謙虚に慎ましく生きる
昨日、2カ月ぶりに実家の宮若市に帰省した。
実家に向かう途中、脇田温泉の近くにある農産物直売所「ドリームホープ若宮」に寄った。
今は、真竹が旬。タケノコよりも小ぶりで柔らかい。
タケノコがもうすっかり竹になった梅雨前ぐらいに出てくる。
ドリームホープ若宮では、ゆでた真竹が300グラム150円で販売されていた。
めちゃくちゃ安い。
真竹(2袋)と激辛キムチ(5袋)と塩麹にんにく(1瓶)と辛子明太子(1パック)を買った。ほとんどが、地元農家の手作りだ。
実家に帰ると、母が「あんたが好いとるけん、作っとったばい」。
母から手渡されたタッパーの中には、真竹とじゃがいもの煮物が詰められていた。
そんな予感がしていた。
父(88歳)は現役の写真家。母(82歳)は「食料探し」が趣味。
高齢だが、元気で病気知らず。頭もしっかりしている。
両親は、外食をしない。
というか、周辺には外食するような店がない。
ずっと、地元でとれた季節の食材を自分で調理して食べてきた。
豊かな自然に囲まれた宮若で、ストレスフリーな田舎暮らし。
自炊する。歩く。笑う。のんびり過ごす。謙虚に慎ましく。少欲知足。
健康長寿の秘訣はここにある。
実にシンプル。都会に住んでいても、やろうと思えばできないことはない。
以下、本日紹介する千恵のブログ。
「病の原因は、私の中にある」という千恵の言葉が胸に刺さる。
究極のエコカー(ままちゃり)で行ってきて、今帰ってきました。
もう、ここには書くことができないほどの、感動です。
ここで一句。
死ぬ前に~
一度は聞こう~
東城百合子講演会~(字余り)
お話を聞いて、自分が今やっていることが間違いではないということが確認できたし、自信も少し湧いてきました。
東城百合子さん、御年82歳。
もうひと方、私が知っているスーパーおじいちゃん。
松岡四郎さん、80歳。
(おじいちゃん、おばあちゃんって呼ぶのは、失礼なのかも・・・)
お二人に共通すること。
それは、食べ物を正したこと。
生き方を変え、運命を変えたこと。
80代で、あの雰囲気、若さ、頭の回転の良さ。
食べ物です。
食べ物は、命なり。
東城先生は、私の予想と違って、とても厳しい方でした。
でも、言葉の中に、愛がありました。
たくさんの人から相談を受けるんですって。
「先生の本を読みました。でも、どうしても甘い物がやめられないんです。タバコが、やめられないんです。肉をもりもり食べたくなるんです」って。そんな人たちには、言うのよ。
「あらそう。じゃあ、死ねば、って」
会場、爆笑。
確かに、人は、死ななきゃわからないのかも。
私も、そうだ。
死を目の前にぶら下げられないと、わからなかった。
誰かからぽんっと背中を押されたら、三途の川へ落ちてしまうすれすれのところまでこないと、わからなかった。
誰かからぽんっと背中を押されたら、三途の川へ落ちてしまうすれすれのところまでこないと、わからなかった。
病の原因は、私の中にある。
原因を、根を、自分で追求していかなければ、治らない。
大事なのは、枝葉ではなく、心(根っこ)だ。
それに、改めて気づく。
82歳のおばあちゃんが、立ちっぱなしで、水も飲まず、休みもせずに、3時間しゃべる、しゃべる。質問し、すぐに答えられない会場の人を、叱る。
今までやってきたこととリンクすることがい~~~~~っぱいありました。
私はまだまだだ、と思い直した3時間。
やれることは、たくさんある。
また、前を向いて歩むのみです。
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千恵が愛読していた東城先生の著書。
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宮若の「食育」仲間が作ったカルタです。娘も小学生のころ、これで遊んでいました。