「負けてたまるか」
本日紹介する千恵のブログは、乳がん治療の話。
自分自身の備忘録。加えて、がん患者、その家族に向けた発信だったに違いない。
締めくくりは、お約束の笑いネタ。
ふざけているように感じる人もいるだろうが、
僕には、「負けてたまるか」という妻の強い意志が伝わってくる。
※以下、2007年当時の情報です。
ちょっとやられてます 〜ナベルビン投与開始〜(2007年7月9日)
予防の意味でのナベルビンの投与を、先週金曜日より開始しました。
主な副作用は、ナベルビン投与後数時間~数日は
吐き気、嘔吐、発熱、アレルギー反応(皮膚の赤み、かゆみ、じんましん)血管炎、血管外漏出、静脈炎、食欲不振、倦怠感、便秘、下痢、食欲減退。
数日、数週間
あんまり、うれしくないけど。
食べないでやせた分は、すぐに元に戻るので、あんまり気にしないことにします。
ここ数日、副作用でちょっとやられていますが、ぼちぼち元気にやっています。
抗がん剤は、どの薬も「耐性」という性質を持っています。なので、一度使った薬は、使っても効果が得られないことが多く、二度使うことは滅多にありません。
抗がん剤は、どの薬も「耐性」という性質を持っています。なので、一度使った薬は、使っても効果が得られないことが多く、二度使うことは滅多にありません。
抗がん剤であるハーセプチン(点滴薬)は、効果が出る人と出ない人に分離され、私は効果が出ない人という検査結果。
ゼローダが合わなかったので、ゼローダの兄弟分にあたるTS-1も、効果はそんなに得られないだろうとのこと。
で、選択肢はどんどん減ってくるわけですが、今後、厚労省より認可されていく薬も多々待ち構えているわけで、今使っている薬が効かなくなってくる頃に、新しい薬の認可が下りて、使えるようになります。
ゼローダが合わなかったので、ゼローダの兄弟分にあたるTS-1も、効果はそんなに得られないだろうとのこと。
で、選択肢はどんどん減ってくるわけですが、今後、厚労省より認可されていく薬も多々待ち構えているわけで、今使っている薬が効かなくなってくる頃に、新しい薬の認可が下りて、使えるようになります。
そういう新しい薬は、日本での症例はほぼありませんが、欧米では多くの症例が出ているので、まあ、安心して(?)使えるようになるというわけ。
というわけで、選択肢は少なくなりましたが、ハゲと浮腫がきつい薬であるタキソテールに戻らなくてよかった、と胸をなでおろしているところです。
というわけで、選択肢は少なくなりましたが、ハゲと浮腫がきつい薬であるタキソテールに戻らなくてよかった、と胸をなでおろしているところです。
今使っている薬、ナベルビンは、元々、肺がんの治療薬として長く使われているもの。
近年、再発乳がん(遠隔転移)にも効果が認められ、使われています。
近年、再発乳がん(遠隔転移)にも効果が認められ、使われています。
主な副作用は、ナベルビン投与後数時間~数日は
吐き気、嘔吐、発熱、アレルギー反応(皮膚の赤み、かゆみ、じんましん)血管炎、血管外漏出、静脈炎、食欲不振、倦怠感、便秘、下痢、食欲減退。
数日、数週間
白血球減少
それと、ちょっと微熱(37度4分くらい)。
今は、口内炎、だるさ、食欲不振を感じています。それと、これは私だけかもしれませんが、体の内側から、針で刺されたようなちくちくとした痛みを感じています。
出た。抗がん剤、ダイエット。
投与4日目にして、あっという間に20歳時の体重になりました。
今は、口内炎、だるさ、食欲不振を感じています。それと、これは私だけかもしれませんが、体の内側から、針で刺されたようなちくちくとした痛みを感じています。
出た。抗がん剤、ダイエット。
投与4日目にして、あっという間に20歳時の体重になりました。
あんまり、うれしくないけど。
食べないでやせた分は、すぐに元に戻るので、あんまり気にしないことにします。
今後の検査の結果によるので、良い結果が出るように頑張りたい。
パソコンにも、あんまり近づきたくない気分の時もあり、今後は、ぼちぼち書くようになると思います。体調が悪くなったわけではないので、ご心配なく。
パソコンにも、あんまり近づきたくない気分の時もあり、今後は、ぼちぼち書くようになると思います。体調が悪くなったわけではないので、ご心配なく。
血管炎予防のため、ホットパック(じんわり温かいタオル)で腕と血管を温めます。
血管の出にくい私。
医師の配慮により、点滴ではなく、注射にてナベルビンを投与される。
ぶっとい針です。痛みは感じませんでした。
血管炎予防のため、血管内にナベルビンが残らないように、すぐに生理食塩水で洗い流します。
その後、改めて生理食塩水を投与。
あ~、この天井見てると、いろんな思いがよぎってきます。
天井を見ない生活、目指したい。
ところでこの写真、看護士さんに頼んで撮ってもらったもの。
看護士さんが、「きゃ~。ちゃんと撮れたかしら~?」と言うので、担当医が「どれどれ」とチェックしてくれました。
しかし、担当医、間違えて、前の写真をクリック。
「あっ・・・ごめん」
どうやら、「めまん」を見られた様子。
その後、にこやかに、無言でカメラを返してもらいましたが。
何か!何か、コメントを!!