リハーサルに遅刻
2001年8月5日、僕たちは、カトリック古賀教会で結婚式を挙げた。
式当日は、トラブル続きだった。
午前中、僕はテレビのアビスパ福岡の特別番組にかじりついていて、結婚式のリハーサルに遅れてしまった。その上、自分の指にはめる結婚指輪を洗面所に置き忘れていた。普段は温厚な千恵が珍しく怒った。
「もう、何しよったとね。これ使わんね」
そう言って千恵が差し出したのは、1年前の彼女の誕生日に、僕がプレゼントした銀の手作り指輪だった。
披露宴会場は、1999年に千恵と再会して食事をした福岡県福津市の「エンゾ」。
アビスパ福岡の三浦泰年選手と久永辰徳選手が司会を務めてくれた。
僕の高校の同級生、栗原、時枝、藤村の3人がバンドを組み、演奏。
千恵の学生時代の音楽仲間が「アメイジング・グレイス」を合唱した。
千恵の弟2人のダンスに腹を抱えて笑い、友人や恩師、上司のスピーチに泣かされた。
締めくくりは、千恵が一人暮らしをしていたアパートの近くで居酒屋を経営していた中島哲郎さん。哲さんは、僕たちが食事に行ったとき、いつもみんなで歌った「カントリー・ロード」をギターで演奏してくれた。
その後、毎年8月5日を迎えるたびに、行き当たりばったりだった結婚式を思い出し、2人で大笑いした。
あれから21年。
記念日を振り返る“相棒”が横にいないのは寂しいが、祝ってくれる仲間たちがいる。
暑い夏の思い出(2007年8月6日)
そういえば、昨日は結婚記念日でした。
くそ暑い日に、クーラーのついていない教会で地味に式を挙げました。
あの日、よくぞ、皆さん来てくださいましたね。
暑い真夏日に結婚式して、ご迷惑をおかけしました。
旦那はそれに夢中で。
「早く行かんと、証人ご夫妻も来られているだろうし、第一、本人たちが遅れたらまずいやろ!」と、何度も言っても旦那は「だいじょーぶ、だいじょーぶ。15分もあれば教会に着くけん、絶対大丈夫。間に合うって!」
しかーし。
結局、ぎりぎりになり。着いた時には、お客さんは到着しているし、証人のご夫妻を待たせるし、リハーサルもできずにぶっつけ本番になったし。私の父は父で、当日になって、「何で俺がお前と一緒にバージンロードば歩かんばいかんとか。勘弁して」(おいおいとーさん、勘弁してはこっちのセリフよ・・・。そんな父も、この夏4回目のお盆。天国で何を思っているのやら)とか言い出すし・・・。
旦那は指輪は忘れるし・・・で、散々でした。
でも、今となっては、良い思い出です。
昨夜は、いろんな人と出逢いがあったりして。
お互い、すっかり忘れてたのよね・・・。
たくさんの愛情あふれる人々に会った帰り道。
旦那が「今年は、な~んもないばい」
私も「な~んも用意しとらん」
「お互いさまやね・・・」
7年目に突入した「がんと私と旦那の結婚生活」。
途中で、思いがけなくムスメもそれに参加することになり。
3人で、泣いたり笑ったり。
これからも、がんとともに歩むことになるのだろうけれど。
なんとかなるさあ~
で、乗り越えていきたいと思います。
よく、6年間も我慢してくださいました。
「がんとムスメと、時々、旦那」に感謝の日でした。
たくさんの愛情あふれる人々に会った帰り道。
旦那が「今年は、な~んもないばい」
私も「な~んも用意しとらん」
「お互いさまやね・・・」
7年目に突入した「がんと私と旦那の結婚生活」。
途中で、思いがけなくムスメもそれに参加することになり。
3人で、泣いたり笑ったり。
これからも、がんとともに歩むことになるのだろうけれど。
なんとかなるさあ~
で、乗り越えていきたいと思います。
よく、6年間も我慢してくださいました。
「がんとムスメと、時々、旦那」に感謝の日でした。
追伸:私たちと奇遇にも同じ結婚記念日になったaikuraさんご夫妻。
1日遅れましたが、結婚記念日おめでとう。
1日遅れましたが、結婚記念日おめでとう。
お祝いに、ピーチピチのムスメの尻のような桃をどうぞ^^
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