はなちゃんのみそ汁 番外篇

亡き妻のブログ「早寝早起き玄米生活」アーカイブから

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月に1日だけオープンする「やまちゃんうどん」

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腹を満たすことだけが役割ではない

仕事仲間であり、友人の山口覚さんが福津市津屋崎の古民家で始めた「やまちゃんうどん」。第一火曜日の昼は、山口さんが月に一度、うどん職人になる日。日時が限定されているため、昨秋の開業以来、なかなか行けなかったが、昨日ようやく、山口さんのうどんを食べることができた。

 

食べ終えて、「おいしい」を超えた何かがあると感じた。居心地の良さや場の温かさがその「何か」かもしれない。感じたままをひとくくりにすると「幸福感」だろうか。うどんを味わうだけではない。うどんで味わう「幸福感」なのだ。

山口さんのうどん作りは自己流だ。「毎回、味が不安定でごめんなさい」と言うが、どの客も、その不安定な味を楽しんでいるように見えた。

正午には満席。厨房は一気に忙しくなる。

山口さんが心を込めて作った一杯。この日の具は、めかぶ、梅干し、天ぷら。昆布と鰹節で出汁をとったつゆは、ほとんどの客が飲み干していた。

 

厨房から、「どうぞ、客同士、お互いにおしゃべりしながら食べてください」と声がかかる。同じテーブルに座った初対面の人と仲良くなる。人とのつながりが楽しい。まるで、屋台のような雰囲気だ。

まちづくりの仲間が作った「かしわおにぎり」。あっという間に品切れに。

支払いは自己申告制。支払ったかどうかの確認もしない。「『黙っときゃ分からん』なんて考える人は津屋崎にはおらん」(山口さん)。

「つながりが苦手、しゃべるのが苦手。でも、温かい空気の中にいたいという人。そんな人も大歓迎です」。山口さんの本業は、対話を軸とするまちづくりのファシリテーター。「長年、まちづくりをやってきて、まちづくりとは福祉だという境地にたどり着いた」と話す。

「旧糀屋」を間借りして運営。津屋崎のまちづくりにも一役買っている。

山口覚さんと妻美佳さん。

 

客のお腹を満たすことだけが飲食店の役割ではない。そんな気づきを与えてくれた「やまちゃんうどん」。

 

毎月第1火曜日の11時30分から14時半(LO14時)。

限定30食、うどん1杯500円。

 

こちらは博多うどん。麺はやわやわです↓

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