はなちゃんのみそ汁 番外篇

亡き妻のブログ「早寝早起き玄米生活」アーカイブから

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心に染みる母のやさしさ

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一旦はあきらめたが・・・

ツクシの卵とじが、急に食べたくなった。

近所のスーパーに並んでいるツクシは、驚くほど値が高い。

3月も下旬だが、ツクシ採りの名人でもある母に相談すれば何とかなるだろう。

ラッキーなことに午後の予定は何もなかった。

午前中に仕事を終わらせ、宮若市の実家に車で向かった。

「もっと早よ来な。この時期に、ツクシやらあるわけなかろうもん」

母はそう言いながらも「秘密の場所があるけん」と連れて行ってくれた。

「秘密の場所」に案内する母(2023年3月19日)

ツクシが枯れるころになると、同じ地下茎からスギナが顔を出す(2023年3月19日)

故郷の農村風景(2023年3月19日)

菜の花畑(2023年3月19日)

そこは2年前、側溝を飛び越えようとした母が転んで田んぼに顔から突っ込み、右手首を骨折した場所だった。あのときも、「ツクシ採りに行くなら2月ばい。3月は遅すぎる」と指摘されていたことを思い出した。

なぜ、こんなに学習能力がないのだろうか。つくづくそう思う。

2年前、右手首を骨折(2021年3月9日)

秘密の場所は空振り。

別の場所にも移動したが、やっぱり、ツクシは見当たらなかった。

ツクシ採りの名人も「今年は気温が高かったやろ。仕方ないね」と白旗。

僕もあきらめ、地元の農産物直売所で親鶏の甘辛煮を買って、自宅に戻った。

ハイボールに合う「親鶏の甘辛煮」(2023年3月19日)

夜、親鶏をつまみにハイボールを飲んでいると母から電話がかかってきた。

「あんたが帰った後、別の場所にツクシを探しに行ったら、あったばい」

ゆでて冷凍しておいてくれるそうだ。

 

ありがたいなあ。

来月、また帰ろう。

母さんの好きな「揚子江の豚まん」を手土産に。

 

 

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