はなちゃんのみそ汁 番外篇

亡き妻のブログ「早寝早起き玄米生活」アーカイブから

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亡き妻のブログに影響を受けた母親との出会い

変わるべきは子どもではなく・・・ 昨日、愛知県日進市で話をさせてもらった。 三重県四日市市から駆けつけてくれた2人の母親がいた。 母親の1人、赤星純子さんは、16年前、亡き妻千恵のブログに出会って「人生が変わった」と打ち明けてくれた。 それまで、…

名古屋の夜はこれ一択

しあわせな夜 新幹線で名古屋に到着。ホテルで担当者との打ち合わせを終え、夜の街を1人うろうろ。 ネオン街を歩いていると、良いにおいが漂ってきた。 腹が、ぐーーーっと鳴った。 入る店は決めていた。伏見駅から徒歩6分。納屋橋を渡ってすぐのところにあ…

野外ロックフェスを企画したお坊さん

熱意が人の心を動かす 妻の追悼コンサート「いのちのうた」を毎年続けてきた。 今年で17回目(2024年10月14日の予定)。 そのコンサートに数年前から家族で参加してくれているお坊さんがいる。 常福寺の堀田顕英さん。 2020年3月末、新聞社を早期退職した後…

タイから帰国し、すぐに食べたかったもの

それはタイです 福岡空港に到着後、福岡県糸島市の産直市場「伊都菜彩(いとさいさい)」に向かった。お目当ては、糸島の鮮魚。しばらく日本食から遠ざかっていたため、帰りの飛行機の中で、タイの刺身が食べたくなったのだ。 空港から都市高速に乗って「伊…

切ない気分も感じたタイ旅行

滞在中は花粉症が改善 3泊4日のタイ旅行。遺跡巡りから市場の散策、アクティビティやナイトスポットも楽しんだ。物価は安く、治安もいい。滞在中は、日本で悩まされていた花粉症も改善。充実の4日間だった。 古都アユタヤでゾウに乗って、ラジャダムナンスタ…

タイから帰国

何もかも忘れて遊んだ もう動けません。 たまにはいいよね。 おやすみなさい。 スワンナプーム国際空港のラウンジでビールを飲みながら寝落ち(2024年3月5日24時20分) hanamisosoup.com Singha(シンハー) ビール 缶 ピルスナー タイ 330ml×24本 Singha(シン…

花粉症からの逃避旅行

微笑みの国へ 花粉がつらい。 つらすぎる。 海外に逃避するしかない。 そんな思いつきでタイに向かった。 福岡空港からスワンナプーム国際空港まで、直行便で約6時間(時差2時間)。午前11時40分に離陸し、日の高いうちにバンコクのホテルに到着した。 最初…

わが家の和室は桜が満開

ひな祭り 今のマンションに住むようになって21年。 水回りをはじめ、あちこち修理が必要になってきたので、思い切ってリフォームをすることにした。 わが家の和室は啓翁桜が満開。 クロスはさくら色に張り替えようか。 考える時間が楽しい。 この景色も今年…

90歳、父は現役カメラマン

飲酒に煙草、病気知らず 3月1日は父の誕生日。 昭和9年生まれ。90歳。 父は70歳ぐらいまで、酒を浴びるほど飲み、煙草を吸いまくっていた。最近、歯が抜けて、大好きだったホルモンが食べにくくなってきたようだが、心と体は健康そのもの。国が推奨する健康…

痛みが治まらず受けた前立腺がん検診

エンディングノートを準備 場所が場所なだけに、しばらくの間、放置していたのだけど。 実は、年明けから、左側の睾丸の付け根あたりが、ずっと痛くて。 1日に3〜4回ほど鈍痛が襲っていた。 2月上旬、かかりつけ医に相談したところ、「ちゃんと検査を受けた…

命がけであなたを産んだ⑩(番外編)

生きている間にやるべきこと 3年ほど前から、それまで手付かずだった千恵の遺品を片付ける習慣が身についた。 今朝、アルバムを整理していると、学生時代の千恵の写真が出てきた。 僕と出会う少し前の千恵。 今のはなと同じくらいの年齢だろう。 大学生時代…

命がけであなたを産んだ⑨(最終話)

妻がこの世にいた証し あまりに唐突な問いだった。どう答えればいいのか。僕は一瞬、戸惑った。 娘が12歳の夏、妻の遺影を見ながら、こうつぶやいたのだ。 「ママはどうして、私を産んだのかなあ。もし、私を産まなかったら、今も生きていたかもしれないよね…

命がけであなたを産んだ⑧

子守唄は「ゆりかごのうた」 はなは、病気もせず、すくすくと育った。僕と千恵の体調も良好だった。 6月には親子3人で長崎県佐世保市のハウステンボスに行った。8月は、福岡の夏の風物詩、大濠公園の花火大会を自宅のバルコニーから眺めた。いつも、自宅に友…

命がけであなたを産んだ⑦

母になれた喜び 2003年3月29日、親子3人と犬2匹は、福岡市中央区六本松の新居に引っ越した。 千恵は、真新しいソファに腰掛け、母子手帳をうれしそうに、じっと見つめていた。はなを出産した浜の町病院は母乳育児を推奨していた。 千恵は、はなに「愛」を食…

命がけであなたを産んだ⑥

娘の名前に込めた思い 娘の名前はすぐに決まった。 平仮名で「はな」と名付けた。 僕たち夫婦は病気をした。病気が、1人では生きていけないことを教えてくれた。 支えてくれた周囲の人たちの言葉や行動に「愛」を感じた。 花は愛すべき人に贈る。 受け取った…