なので、整形はしません。

だから、「なんかちょーだい」も消せない（笑）

みなさん、たくさん、たくさん、ありがとうございました。

中には、名前がなかったりしたものもありました。

どなたか、自己申告を！

写真に入りきれないものが、まだあります。

奥で眠るのは、私の大事な天使ちゃん。

今日の私は、120％出し切りました。
彼女が何をして、何を食べたのか、全く把握できていません。
ごめんね・・・

と、しんみり反省しちゃったりしていたら、楽屋裏で情報ゲット。

楽屋には、差し入れっちゅうものがあるんですね。
大福とかチョコレートとか飴とか。

朝、楽屋入りした際に、ムスメと約束したんです。

「ね、チョコレートは、歯に虫が来るから、ひとつだけよ」と。
ムスメは、神妙な顔をして、「わかった」とうなずきました。

しかし・・・

私が楽屋にいる時は、私の様子をうかがいながら、

素早く「キットカット」をポケットの中へ。

私が舞台に出た時は、楽屋裏に出されていた出演者用のチョコやおやつを「鬼食い」していたらしい（笑）

で、何人もの人から「いくつチョコ食べたの？」と聞かれるたびに、

「ひと〜つ！」と答えていたそうです（笑）

ほらね。
だから、言われるんだ。

家で、チョコレートとか飴とか与えていないと、

外で反動が出るって（笑）

彼女は今日だけで、1年分のチョコレートを食べたことでしょう。

保育園の先生方、ごめんなさい。

多分、来週の彼女のうんちは、堅いし、臭いです。

ごめんなさい、ごめんなさい。

もひとつおまけに、ごめんなさい。