俺はミュージシャンだ!
声楽家の千恵と結婚し、僕は音楽にはまった。
千恵の追悼コンサート「いのちのうた」では毎年、サックスでロックンロールを演奏。
ロックを聴くことは好きだったが、まさか自分がステージに立つとは想像もしてなかった。
コンサートでは、フォトグラファーのchiyoriちゃん、Keiko Handaさんが撮影してくれる。
写真の中の自分は、必死の形相だ。
周囲のみんなは、そんな僕を見て笑っている。
2020年3月末、僕は新聞社を定年前に退職した。
今はドキュメンタリー映画やCMを制作したり、
本を書いたり、講演をしたり、野菜を作ったり、ちょこっとアルバイトをしたり。
実家の写真館も時々、手伝っている。
何が本業なのか、さっぱりわからない。
マスコミの取材を受ける際、記者から「肩書きはどうしましょうか」と尋ねられ、困ってしまうことがある。
どさくさに紛れて、ロックミュージシャンと名乗ってみようか。
ブーイングは想定内。
言うたもんの勝ち。
泣いたり、笑ったり。ロックミュージシャンは忙しい。
以下、千恵のブログ。
音楽に出逢わせてくれてありがとう。
音楽療法(2007年4月19日)
午前中、車で糸島の酵素風呂に治療に行ってきました。
ここは今や、私にとって絶対にはずせない治療場。
今日も、遠方からたくさんの人が訪れていました。
断食のコースでは、
白血病を患う12歳の男の子の抗がん剤で壊死してしまった爪が、6日間で新しい爪に生え変わったり。また、抗がん剤で脱毛してしまった乳がん患者の人が、1週間で信じられないほど毛が伸びてきたり。断食以外でも、90キロを超えていた肥満体の男性が、しばらく通うことで54キロになったり。
信じられない話ばかりですが、事実は事実。
ここに来ると、人間には、回復しようとする力があるのだと学びます。
治そうという意欲も湧きます。
皆さん快方に向かっています。
私もそう。
科学的に説明はできませんが、
不思議ですけれど、入るだけで身体は快適になります。
信じて続けることに意味があると思っています。
治れば、なお良し。
酵素風呂と普通の風呂の違いは、毒素を排出する力の違い。
今、流行のデトックス力ですね。
さて。
1人で運転する時は、車はオーディオに早変わり。
誰にも迷惑がかからないし、大音量で聴くことにしています。
どのくらい大きいかというと・・・
ついてこられたことないけど、
多分、白バイが後ろからついてきてもわからないくらいの音量^^;
免許を取って、一番先にしたかったことが、これでした。
結婚後、家族でドライブ時のBGMは、大抵「ディズニー」か「童謡」か「島唄」(ムスメ優先)か「Queen」(旦那、年に数回)です。
だから、もちろん1人の時に限ります。
高速と、新緑の美しい山の中を走る時は、グリーグかチャイコフスキーかラフマニノフのピアノコンチェルトと相場は決まっています。
何かに集中したい時は、エディット・マティスかルチア・ポップかバーバラ・ボニー。
音楽には、人を癒やす力があると信じています。
これらの音楽を聴くと、小さい頃から体中の毛穴が開くような感覚(鳥肌)を味わってきました。
本来ならば、生の演奏を聴きに行くのが一番なのですけれど。
夜遅くなるし、人ごみは危険がいっぱいだし・・・
もうしばらくは控えます。
ここで、クラシックにちょっとでも興味がわいた方向けに、素晴らしい本を一冊紹介。
小栗勘太郎さん(ペンネーム)が書く「音楽ダイアリー SIDE A」。
クラシックを学んできた私。
完全に、完敗です。
他の追随を許さない知識の豊富さ。
音楽を楽しむ心意気。
知識の幅も、膨大です。
クラシック、ジャズ、ポップス。
なんでもござれ。
文章も、読んでいて楽しい。
まずはご一読を。