はなちゃんのみそ汁 番外篇

亡き妻のブログ「早寝早起き玄米生活」アーカイブから

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乳がんと出産

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「子どもは無理」と言われていたが・・・

2002年6月22日朝、千恵が妊娠していることが分かった。
抗がん剤治療を終えて1年3カ月が過ぎていた。
薬の副作用で「子どもは無理」と言われながらの奇跡的な妊娠。
だが、実は、がん患者にとっては出産はリスクが高い。
エストロゲンという女性ホルモンが卵巣から活発に出始めることで、
がんが再発する可能性がある。
千恵は迷った。
命がけの出産を覚悟をしなければならなかった。

千恵と生まれたばかりの娘。福岡市の浜の町病院で(2013年2月20日

 

 
以下、妊娠期と出産後の気持ちを綴った千恵のブログ。
※文中の「さくら」は妻のハンドルネーム
 
遊びをせんとや産まれけむ(2007年12月14日)
 
本気と書いて、マジと読む。
こんばんは、さくらです。


GOGOマコリン さんが、日記に私のことを書いてくれていました。
 

乳がん、子宮がんという女性特有の病の後に出産する人は、
正直、そうそういないようです。
 
 
大抵、手術の後は治療に入りますので、女性ホルモンを抑制するために、生理を止めなければならないのです。
治療薬によって、止まってしまう場合も多々あります。
年齢が高ければ、そのまま閉経してしまうこともめずらしくありません。

また、再発・転移の心配も、ずっとつきまといます。
出産の決意は「死」をも伴う覚悟です。
 
それでも子どもが欲しい人は、勇気を持って出産します。
 
欲しくても、生理が戻ってこなければ、不可能ですけれどね。
私みたいに。
20代から、更年期障害を経験してます。
 
 
人生経験に、ひとつも無駄はないと思えども、
ムスメの赤ちゃんの頃の写真を眺めては、
見逃してきた姿を、もう一度見てみたいな、と思ったりします。
 
 
でも、ほんと、よくぞ産まれてきてくれました。
今も強く感じます。
 
 
治療と再発の間を、うまくぬって産まれてきてくれました。
赤ちゃんの頃の写真を見ると、ほんとに、かわいくて(今もかわいいけど、大人げない私と、マジ喧嘩してますので・・・笑)。


ありがとね、ムスメ。
 
それよりなにより、なになに?
旦那が、ストライクど真ん中ですって!

カッコいいですって!

て!?

以前も、同じことを聞いてはいたのですが、

きっと、あの日、
マコリンさんのつぶらな瞳には、
コンタクトが入ってなかったんだね!


じゃ、あたしゃ、カッコいい旦那を、

メガネを外して今一度眺めた後に、

寝るよ。

おやすみ。
 
 

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