食を通じた「生教育」を語る助産師
亡き妻千恵が大切にした「食べることは生きること」。
この言葉の意味を教えてくれたのは、福岡県行橋市の内田美智子先生だ。
食を通じた「生教育」の語り手でもある。
千恵は、内田先生を姉のように慕い、母のように頼りにしていた。
内田先生の著書「ここ」の表紙カバーのイラストは、娘のはなが4歳のころに描いた家族の絵。左がパパ、右はママ。真ん中の娘は手を上げて喜んでいる。頭から出ている芽は「いのち」を表現。千恵はこのイラストをとても気に入っていた。
段ボールの造作物は、千恵の手作り。
2007年6月、内田先生と千恵は急接近した。僕が内田先生の本作りに携わった縁で引き合わせた。千恵が亡くなる直前、内田先生は頻繁に自宅に見舞いに訪れた。
ストレスで何も食べられなくなった僕を叱り、介護で心が折れそうになった夜は「今、踏ん張らないでどうする。千恵さんには信吾さんしかいないから」と励ましてくれた。
以下、本日紹介する千恵のブログ。
内田先生との「再会」を喜んだ千恵。
この日から約1年間、短い期間ではあったが、千恵と内田先生の濃密な付き合いが始まった。
初めて病院を訪れた日、内田先生から聞いた、授乳中の母親の一言。
「じゃあ、おっぱいやめます」。その理由とは‥。
「じゃあ、おっぱいやめます」(2007年6月22日)
福岡県行橋市の「内田産婦人科医院」へ行ってきました。
産科、婦人科には、昼も夜もありません。
内田美智子先生です。
また、ハグハグしてしまいました。
すかさず、内田先生とのツーショットを。
産科、婦人科には、昼も夜もありません。
夜中も呼び出されるから、ご自宅も病院も同じ敷地内。
ご自宅も兼ねた病院の外観は、こんな感じ。
ご自宅も兼ねた病院の外観は、こんな感じ。
玄関を入るとすぐに飛び込んでくる、こちら。
どこに行っても、先に目がいってしまいます。
年に数回、こちらでサロンコンサートも開かれているそうです。
どこに行っても、先に目がいってしまいます。
年に数回、こちらでサロンコンサートも開かれているそうです。
壁紙一枚貼るのにも気を遣い、化学的な塗料は一切使ってないそうです。
全てが木造りの、温もりのある空間でした。
木造りだから、音がよく響くだろうな~。
内田美智子先生です。
最近お会いしたばかりなのですが。
実は7年前に、私たちは違う形で会っていたのです。
再会は、運命でしょうか。
たまたま私が行った日に、先日お会いした助産師の福田美幸先生もいらっしゃいました。
これもやはり、たまたまじゃなくて、必然というやつでしょうか。
これもやはり、たまたまじゃなくて、必然というやつでしょうか。
また、ハグハグしてしまいました。
すかさず、内田先生とのツーショットを。
「福田先生は、飛ばしやさんよ~♪」と内田先生。
どんなにおっぱいがつまった人も、福田先生の手にかかると、ピューピューおっぱいが出るようになるそうです。
さて、福田先生とのハグもすんで、
ピアノの先にある螺旋階段を登ると・・・・
そこにいたのは・・・
産まれて3日ほどたった赤ちゃん。
沐浴が終わったばかり。
湯気が出ていて、ほやほやです。
かあああわいいいいいい~~~~~。
何時間見ても、見飽きません。
内田先生いわく「赤ちゃんは、ものすごいエネルギーのかたまりだから、こちらもすごく元気をもらえるの。例えば、腰のまがったおばあちゃんに赤ちゃんを抱かせると、腰がしゃきっと伸びるのよ」と。
ガラス越しでしたが、私もエネルギーを分け与えてもらいました。
かあああわいいいいいい~~~~~。
何時間見ても、見飽きません。
内田先生いわく「赤ちゃんは、ものすごいエネルギーのかたまりだから、こちらもすごく元気をもらえるの。例えば、腰のまがったおばあちゃんに赤ちゃんを抱かせると、腰がしゃきっと伸びるのよ」と。
ガラス越しでしたが、私もエネルギーを分け与えてもらいました。
内田産婦人科医院のある日の昼食。
食事は、基本和食。
お肉は、週に1回だけだそうです。
お野菜は、一部ここで作られています。
お肉は、週に1回だけだそうです。
お野菜は、一部ここで作られています。
敷地内にある畑。
キャベツとジャガイモ、ご~ろごろ。
ヤマイモさん。
ちゃんと、循環しています。
完全無農薬の「元気野菜」たち。
と、いろいろ話していたら、先生、お産に呼ばれたみたい。
内田先生、「ジャガイモ、掘って、持って帰って~」と言いながら、奥の方へ行ってしまわれました。
お産は、24時間フル活動。
いつやってくるかわからないものですものね。
お仕事中に、失礼いたしました。
お話の中で、驚いたこと。
先生から聞いた、あるお母さんのセリフ。
「授乳中の喫煙は、赤ちゃんに悪いんですよね?
じゃあ、タバコはやめられないから、おっぱいやめます」って。
えええええええええええ~~~~~!!!
どんだけええええ~~~~~!!!
と、先生も、若いお母さんたちの教育に、頭を抱えていらっしゃいました。
私の女性友達にもタバコを吸っている人はいます。
でも、皆さん、妊娠や授乳はしていないし、マナーを守って吸っている方ばかり。
内田先生のお話は、強烈でした。
まずは、お母さんの教育から。
日本の未来が明るく美しいものになるために、私たちは何をすべきなのか・・・
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