白魚の踊り食い
毎春、家族3人で白魚(しろうお)を出してくれる飲食店に行った。
白魚を食べない千恵が、なぜか、いつも注文していた。
白魚の踊り食いは、福岡の春の訪れを告げる料理だ。
寒さは、がんの大敵。
家族で白魚を見つめながら、これから暖かくなる季節を喜び合った。
2008年4月も、家族で白魚を食べに行った。
その数週間後、千恵のがん細胞が騒ぎ始めた。
あれから15年が過ぎた。
白魚には何も罪はないが、まだ、食べる気にならない。
博多の風物詩(2008年4月14日)
白魚です。
ペットではありません。
博多の、今の時期だけの「旬」の食べ物。
これをすくい、ポン酢をかけて、喉越しを楽しむ料理。
え?
私?
・・・
食べませんでした。
だって、ムスメが、名前をつけて、持って帰る気まんまんだったから。
食べた人は、後からアップします。
今頃、エラ呼吸になっとるでしょうな。
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